世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

2本立て

2011年03月26日 06時39分03秒 | Weblog
夢をみた。

卒業式だと思う。
私も生徒として並んでいる。
しかし、場所は昔住んでいた家の庭だ。
生徒の数も20人くらい。
でも卒業式で、私も卒業生である。
先生が、クイズを出す。
「殺虫剤の使い道には2つあります。どんなものでしょう。」
スプレー式の殺虫剤には虫を殺す、以外のもう一つの使い道があるという。
誰もわからない。
私はなんとなく答えを知っている気がして、はい、と手を上げて、
「消火器のかわりになる。」
という。
「正解!」
おおーというまわりの反応。
クイズを出した先生もびっくりのよう。
へえ、殺虫剤がねえ。
よくわかったねえ。などなど。
もう少し、「不正解の答え」が出てから言えばよかったかな、とあざといことを少し思う。
「正解者にはこれを差し上げます。」と渡されたのは
家庭用のプロパンガス1本(?)だった。
重そう。しかもこれをどうすれば?
急いで玄関から家の中に入る(何しろここは家の庭だ)。
暗い廊下の先の暗いキッチンに母がいる。
そうそう、こんな感じだった。と昔の家の中を思う。
母をちょっと来て、と呼んで、二人でばたばた廊下を進み、
「これ、もらった」と見せる。
母はあらら、みたいなことを言った。

※殺虫剤は消火器の代わりにはなりません。
 それどころか、火気に吹きつけると大変危険です。
 私の夢を鵜呑みにしてやらないで下さい。

もう一つ、夢をみた。

料亭のようなところで、振袖を着て食事をしている。
食べているのは、豆腐のような、おかゆのような、餅のようなもの。
白くて、ぐねっとして、木のスプーンですくって食べる。
「ここの名物なんだよ」と真向かいに座っている男の人が言う。
ここの料亭は有名店らしく、
店内は賑わっていて、たまに魯山人とかの大物も入店する。
格式の高いお店なので、
魯山人が入ってきてもと誰も「あ、魯山人だ!」と言わないけれど、
なんだかさわさわさわとあー、魯山人がきてるよー、というような
目配せの波が店の中を駆け巡る。
私が目で追うと、魯山人は黒っぽい羽織を来た男の人たちの集団の中にすすっと入り込んで見えなくなった。
で、さっきから左ナナメ奥の席に野際陽子がいる。
きっと野際陽子も豆腐のようなおかゆのような餅のようなものを食べている。
私は野際陽子のそばまで行って、
野際さんが今度出る2時間ドラマについてのインタビューをシュークリームをかじりながら答えている映像をどこかで見ましたよ、
その2時間ドラマがけっこうシリアスなものだったからそのギャップが面白かったですよ、と話しかける。