ムスメがレスター大学での最初の一学期を終えて、昨日(13日土曜日)無事帰宅しました!
オットーの運転で、グロスター駅までムスメを迎えに。
ムスメ、再会のハグをした瞬間から目を潤ませ、帰宅の車内ではずっと私の手を握っていました。
“ I missed you so much ..... ” と。 おかげで私までもらい泣き。
うぅ~む。 こんなに懐いてくれるなら、これだけでも大学にやった甲斐はあったかも?!
ムスメのクリスマス・ホリデーは4週間。 せっかくムスメが家にいるんだから、私も仕事を控え目にしてゆっくりしようっと。
今日はムスメと、白と黄色のマジパンを使ってヒイラギ の葉と実を作りました。
クリスマス・カップケーキのデコレーション用です。
夕食後はオットーとムスメと三人で、日本映画 『歩いても 歩いても』 (2008年)を見ました。
この映画、2010年夏に録画しておきながら、すっかり忘れていたみたいです。 (それほど期待していなかったのか?)
先週録画スペースが一杯になってしまい、削除できるものを探していて偶然見つけたんです。
ネットでレヴューを見たらなかなか面白そうなので、帰ってきたムスメも一緒に、早速見ました。
個人的には、とても良かったです。 普段批評の辛いオットーも 「面白かった」 と褒めてくれました。
「大した出来事もなく退屈」 という感想もあるようですが、ワタシ的には 『おくりびと』 より面白かった。
早速DVDを注文しました。 そのうち日本好きの元同僚のローズに貸してあげようっと
横山家の雑然とした台所がいかにも昭和の台所(だからキッチンとは言わない)で、
実家の台所(は一応平成の台所なんですが)を思い出し、ノスタルジックな気分にさせられました。
長男の命日のため、家族を連れて実家を訪れる次男(阿部寛)と長女(YOU)。
一見ごくありふれた、どこにでもいそうな家族ですが、それぞれが心の奥に、それぞれの痛みや悲しみや傷や葛藤を抱えています。
何気ない会話の端に、本音や棘や毒が漏れてしまって・・・ おばあちゃん役の樹木希林さんが絶品。
『結婚しない男』 はネットで見ました! あれで共演した阿部寛さんと夏川結衣さんは、ここでも息がピッタリ、お似合いの夫婦を演じています。
オットーも同じように感じたそうですが、私も、最後のお墓参りのシーンがあってよかったと思いました。
あの前で映画が終わっていたら、半分減点していたところ。
未見の方には、心の底からおススメします。 面白くなかった場合の補償は致しかねますが。
ひとつ驚いたのは、原田芳雄さんがおじいちゃん役で出演していらしたこと!!
23年近く前に日本を離れた私の中の原田さんのイメージは、こんな ↓ でしたから。
ウェーブがかった長髪に太い眉毛、野生的なルックスの硬派。 って、「それ何年前の話よっ?!」 ですよね。
そういう自分自身が50代に突入しているのだから、原田さんがご高齢になられているのは当然です。
でも原田さん、2011年に71歳でお亡くなりになっていたんですね。
癌との闘病で、晩年は痩せ細られていたようですし。
高倉健さんといい、菅原文太さんといい、ちょっと前になりますが森繁久弥さんといい森光子さんといい地井武男さんといい・・・
お馴染みの俳優さんたちの訃報を聞くのは寂しい限り。
皆さんのご冥福をお祈りします。 ・・・・・
離れてみて、改めて親のありがたみを実感されたのでしょうね。
一緒にいては気づかないところでかーなーり親のありがたみを感じたのではないでしょうか。
清楚で素直に成長しているご令嬢、ハナママゴンさんご夫妻がしっかりされているからこそですね。
クリスマス休暇、家族でにぎやかにお過ごしくださいね。
いろいろと気づかされたところ、思うところがあったことでしょう。
自分自身を振り返ってみると、18歳で一人立ちできたとは絶対に思えません。
ムスメ、清楚で素直というよりは、世間知らず過ぎの温室育ちでは・・・?
と、(育て方を誤ったか?!)と少々危惧している昨今です。
でも大学生活は始まったばかりだから、長い目で見守っていきたいと思います。
しかも、泣いて手を握っているなんて、なんて可愛い!!
子育てのすべてが報われる瞬間ですね^^
(私にもそんな日がくるのかな。。。)
これから4週間一緒にいられてよかったですね。
ほんと仕事よりやっぱり家族ですよね。
微笑ましいです。
この映画、まだ見ていませんが、すごく良さそうですね。
絶対に見てみます。
こういう懐かしい感じの日本映画、大好きです☆
子育てのすべてが報われる瞬間・・・ ほんとそうですね
そういえば私も子育て中は、(何で人間の赤ちゃんて、牛や馬の赤ちゃんみたいに生まれて数時間で立てるようにならないのかな?)なんて思ってました。
永遠に続くように思えたあの日々・・・ なのにもう忘れかけています。
一日だけでいいから、あの頃のムスメに戻ってもらえたらいいのにな。
(あ、しんどいからホント一日だけでいいんです。)
『歩いても 歩いても』 本当によかったです。
ある家族の夏の一日を追った、ドキュメンタリー・ドラマみたいでした。
ぜひぜひご覧くださいね