ただいま静養中(CFSを克服するぞ~!)

慢性疲労症候群(CFS)という病にかかったhantaがバックカントリーにカムバックするまで。

自立支援医療制度(精神通院)-慢性疲労症候群患者のセーフティーネット・その②

2010-12-29 18:06:58 | セーフティーネットで生き延びる術

前回から2ヶ月過ぎてしまいました。
その間、ただいま静養中annex、旅して競馬の2つの別館に浮気してました。
申し訳ありません。
(でも、興味のある方は見てね。ブックマークの最後にリンクあります)


さて、やっとその②を書きます。

前回は、まだ会社を退職していないという条件で、
"傷病手当金"について書きましたが、
今回は、"自立支援医療費(精神通院医療)"について書きます。
この制度を利用すると、かかった医療費の9割が医療保険と公費でまかなわれ、
1割が自己負担となります。
こちらも退職せずに利用できます。

詳しくはこちら↓
奈良県・自立支援医療制度(精神通院)
http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-2569.htm

厚生労働省・障害者福祉
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jiritsushienhou04/index.html
(わかりにくい)


慢性疲労症候群患者のうち、2群と3群は精神的な病を併発しています。
その中で、精神科医を受診している方が申請できます。

申請は、県にすることになりますが、窓口は市町村役所の福祉課(主に)です。
申請書と精神科医の診断書が必要で、
申請書には、登録情報として、精神科のある病院、薬局を1つずつ登録できます。
この登録した病院と薬局で使用した医療費が1割負担になり、
他の病院と薬局を使うと、通常の3割負担です。

これから書くことは、受診している精神科医によると思われますが、
「治療に長期間かかる」と精神科医が判断して、申請を勧められる場合や、
自分で医師に相談する場合等、申請の機会はいろいろあると思います。

私の場合は、2回目の休職が決まったときに医師から勧められて申請しました。


あと、県や市町村に「私は精神科に通っている」と宣言することになるので、
気持ち的に躊躇することになるかもしれません。
私は、続いて書く"精神障害者保健福祉手帳"ともに、
特にデメリットを感じなかったので、申請しています。


さらに、県によっては、精神障害者医療費助成事業を行っていて、
奈良県では、申請すると、
1か月の自己負担額から500円を差し引いた額について
市町村と県が助成してくれます。
実質、1ヶ月の医療費が500円です。

ただし、この制度を利用するには、
国民健康保険加入者で、世帯全体の所得が低いことが条件です。
つまり、会社を退職して無職であることが条件に当てはまります。
なお、世帯の誰かに所得があるときは、
世帯分離する必要があります。

世帯分離については、このブログ内の記事を参考に。
http://blog.goo.ne.jp/hanta_freeheel/e/ede806890f9218b64d1ed89851df57a2


次は、その③"精神障害者保健福祉手帳"で。
では。

専門病院-慢性疲労症候群患者のセーフティーネット・その①さらに追記



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4 コメント

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Unknown (Papaya)
2010-12-30 18:29:50
残念ながら、保険を受け付けない現在の主治医では申請しても変わらないですが、500円って凄いですね。羨ましいな~。私も早く今の主治医の薬がなくても大丈夫になるように、頑張ります!
Unknown (もんこ)
2011-01-01 19:20:34
精神科に通っていないので今の所利用する事は
無いのですが、知ってると知らないのとでは、
大違いですね。
しかし、私はまあまあ元気だから良いのですが、
この制度利用できる人とできない人がいるのも、
歯がゆいものですね。
Re:Papayaさん。 (hanta)
2011-01-03 21:49:20
ほんとに、病人の待遇って、主治医次第だと思います。
医者がみんな融通効けばいいんですけど。
Re:もんこさん。 (hanta)
2011-01-03 21:51:01
制度って、知ってると知らないとでは、
大きな差になって現われますよね。
この情報社会の今でも、そんな有意義な情報が共有されているとは思えないのが、
問題です。

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