駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

豪雨と電車事情

2020年01月08日 | 駄日記
1月8日(水) 小雨が降ったので走るのは止め
今日は昨日に続いて雨が降り、しかも午前中は豪雨だという予報。
今まで台風だとか大雨が事前に分かっている日は、名古屋からの帰宅難民が嫌なのであらかじめ年休を取るのだけれど、今日は午前中だけの通り雨のような予報だったので、普段通り出勤した。
大雨を覚悟して出勤したが、名古屋に着く午前8時は、まだ小雨だった。
その後はずっと窓のない事務所で仕事していたのでよくわからなかったけれど、「台風のような豪雨」でもなかったようだ。
帰りの電車は、ダイヤが乱れて大変かなと覚悟を決めていたけれど、そうでもなかった。

以前、今の職場で残業していたら大雨で電車が止まり、家に帰れず休憩室で夜を明かしたことがあったが、その経験から天候不順に神経質になっている。
前に見た夢だが、名古屋の仕事場で大地震に襲われ、鉄道も道路も寸断され、一生家に帰れなくなるという悪夢を見て飛び起きた。
大袈裟な話ではなく、そのうち必ず起こるといわれ続けている「南海トラフ地震」が中部地方に起きて、津波がひとたび遠州灘や三河湾を襲えば、新幹線もJR東海道線も名鉄も、国道も東名も全部同じ場所を走っているので全滅必至だ。
つい先日、暮れのことだが、強風のため豊川(とよがわ)の鉄橋を電車が渡れず、快速電車が間引き運転となって普通電車で揺られて帰ったが、豊橋に着いたら2時間かかっていた。
こんなことはしょっちゅうあって、帰ってこれただけでもラッキーだなんて思ってしまう。

10数年名古屋へ通勤しているが、これももうすぐ終わる。満員の通勤電車のストレスもさよならだ。
新幹線通勤の時は楽だった。名古屋城近くのビルで今よりも1時間遅く家を出ていたが、それでも充分間に合った。決して遅れないし事故もない。座席も広いし必ず座れたし、座ったと思ったら20分で名古屋へ着いてしまう。さすがに世界に誇る新幹線だ。

自分は、それ以外にもローカル線も利用しており、自宅の最寄り駅から豊橋まで10分ほど渥美線に乗っていて、毎日、早朝にもかかわらず超満員になる。
今朝、豊橋駅に到着する二駅前の「小池」を過ぎたところ、車内から「人が倒れました。駅員を呼んでください!」と男性の声が上がった。乗客の一人が貧血か何かで倒れたのだろうか。
でも、微妙な感じ。満員で皆立っていて、どこで誰が倒れたかは見えないし、電車は走っている。自分の周りの人はきょろきょろするだけで、静まり返っている。
すると、今度は男性ではなく女性の声で「早く駅員を呼んでください!」と前に向かって叫んでいるようだ。
乗務員は運転手と車掌の2名だが、「駅員」の呼び方はスルーするにしても車掌がどこにいるのかもわからない。
たぶん、運転席に運転手と一緒ににいるであろうと想定して声をかけているのだろうが、渥美線の車掌は、駅に着くなり降りて切符の確認をするので、常に動いているのだ。
そしてすぐに終点直前の「柳生橋」に停まり、3~4分ほど停車状態が続いた。たぶん、超満員のなか車掌が駆け寄って何らかの対応をしたと思うが、その駅は無人駅だし、どうすることもできないはずだ。
柳生橋から終点の豊橋までは普通に動けば2分もかからない距離。一刻も早く豊橋駅に着いて、待機する駅員が救急車を呼ぶなりした方が安全だし安心なのだが、呼ばれた以上放置できないだろうし、とにかく確認をするという決まりなのかもしれない。
5分ほど遅れて豊橋駅に着いた。いつも猛ダッシュで乗り換えの名鉄駅に向かう乗客が大勢いるが、電車が遅れた分、乗り遅れた人もいるのではないか。

もちろん人命救助は第一優先。誰もが納得だし文句を言うこともなかったが、何かと考えさせられた一日だった。
コメント
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