シンガポールボート便り

パリからシンガポールにボートの本拠地を移しました。 アジアで見たこと、感じたことを書き綴っていきたいと思います

シンガポールは快晴、最後の乗艇

2010年07月25日 | Weblog
先週の水曜日、連れ合いがシンガポールに到着。シンガポール最後の数日間を一緒に過ごす。
まずバリ島に移動、棚田が広がる山間部のウブドでのんびりと静養。

そして昨夜、シンガポールに戻ってきた。
荷物を出したアパートの部屋はもはやホテルと同じ、がらんとしていて、くつろぐ雰囲気ではない。
それならそれで精一杯、屋外のシンガポールを味わうつもり

今朝はゆっくり起きて、連れ合いとパンダン貯水池に向かった。
8時艇庫着。
ところが艇庫のシャッターは閉まっている。

高校生が2人いたので聞くと、コーチたちは今日マリーナベイに行っているらしい。しかし自分たちは練習すると…
コーチのモーターがなくて大丈夫なのかなあと思っていると、ザリファと旦那が車で到着。旦那がモーターを運転するようだ。

安心してSRAのスカルを借りて蹴り出すことにした。
ただザリファ曰く、今日は貯水池の反対側で建設していたカヌー艇庫の開所セレモニーがあるらしい。
カヌーがうろちょろしているかもしれないので注意が必要とのこと。

今日は心拍計を持ってきた。腕時計に表示される心拍数を時折チェックしながら漕ぎ進める。
HR130~140をキープしながらまず一周。
先に貯水池一周5.6kmのジョギングコースをスタートした連れ合いが丁度戻ってきた。
遮るもののないジョギングコースは暑くて、さすが一周で終わりらしい。

私はもう一周。500m地点に近づくとドラゴンボートが太鼓を鳴らして逆漕してきた。それも3艘。
小さなヨットやカヌーもコースを無視して走っている。

どうもまだ航行ルールは徹底されていないらしい。スタートから500mまでの水域を縦横無尽に進んでいる。
危ないので私はそこで折り返した。
ルールは今はなくてもそのうち整備されていくのだろう。

これからパンダン貯水池に浮かぶのはボートだけではなくなる。
水のスポーツが盛んになることは喜ばしい。
そんな当地の新しい時代を体験できないのは少し残念。

コース2周8km
今朝のパンダン貯水池は暑かった。しかし暑くないとシンガポールではない。
そういう点で今日はシンガポールらしい乗艇だった。

当地でボートを漕ぐのも今日が最後。名残り惜しくもある。
しかしそれ以上に日本で漕ぐ日が待ち遠しい。

(写真はパンダン貯水池にて。船台に戻ったところを連れ合いが撮影)






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