生のユーザー声を届けるハーモニーblog

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音の読書ニーズ

2006年01月16日 | Weblog
ハーモニーの馬塲です。

視覚障害者の方から、以下のメールをいただいた。

「私は、よくアマゾンで実際に商品を買ったことはないのですが、どのような商品があり、また商品の概要がどんなものなのかを音声(PCーTalkerという読み上げソフト)で確かめることができ、とても役に立っています。また実際に、それを買ったひとの感想などもアマゾンではアップされているので、とても便利なサイトです」

ということです。そういえば、以前別の視覚障害者の方からも「新潮ケータイ文庫」を、利用してると言うことを伺ったことがあります。最近、「音の読書」が新しいビジネスとして、ずいぶん広がりを見せてるようです。携帯の電話の発達、また中高年や高齢者の増加で、字を追うのに困難を感じてる方々への新サービスという位置づけがあるのでしょう。

ただ、そのシステムも色々なタイプがあり、ユニバーサルではないものも多く、もったいない感じがするときがあります。視覚障害者の方々にも新刊で、まだ点字図書館などにないものや、すぐに読みたいときなどは、このようなサービスを使ってる人が増えてきているので・・・。

新潮さんのケータイ文庫は、今はEZだけらしいですが、メール配信もあるので、便利らしいんです。サイトにそのアクセスの仕方が書いてあったので、以下へアップしておきます。

EZインターネット
TV・メディア→マガジン→新潮ケータイ文庫
もしくは、
ezplus→待ちうけツール→新潮ケータイ文庫

Jフォンメニュー
Jスカイメイン→天気ニュース・メディア→出版・雑誌→新潮ケータイ文庫
もしくは
Java[TM]アプリ→趣味・実用→新潮ケータイ文庫

低額で、読めるので私も今度試してみようかと思います。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2006-01-16 13:55:22
スクリーンリーダーで自分が書いた文章を、1度音声で確認すると、文章の問題点がよくわかり、誤字脱字のチェックに有効である」と書いていました。

そこで、今、この文章を早速音声で確認しながら書いてみています。確かに間違いに気がつきやすくなりますね。私は、視覚障害者に教える時の確認と、Webサイトが読めるように出来ているのか?の確認の時には良く使っていましたが、自分の書いた文章は、そこまでしていない時が多かったので、これからは、少し試してみようと思います。



確かに、Webサイトのユーザーテストを視覚障害者ユーザーに依頼して実施してみると、もちろん、アクセシビリティの確認の意味もありますが、「言葉の使い方」という点で発見が非常に多いと感じています。視覚がある方は、パッと目に入ってくる画像や文字のイメージで感覚的に操作しますが、視覚障害者は当然それができないわけですから、言葉のみに注目するので、ちょっとでも
アマゾンについて (大島辰徳)
2006-01-19 03:49:12
アマゾンでは、サンプル頁を公開しています。

例えば、下記です。

http://www.amazon.co.jp/gp/reader/4893468502/ref=sib_dp_rdr/250-9436302-0679446#reader-link



但し、画像ファイルで公開していますので、視覚障害をお持ちの方には、閲覧ができないのが残念です。



一方、「なか見検索」では、全文検索?をしているようで、こちらは検索結果がテキストで表示され、視覚障害者の方でも、検索結果が利用できるようです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/browse/-/15749671/250-9436302-0679446



アマゾンさんには、サンプル頁にも代替テキストをつけるなど、使いやすくしていただきたいですね。
Re:UnKnownさん、大島さん (ハーモニー馬塲)
2006-01-20 07:58:22
UnKnownさん>

音声ソフトの利用法、確かに色々ありそうですね。



大島さん>

確かに・・ちょっとした工夫で、そのサイトは

だれにでも使える、使いやすいものへ変化するので、特にECサイトは、1人でもお客様逃がさないよう、がんばって欲しいですね。