世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

ごめん、M1あるから帰るわ

2008年12月21日 23時04分51秒 | Weblog
ガッツの芝居を見に行く。
おもしろかった。
ガッツはうまいなあ。
しかしガッツは用松亮という名前なのになぜガッツなんだろう。
いまだ知らない。
男の人たちの関係の話で、
女にはないさっぱり感や妙なプライドが入り混じり、
例えるならポツドールとカクスコを足して2で割ったような話だった。
作り方もそうなんだろうけど、
やっぱり男同士っていうのが大きいと思うんだけど、
けっこう直接的な性の表現もあるのだけど、なぜかそれが後を引かない。
からりと揚がっている感じ。
しかし、「ここに女の人が出てくるととたんにどろどろしてくるね」
終演後ガッツが言っていた。
卵とじにしちゃうと急に重くなるというようなことか。
とはいうものの、コンドーム(使用済み)が出てくるシーンでは
真ん前に座っていた6歳くらいの女の子が気が気じゃなくなった。
その子はもちろん母親に連れられたお客さんなんだけど、
理解できたのか?というよりは、すごくアウェー感を味わったことだろう。
でも乳児にいきなりトンカツ食わすまねはできぬからなあ。
使用前コンドームを「ラビオリ」って例える芝居内容は説明できないよ。

その後、自宅でM1を見た。
順当な結果だった。
番組の中でも言っていたけど、
「今、いちばんおもしろい」芸人を選ぶ大会においては、
その場でどんだけおもしろいかが重要で、
決勝進出コンビの中にはひいきの芸人もいたんだけど、
でもやっぱり「おもしろさ」でいったら今回のチャンプがダントツだった。
あと、やはり違うネタをもう一回見るという意味も大きかった。
まぐれじゃない、確かな技術が確認できた。
正当な結果だと思った。
正当性のある怪物のようなお笑い番組だ。
しかし正当性というものはそれゆえに怖いとも思う。

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