埼玉平成高校男子ソフトテニス部

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勝負の神様は細部に宿る

2013-01-24 18:42:09 | 練習日誌
前回の練習で、練習後のボールアップの際にボールが1コ足りませんでした。本校では練習前のボールの数と練習後の数があわない場合は、あうまで探します。
もうすっかり暗くなっていたので、なかなか出てきません。結局40分くらい探して出てこなかったので、キャプテンが「明日の朝にもう一度探すので・・・」と申し出てきました。
私は「無くなってしまったものはしょうがないが、普段の練習中からもう少ししっかりとボールを拾いなさい。あとで拾えばいいや、と言い訳をして練習の最後にあわせようとするからこうなる。」というような話をしました。

今日の練習では部室の掃除について話しました。正月に大掃除をしてから、ちょっと気をゆるしていたらもう部室にゴミがたくさん出ていました。部室は教室と同じで原則毎日掃除する所です。整理整頓は人間力と比例すると考えています。

私はこういう小さな積み重ねを重視しなくてはいけないと思ってます。よく試合に勝った、負けたで戦術論やベンチワークなどが色々取りざたされますが、そんな事よりも勝負を左右するものは往々にしてこんな事の積み重ねなのではないでしょうか、ということです。特にソフトテニスは紙一重の差で勝負がつくのが特徴のスポーツです。「あの時、ああしていれば・・・」という後悔は、私は絶対にしたくない。

そういえば今日の練習では一人が発熱で欠席、一人は腰の軽い肉離れ(筋肉疲労)で見学しました。関東予選まであと100日をきった今、1日1日がとても大事な時期です。とはいえ、怪我や病気をおしてまで練習しても、回復を遅らせるだけです。選手は早く直す事に専念しなくてはいけませんし、健康な選手も毎日の生活の中で、健康管理については十分な注意が必要です。

「勝負の神様は細部に宿る」といいます。どんな小さな事でも、それが勝負に関わっているという事を忘れないでほしいと思います。

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