(4)枕詞(下図HIK-ZU003を参照)
枕詞には和歌や昔の文に見られる修辞用語で、五音より構成され一定の言葉
にかかって修飾したり語調をととのえたりする。
*枕詞の例句*
(例1)たまの緒の絶えし玉虫美しき (村上鬼城)
(例2)紅梅の家ぬばたまの闇に入る (飯田龍太)
(例3)むらぎもの心牡丹に似たるかな (松瀬青々)
(例4)みすずかる信濃は句碑に黒つぐみ(水原秋櫻子)
(図HIK-ZU003)
(注意)図をクリックすると拡大します
(5)ふり仮名
漢字には音読みと訓読みがあるため、区別しにくい場合はふりがなを付ける必要が
ある。また特別の読み方として公認されているものや熟語の当て字にはふり仮名を
つけねばならない。
①特別の読み方(公認されている)
イ.漁師言葉
北風(きた)、南風(はえ)、東北風(ならひ)、東風(こち)、延縄(はえなは)、
群来(くき)、礁(いくり)、舳(みよし)、艫(とも)
ロ.登山家言葉
杣(そま)、岨(そま)、尾の上(をのへ)、山峡(やまがひ)、茅原(かやと)、
藪(ぼさ)、頂上(かしら)、鞍部(こる)、絶壁(かべ)、合流点(であひ)、
鉱山(やま)
②当て字(いたずらに使用しない)
亡父(ちち)、亡母(はは)、亡友(とも)、嫁(こ)、恩師(し)、蛍光灯(あかり)、
郷里(くに)、故郷(さと)、農村(むら)、校庭(には)、宙(そら)、電球(たま)、
車椅子(いす)、老楽(おいらく)、聖夜(イブ)、口栓(コルク)、骸(なきがら)、
航空便(エアメール)、看護婦(ナース)、狩夫(ハンター)、枝垂梅(しだれ)、
最終走者(アンカー)、
以上
枕詞には和歌や昔の文に見られる修辞用語で、五音より構成され一定の言葉
にかかって修飾したり語調をととのえたりする。
*枕詞の例句*
(例1)たまの緒の絶えし玉虫美しき (村上鬼城)
(例2)紅梅の家ぬばたまの闇に入る (飯田龍太)
(例3)むらぎもの心牡丹に似たるかな (松瀬青々)
(例4)みすずかる信濃は句碑に黒つぐみ(水原秋櫻子)
(図HIK-ZU003)
(注意)図をクリックすると拡大します
(5)ふり仮名
漢字には音読みと訓読みがあるため、区別しにくい場合はふりがなを付ける必要が
ある。また特別の読み方として公認されているものや熟語の当て字にはふり仮名を
つけねばならない。
①特別の読み方(公認されている)
イ.漁師言葉
北風(きた)、南風(はえ)、東北風(ならひ)、東風(こち)、延縄(はえなは)、
群来(くき)、礁(いくり)、舳(みよし)、艫(とも)
ロ.登山家言葉
杣(そま)、岨(そま)、尾の上(をのへ)、山峡(やまがひ)、茅原(かやと)、
藪(ぼさ)、頂上(かしら)、鞍部(こる)、絶壁(かべ)、合流点(であひ)、
鉱山(やま)
②当て字(いたずらに使用しない)
亡父(ちち)、亡母(はは)、亡友(とも)、嫁(こ)、恩師(し)、蛍光灯(あかり)、
郷里(くに)、故郷(さと)、農村(むら)、校庭(には)、宙(そら)、電球(たま)、
車椅子(いす)、老楽(おいらく)、聖夜(イブ)、口栓(コルク)、骸(なきがら)、
航空便(エアメール)、看護婦(ナース)、狩夫(ハンター)、枝垂梅(しだれ)、
最終走者(アンカー)、
以上