ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

三度(みたび)、延岡場所

2008年12月06日 | 周辺の出来事
  
  延岡が活気づき、ヘルストピアが活気づけば、
おのずとこのブログも延岡場所の話。
3日連続では少々話題性に欠けるかもしれません。
でも気になる再来館の稀勢の里関の話、
同関取、結構当館を気に入ってくれて、
しかも、酸素ボックスや神田川で食事を取られるなど、
延岡場所=ヘルストピアの印象強くしたかもしれません。



 付き人の隆の山関と二人で行動を共にし、
館内では年配の女性達が「あっ、お相撲さんだ」
「誰じゃろかい」「大きいねぇ~」が挨拶代わりになっていました。
何を言われても澄ました顔で貫禄十分、
時折ニタッと微笑むなどお茶目と言ったら失礼ですが、
なかなか愛嬌のある方でした。


 <隆の山=チェコプラハ市出身で鳴戸部屋所属の現役大相撲力士。
本名はボヤル・パヴェル。最高位は西幕下13枚目(2008年11月場所)>。
=お二人の写真は鳴戸部屋ホームページより=

 総勢250人ですか、短期間に延岡の人口をちょっぴり増やし、
昼に夜に話題を振りまき、延岡に“お相撲さん旋風”を
巻き起こしたに違いありません。

 延岡にも“タニマチ”居たのでしょうか。
横綱、大関クラスも地元の宿舎(旅館、ホテル等)だったんですかね。
>タニマチ=明治の初期に大阪の谷町
(たにまち、現在の大阪市中央区)で
開業していた医者が大の相撲好きで、
力士が診察に訪れた際に治療費を
受け取らなかったことから来ている、
という話が有名である。
 
 とありますように、個人で応援する後援会のようなものです。
大阪谷町が発祥の地と言われていますが、
調べてみますと全国各地にタニマチはおられるようで、
相撲界ばかりでなく、プロレスや野球界、
演歌歌手にまで浸透されているようです。
 
 一般的に隠語的に使われているので最近はあまり耳にしませんが。
これらプロの選手を応援したい、スポンサーになりたい、
というのは日本の“文化”だったかもしれません。
民泊先はある意味ステータスだったり。

 しかし、こう不況の風が吹くと、
タニマチもほぼ死語になっているかもしれませんし、
最近では相撲界もその筋を排除する部屋も出てきているようです。

 かつて地方巡業は個人の勧進元が中心となって
興行を主催してました。今は自治体ならば市制施行○○周年記念事業や
商工会議所、ライオンズクラブ、ロータリークラブなど各種団体、
記念式典のイベントに大相撲一行を呼んで
巡業を開催することが多くなっている、
と日本相撲協会の公式ホームページにそう記載されています。
 
 私の記憶では紺屋町のビジネスホテルや、大貫町の電業さん辺りが
勧進元になっていたように覚えていますが。
250人もの力士が来延するわけですから
巡業を主催するのはそう簡単なことではありません。
宿の手配、地元の交流、交通手段、土俵づくり、宣伝、その他諸々。 
 
 で、昨夜は先発隊で地方巡業を進めてきた
しこ名、黒姫山=武隈親方が地元の方と一緒に
ヘルストピアのお風呂を楽しまれました。聞くと2日連続。
「すっかりここのお風呂が気に入っているようです」と地元の方。



 また、タクシーで降りて数組の力士が当館を利用されていました。
残念ながら力士の名前が分からなくて、
記念撮影良いですか、と聞くと気軽に応じてくれるものの、
「お名前は」と尋ねると「下っ端ですから」と軽くはぐらかされたり、
延岡の話題にどうにかついていっている当社でもあります。

 気になって私も昨晩9時半頃、
船倉町の第一タクシー前を通って帰りました。
冷え込んだ外気にも年末のイルミネーションの明かりが
道行く人の心をなごませ、忘年会の一次会が終わったグループが大勢、
歩道に集まっていました。
 
 すると、いましたいました。
まげを結った姿のお相撲さん。
きっと延岡の夜を満喫してるんでしょうね。
延岡場所は本日まで。
二階席に余裕があると言ってましたがさて、
超満員御礼となるや、いかに。





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