最近読んだ本

なんか涼しくなりましたねぇ。
やっとクーラー無しで眠れるようになりました。

しばらく更新が途絶えるかもしれません。
コメントやTBのお返事も遅れるかと思いますが悪しからず。


◆最近読んだ本

「物のかたちのバラッド」　片岡義男

「メトロポリタン」　阿刀田高

「他人の顔」　安部公房（超ナナメ読み）

「コール」

（ネタバレあり）

犯人グループの真の目的が解ってみれば、なんだか非常に哀れに思えた。
だけど、その部分をもっとサスペンスフルに徐々に徐々に観客に解らせればよかったのに。
台詞で説明するんではなくて。

最後がアクション巨編になってしまうのは良いんだが（良かないか？）、ダコタのお父さんてば幾らなんでも身体動きすぎ！
麻酔科の医者なのに、ジャッキー・チェン張りに走行中の車の下をくぐりぬけたりして、「あんた何者だよ？」と思わず画面に突っ込みました（笑）。

ケヴィン・ベーコンがエロかった。
濡れ場でシャーリーズ・セロンが「攻め」、ケヴィンが「受け」の演技だったんだけど、男優でこれほど「受け」の縁起が上手い人は少ないと思う。
そして大量失血から来る体温低下の演技がもんのすごく上手かった。
こんなに演技の上手い役者だとは今までとんと気付かなかった。
すまん、ケヴィン。

それから、コートニー・ラヴが時々京歌子に見えてしまい、弱ったなと思った（笑）。
何だろう、髪型が良くなかったのか・・・？

「スーパーマン・リターンズ」

8月20日のレイトショーで鑑賞。

ブライアン・シンガー監督のこの映画にかける愛情や敬意が感じられる、上質な作品だった。

映像に関しては文句なしにパーフェクト。
今現在の技術で出来ることをすべてやっていると思う。

墜落するジャンボ機を受け止めるスーパーマンのスピード感とパワフルさ。
一転、メトロポリス上空をロイス・レインと空中散歩する、その静謐なロマンティシズム。

美術と衣裳も素晴らしい。

パソコンやカメラ付き携帯が登場するから舞台は現代なんだろうが、デイリー・プラネット社のあのアールデコ調の外観といい、クラーク・ケントやロイス・レインのミッドセンチュリー風のどこかレトロな感じの衣装といい、いい意味で架空の都市「メトロポリス」の雰囲気が出ていた。

ただストーリーはもっとタイトに2時間強くらいに編集した方が良かった。
スーパーマンのファンとかマニア以外の人には、やや冗長に感じられてしまうのではないか、心配だ。

でも、監督の思い入れがあるとどうしても長くなっちゃうんだよねぇ（笑）。
ほら「タイタニック」もそうだけど。

なんたってブライアンはこの映画を撮るために、自身の代表作の「X-MEN　３」のオファーを蹴ったんだもんね。

役者陣も素晴らしかったが、その話はいずれまた。

最近読んだ本

「わがタイプライターの物語」
　ポール・オースター　サム・メッサー絵　柴田元幸　訳

　絵が素晴らしい。油絵を描きたくなる。

「あるような　ないような」
　川上弘美

　ほのぼのしてておかしくてシュールで淋しくて哀しい、川上ワールド。

「ココロの止まり木」
　河合隼雄

　囹圄（れいご）・・・・・・牢屋、獄舎を意味する。初耳。漢字変換できるのに驚き。

「ストーリーの迷宮」
　阿刀田高

　旧約聖書　アブラハムとエジプト女ハガルの息子が後のイスラム教徒の祖。

ハンカチ王子

いやー、素晴らしかったですね。
甲子園の決勝戦。
早稲田実業の選手の皆さんも駒大苫小牧の選手の皆さんも本当にお疲れさまでした。

力投した早実の斉藤投手についたあだ名が『ハンカチ王子』だそうですが・・・。

偏屈王　：「私が斉藤君だったらやだなぁ、そんなあだ名」（笑）

つれあい：「たしかに。なんか吉田戦車とかしりあがり寿の漫画のタイトルみたいだよね」

偏屈王　：「はは、ほんとだ。なんかいいあだ名彼につけてやりたいよね」（←偉そう）

つれあい：「『長袖紳士』ってどうよ？斉藤君だけ長袖のアンダーシャツ着てるから」

長袖紳士・・・なんかハンカチ王子とあんま変わんない気がしますが気のせいでしょうか（汗）。

そういうお前はいいあだ名考えられるのか、って？

う～ん、『ミスター・クリーン』なんてどうでしょうか？

爽やかで清潔なイメージってことで。

「9.11テロ捏造」

本屋で見かけて滅茶苦茶気になった本。
「9.11テロ捏造」

サラーッと立ち読みしてみたが、トンデモ本ではなかった・・・・・・。
本当だとしたら恐ろしすぎる。

でもそこまでするんだろうか、ほんとに？

「男はソレを我慢できない」

つれあいのリクエストにより「男はソレを我慢できない」を新宿武蔵野館にて鑑賞。
高橋幸宏が御前様役で出るってんで、どうしても観たかったらしい。

う～ん。
金があるからって安易に映画を撮ってはいけないんだなぁ、というのが率直な感想（苦笑）。

ストーリーが弱すぎ。
さすがに映像は信藤三雄だからオシャレだけどね。

笑いが全部下ネタでしかもつまんないってどうよ？

でもお気に入りのアーティスト目当てで観るなら、それはそれでいいのかも。

この映画の感想を箇条書きで。

・みうらじゅんと信藤三雄は「天狗好き」という点で同類である。

・ワタナベイビーはマジ歌が上手い。

・小島真由美もマジ歌が上手い。

・中村達也はマジかっこいい。

・どうやら私は小池栄子が結構好きである。

・テイ・トウワが本当に出てくるとは思わなかった。

・ピチカートの野宮真貴が出てるとは思わなかったから、オッ！と思った。

ガチャピン・ブログ

あのガチャピンがブログを始めたそうです。

【ガチャピン・ブログ】

「ガチャピンがブログ始めたよ」って、唐突に言われてもびっくりしますよね・・・（笑）。

最近読んだ本

「痕跡」（下）　パトリシア・コーンウェル

「神の手」（上・下）　パトリシア・コーンウェル

「ぼくは死んでいる」　フィリップ・ベッソン

「影まつり」　阿刀田高

さいたま新都心

さいたま新都心のけやき広場にて。

デザインされたライトが広場に照らし出されていて綺麗である。

ライトはこのほかにも何パターンかあり。

雨上がりだった為、広場はガラガラであった。

ロイホでカシミール・カレーを食べて帰宅。

ほへと数秘術

しばらく前にネットで話題になったほへと数秘術、これがまた、怖いくらい当たってるんですよね（笑）。

【占いの結果】

あなたの ほへと数秘は 4 CX Std です。

今までの苦労や不幸を改革できる時期です。趣味や楽しみを通じて生きているという事を感じてみて下さい。

＞ 4の意味
・基本性格
根性と体力、気が強い、負けず嫌い。
コンプレックスの固まりであり、常々成長を目指し精進の日々だが、やり方がまずい場合が多く、成長のペースは他人以下の場合が多い。頑張りやで根性もあるが、遊び心や余裕が大切である事も学んで欲しい。


・人間関係
人間関係は不器用である。自分の事で精一杯。
何故かほめられると困る。
処世術には長けてる、パワフルさで人脈を開拓していく。しかし人をいまいち大事にしない。
一匹オオカミ系になりやすい。自分にも厳しいが他人にも厳しい、特に目上に対して反抗し、年下には優しかったりする。ただ尊敬できる人間には従順である。

・生活朝一からハイテンションになれる
起きてる間はなんかしていないとダメで無駄に時間を埋める傾向に注意してください。
仕事は薄利多売、低賃金長時間労働。自分を安く売る傾向。

・金運
ただ単にケチケチは金運を失います、お金を楽しんで下さい、みんなと楽しんで下さい。
お金を貯めても、情に流されて貸したり、だまされたりしないように。
ギャンブル系は熱くなるとダメ

>補正オプション

CX:何かに夢中になる、私を強める力。

std：バランスをとり、数秘のもつ性質の弱点を補正。複数の考えがたまに自己矛盾を引き起す場合もあるが，現実に幅広く適応できる。初心者向き（謎）。

＞一匹オオカミ系になりやすい。特に目上に対して反抗し、年下には優しかったりする。ただ尊敬できる人間には従順である。

ここらへんが特に怖いくらい当たってますね～（笑）。

強靭な精神

図書館でふと手に取った本。

「きょうも幸せです。」イ・チソン著　（アスペクト）

大学生のとき飲酒運転の車に追突され車が爆発炎上。
全身の55％に重度の火傷を負った韓国人女子大生イ・チソン。
一度は死も考えた彼女が、リハビリテーション・カウンセラーになる夢をかなえるべく、ボストン大学大学院に入学するまでの記録。

彼女の壮絶な体験はこちらに詳しい。

チソン、愛してるよ。

イ・チソンが事故を乗り越え、明るく人生を切り開いていく姿には本当に涙が止まらない。
今までの人生でこんなにも強靭な精神の人を見たことがない。

神や仏というのはどこか遠い空の彼方にいるのではなく、この地上にもいるのだな、という気にさせられる。
チソンは敬虔なクリスチャンであるが、私のような弱っちい人間から見れば彼女こそがそれこそもう神様みたいな人である。

清々しく心洗われる本。
そして勇気の出る本です。

立川談志の亀田戦評

それにしても便利な時代になったね。
自分の観れなかった番組もどこかの誰かがこうやってアップロードしてくれるから。

立川談志師匠吼える！（※音声が出ます。ご注意）


「スキッとしたろ、聞いてる連中？」

「はい、師匠！」


それにしても今回の亀田対ランダエタ戦で一番腹が立つし呆れるのはTBS。
これだけ批判が集まっても、まだ亀田ゴリ押しで行くみたいだもんな。

TBSの過去の悪行の数々

【ＴＢＳの報道をめぐるトラブル】

★平成７年５月　オウム真理教関連番組内で、麻原彰晃被告の顔などが無関係な場面で何度も挿入された。ＴＢＳはサブリミナル手法を番組テーマを際立たせる手法として用いたと説明したが、非難が集中。旧郵政省が厳重注意を行い、ＴＢＳは「視聴者が感知できない映像使用はアンフェアであった」と謝罪した。

★同年１０月　オウム真理教による坂本堤弁護士一家殺害事件発生直前の平成元年、ＴＢＳがオウム真理教幹部に坂本堤弁護士への未放送インタビュー映像を視聴させていたことが発覚。それが事件発生の引き金になったと非難されたＴＢＳは、８年になって事実を認めて謝罪。「ニュース２３」ニュースキャスターの筑紫哲也氏が「ＴＢＳは死んだ」と発言。

★１５年１１月　「サンデーモーニング」で、石原慎太郎東京都知事の「日韓併合の歴史を１００％正当化するつもりはない」という発言を「１００％正当化するつもりだ」と字幕を付けて放送。同知事から告訴と損害賠償訴訟を起こされた。今年６月にＴＢＳ側が謝罪などして、ようやく和解。

★１８年６月　「ニュース２３」が、小泉純一郎首相の靖国神社参拝について「行くべきでないと強く感じているわけではない」と語ったヘンリー・ハイド米下院国際関係委員長（共和党）のコメントを、「行くべきではないと強く思っている」との日本語字幕を付けて放送。７月５日になって、番組中で釈明した

・・・・・・いやはや、とんでもない局です。

「LOST」で使われたあの曲

いやー、「LOST」のシーズン２盛り上がってますねぇ。

シーズン２の冒頭10分からもう興奮させられっぱなし。

ちなみにシーズン２の第1話（26話）の冒頭で使われる印象的な曲は

Mama Cass Elliot というアーティストのMake Your Own Kind of Music という曲です。
Mama's Big Onesというアルバムに入ってます。

・・・だそうです。
AXNの「LOST」BBSからの情報。

レンタルDVDで観てファンになったLostieが増殖してて嬉しい限り。

「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」

今上映中の映画で観たい映画といえば「ブライアン・ジョーンズ　ストーンズから消えた男」

公式HP（※音が出ますのでご注意！！）


ロッキンオンの8月号にこの映画のプロデューサーのインタビュー記事が載ってるんだけど、それがすごい。

ブライアンが死んだときプールサイドにいた看護士の行方が、警察でも1969年以来ずっと掴めなかったのに、スタンリー・キューブリックのスタッフから紹介された私立探偵を雇ったら、その人をなんなく探し出したらしい（笑）。

すげえな、その私立探偵。
つーか、やっぱすげーな、キューブリック。