新しい技術で造立された仏像。近年色んな場所で見るようになったのが様々な色の仏像です。三木市の金剛寺の境内には、数多くの仏像があります。その色は様々で、素材は鋳物のようですが、その表面に施された彩色は多様です。よく見かけるのが青銅色で、これは最も馴染んでいる色です。次に目を引くのが金色で、新たに造立された霊園などでも見ることが増えました。そして、ここで初めて出会ったのが黒い仁王様です。黒い体躯に金色の装飾、そして目も金色です。原形は東大寺の国宝、仁王像を模したものであることが解ります。ただ配置は、通常の阿吽の配置で、向かって右に阿形、左が吽形になっています。再建された本堂への参道で、参拝者を迎えてくれる大きな仁王様です。
30秒の心象風景27819・黒い仁王様～如意山金剛寺～
https://youtu.be/qxKMPQSdZyQ
