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キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~

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魂をぶっ飛ばされる快感 ―大竹伸朗「全景」展

2006年11月19日 | アート
てなわけで、行って来ました、大竹伸朗「全景」展

もうね、3Fに展示してあるスクラップブックからして、イッちゃってます。

つれあい「狂ってるね~」(←誉め言葉)
偏屈王 「ああ、キ○ガイだね」(←誉め言葉)


ちょっと“アール・ブリュット”を彷彿とさせます。
私の好きな、ヘンリー・ダーガーと同じニオイがする。

いやー、すごい!
これ本当に一人の人間が創ったの?

・・・・・・ていうくらいの作品、作品、作品。

あの広いMOTの壁面を、すべてシンローの絵やオブジェが埋め尽くしてました。
企画展の場所のみならず、常設展の場所もですよ?
んもう、マグマの様にエネルギーが噴出してます。

この人はもし芸術家じゃなかったら、人を殺すか死ぬかしてたでしょうね。


中谷彰宏が言っててなるほど!と思った話。
「量より質」と言うけれど、本当の天才は「量より質より量」なんです。

手塚治虫しかり。
横尾忠則しかり。

そしてシンローもしかり。

夕方の4:30くらいからMOT全館に大音量のNoiseが鳴り響き始めました。

B2~3Fが吹き抜けになってる広いロビーには、シンローの創った掘っ立て小屋のようなDJブースがあるんですが、なんとそこで本人がDJプレイしてる~。

・・・というわけで、思いがけずシンロー本人も見れてなかなか楽しい半日でした。
冷たい氷雨が降ってたけど、思い切って出かけてよかったな。

美術に限らず、音楽でも文芸でも服飾でもなんでも、アートを志す人はMOTに行って、シンローに魂をぶっ飛ばされといで!


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