半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

佐賀北高校の初優勝に寄せて

2007年08月23日 12時51分32秒 | よもやま話
昨日で、今夏の真夏日が33日を数えたそうです。
電力消費もピーク。
今朝の雨は、誰もが待ち望んでいたものだったのかも知れませんね。

こんにちは、半次郎です。

僅か二度目の出場の、しかも公立高校の優勝で幕を閉じた高校野球。
公立でしかも普通科の優勝は、23年振りです。

何と言っても今年のキーワードは、『特待生』でしょう。

あの有名私立校が、更に一部の公立高校までが…、特待生問題で揺れた年の優勝校は、特待生に縁のない公立の進学校だったようです。

これが高校生として、本来の至極まともな姿だと思います。
プロ野球関係者や学校経営者、つまり周りの大人達に翻弄された高校球児の悲惨な姿は見たくありません。

大切な青春をかけたスポーツが、一部の大人達の利権の餌食にされる。
そういったドロドロしたものに“No”を突き付けた結果に、熱い思いが込み上げて来ます。



『こうじゃなきゃ。』
誰かがつぶやきました。

『良くやったネ!』
別な誰かがつぶやきました。

『おめでとう!』
多くの人が心から祝福しています。

『がばい凄か球児、ありがとう。』
みんながこの結果にホッとし、救われたような気持ちになっています。



これから少しでも、従来の高校野球の悪しき流れが変わってくれることを心より望んでいます。

拙なる文章ではありますが、この記事を、優勝した佐賀北高校への賛辞として贈ります。

                               from 半次郎

P.S.

負けた広陵高校も、負けて強しの内容でした。
明暗を分けた八回裏の攻防で、審判の際どい判定に異論はあろうかと思いますが、スポーツマンらしく爽やかに闘い、鮮やかに散りました。
あなた方の雄姿は、長い間語り継がれることでしょう。

今回は良いことを学びましたね。
きっと、これからの長い人生の糧になるものと思います。


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4 Comments

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こんばんはです (`・ω・´) (せいや)
2007-08-23 19:49:44
凄い快挙を成し遂げましたね (`・ω・´)
これが本来の姿ですね。
母校とかを応援していても他府県からの選りすぐりの選手ばかり集めてみても自分の母校が勝ったとかという気持ちは薄れますね (^_^;)

こうなりゃあプロ野球とかも全国の高校とかに目くばせとかをしてないといけないでしょうね。
今までだと強い人ばかり集まってるとこから選手をドラフトとかにかければいいですが全国から探したりするのは面白いかもですね。

でも強い選手ばかり集めたりするのがなくならないでしょうね (^_^;)
>せいやさんへ (半次郎)
2007-08-23 21:05:30
コメント、ありがとうございます。

非常に喜ばしい結果になりました。
これで高校野球の諸々が変わってくれれば、半次郎の母校にも甲子園の可能性が出てきます。

ただ、基本的に私立高校は何でもありですから、良い選手を集めようと自由です。
勝つためには、良い選手を集めるしかありません。
私立であれば、そのくらいの投資はするでしょうし、今後も止めることはしないでしょう。 

所詮、私立高校と公立高校が同じ土俵に上がること自体、おかしいことなのかも知れませんね。  
結果だけ見たようなものでした。 (吾亦紅)
2007-08-24 14:27:05
今日は。
全くそうでした。是非、両校の皆さんに、半次郎さんのブログを見ていただきたいと思います。

その日、私は近所にある簡易郵便局に行きました。そこのテレビで見たところ、佐賀北高校が勝っている状態のところでしたので、「オ、勝ってるよ」と帰ってみましたら、結果が出ていました。九州勢としては嬉しいし、進学校だというので、ますます「ヤッター」と思いました。
おめでとう。相手校の監督さんが、何か言っていらっしゃるようですが、仕様が無いです。どちらもあそこまで行ったら、おめでとうでしょう。

昨年の思い出を一つチョットね。
昨年は鹿児島県は公立の工業高校が、何回か試合をしてくれましたが、これも、運動場も狭く、他の部と分け合いながら、ほかの部の方へ、ボールが行かないように気を付け合いながら、練習するような環境の生徒たちでした。本県のPRでした。
>吾亦紅さんへ (半次郎)
2007-08-24 21:59:23
コメント、ありがとうございます。

吾亦紅さんは、少しでも観る事ができて良かったじゃありませんか。
半次郎は仕事中なので、観る事が出来ませんでした。
結果は、ネットで知りました。

練習場所にも事欠くような学校の生徒でも、甲子園に出られたのですね? 
勿論、蔑んで言っている訳ではありませんよ。
勝つためには、技術を超える何かが必要なのだと思います。
その何かは、立派な練習場で練習しても身に付くものではないようです。
却って、何もないところの方が身に付いたりします。
人はそれを、『HUNGRY精神』いう言葉で言い表したりしますが、ちょっとニュアンスが違うような気がします。 
『負けても損はない』という、“どっちに転んでも今よりはプラスになる”という状況が、精神力を遺憾なく発揮出来るのではないかと思います。 

これは、少しまとめてから、記事としてUPしたいと思います。 

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