埼玉平成高校男子ソフトテニス部

試合・練習の予定や結果。部活動紹介など。

平成30年度 埼玉県高校インドア大会(兼関東選抜大会予選)

2018-12-26 16:32:33 | 試合結果
祝! 関東選抜ソフトテニス大会出場!!


埼玉県高校インドア大会、春の全国選抜に続く予選です。
ここ数年、ベスト4の壁をどうしても超えることが出来なかった本校ですが、接戦のすえ2位に入り、関東選抜への切符を手にすることが出来ました。


1回戦  埼玉平成 ②-1  本庄東

2回戦  埼玉平成 ②-0  本庄第一

決勝リーグ
第1対戦 埼玉平成 1-②  松山

第2対戦 埼玉平成 1-②  川越東

第3対戦 埼玉平成 ②-1  昌平


1回戦から3番勝負となる展開。(本校では恒例行事のようなパターン。毎回胃が痛いスタートとなります。何とかならないものでしょうか。)

決勝トーナメントの初戦に1か月前に惜敗している松山高校と対戦も、今回もリベンジならず。
まだ2位の可能性が残る2対戦目、川越東戦(川越東高校も初戦で敗れ、1敗同士の対戦です。)はまたも大接戦に。3番勝負はGC2-0の3-1リードからひっくり返され、GC2-3へ。ここで踏ん張りファイナルへ(実はこれが後々に大きな大きな1ゲームになります)。ファイナルは2-6の4本マッチを握られ、そこから粘り3ポイント返しましたが、最後は締められました。

ここまで、2敗。今回の挑戦もあと1歩で…と誰もが思っていたと思います。
しかし、これは川越東と松山の結果次第ですが、1勝2敗の三つ巴がまだ可能性として残る。しかもすべて対戦1-2のスコアなので、もし最終戦で対戦3-0で勝つことができれば2位もありうるということでモチベーションを立て直し、最終戦に臨むことになりました。
「絶対に3-0で!」
意思を確認して入った昌平戦。2面展開の中、1番が早々に2ゲームを取られ、3ゲーム目も3-0に。逆に2番はGC3-0とリードを奪い、チェンジサイズでベンチに戻ってきます。「なるべく最少スコアで!」と指示し、2番を送り出すと、1番は長いデュースの末に3ゲーム目も落とし、GC0-3で戻ってきました。結局1番はGC4-0で敗れてしまい、運命の3番勝負に突入します。

正直、得失ゲーム差は考えていませんでした。なるべく最少スコアで、とは思いましたが、勝たないことには三つ巴にもならないわけで。選手も同じ気持ちだったと思います。GC4-0負け、GC0-4勝ちとスコア上は一緒なのですが、内心はGC0-4で負けたことで、得失ゲーム差になったら1位はないと思っていました。
結局3番勝負はGC4-1で勝ちました。最後は前衛が結局的に絡み、今日一日、インドア独特の粘りテニスで溜まっていた欲求不満を開放するような終わり方でした。

隣を見るとまだ川越東と松山の試合が続いています。長い試合なのでかなり競ってると思いましたが、すでに松山の勝利は決まっていたようです。この時点で三つ巴状態となり、いよいよ紙の上での得失ゲーム差の計算となりますが・・・。(怖くて自分では計算できませんでした)

結果、埼玉平成+2、昌平±0、川越東-2で、本校が2位に食い込みました。

「昌平との直接対決であと1ゲーム落としていたら・・・」「川越東戦で、敗れたとはいえ3番勝負がファイナルになっていなかったら・・・」
恐ろしい結果になっていました。

長いことやってると、こんなこともあるんですね。頑張った選手に感謝です。



今回は本部の仕事のお手伝いや、審判など、応援にまわる生徒もフル回転の大活躍でした。
ここ何度か、こんなお手伝いをやらせていただき、生徒もやっと慣れてきたようです。みんなが頑張って、今回の結果につながったのかな。

しかしながら、2敗しての関東インドア、運は良かったけど、実力で行ったとは決して思っていません。そんなに楽観的にはなれませんから。
一応、全国センバツを目標に頑張ってきました。関東センバツは通過点でしかありません。今回、戦った学校の思いも背負いながら、あともう一回、しっかり戦ってきたいと思います。

これまで何度も挑戦して、敗れてきた先輩たちの顔が目に浮かびます。そんな先輩たちの思いも、こめられたらいいな。


ありがとうございました。また頑張ります。

写真は選手だけのものしか手元になく…慌てていたせいでしょうか。近日中に全員のものをアップします!