ハンマーがふりおろされる、ような希ガス

客観は少数の確信犯が作るわけですよ

恋人募集中だぜえぇ!!

2006-04-27 01:56:56 | マンガ

↑といっても変なトラバやコメントは送ってこないように!!

「あれが愛の日々ならもういらない」(眠れぬ夜/オフコース)と心底思ってるのですよ。

* * *

今日、2時間ほど時間を潰さなければならないんで、マンガ喫茶に行って「ついでにとんちんかん」を読んできたんですよ。

したら11巻だったかで、珍平が海に行って「彼女がほしいぃ」と延々のたうちまわる話があったわけさ・・・・でもなんだか最後には予定調和というには唐突すぎるくらいに、同級生と会って「ぽんちゃん彼氏いないの?」「やだぁいないよ。珍平君BFになってくれる?」と会話を交わして、2コマでカップル成立・・・

ウーン現実もこんなに簡単だったら・・・と、いや現実もきっとこうに違いない。明日さっそく試して見よう!!


戸塚宏受刑者、29日に出所…スクール指導に復帰

2006-04-25 21:35:26 | メディア

「へぇ『戸塚ヨットスクールを支援する会』なんてあったんだぁ。」と思ってググってみたら、なんと会長は石原慎太郎都知事。まぁヨットが好きだというのは知っていましたが、それ以上にこれも彼の大好きな教育絡みの政治運動の一環なんだろうなぁ、と一気にキナくささが倍増した感じ。

しかし、マスコミも戸塚ヨットスクール批判には尻込みしている印象を受ける。『戸塚ヨットスクールを支援する会』が自分たちに都合の悪いことをテレビで発言した森永卓郎への裁判やらBROへの提訴やらでがんばったから?というかそれ以前に「親の立場からすれば他に頼れるところなかった」みたいなことを言われてしまうと弱いんだろうなぁ。

戸塚だけではないけど「家から隔離して施設にぶちこめば解決できる!」っていう発想は「親が子どもから逃げてる」ように見えるんだよね。とか言うと「当事者の苦しみもわからないで無責任なことをいうな!」と批判されてしまいそうだが・・・(親も参加する。退所後に親がどう子どもを受け入れるかも含めて、親の教育の必要性)

少なくとも当時は戸塚しかなかったとしても、今はいろんな選択肢があるし、個人のパーソナリティによっても効果は違ってくる。スパルタでなくても有効なプログラムはたくさんある。親も当人もいろいろ調べて納得したうえで参加するのがいいんかと思うんだよね。殺されちゃったら元も子もないわけで・・・

*リンク*

戸塚宏http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%B8%E5%A1%9A%E5%AE%8F

戸塚ヨットスクールhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%B8%E5%A1%9A%E3%83%A8%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB

はてなキーワードhttp://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%CD%C4%CD%A5%E8%A5%C3%A5%C8%A5%B9%A5%AF%A1%BC%A5%EB?kid=71497宗教教祖に近い信仰もあって、むしろ逮捕されたことで人間としての株を上げたのが現状ですって・・・嫌な世の中ですねぇ・・)

きょういくブログhttp://edugarden.blog50.fc2.com/blog-entry-259.html(まさに戸塚が持ち上げられる世の中ってのは、「社会病理」ですなぁ・・)

なるしす日記http://d.hatena.ne.jp/narushisu/20060425/1145954822(←まったく同感。なんか加害者側から「マスコミの中傷」とか「不当不当な弾圧」といった、「マスコミが悪い・自分たちが悪くない」とでもいいたげ言葉がでてくる違和感がある、やはり彼らが使命感に酔ってるからなんだろうなという気がします。)

教えてgoo!(「問題児と一言で言っても、エネルギーが有り余って暴れ回るタイプの子供と、引きこもり系の子供を同列に扱えるというのはすごい暴論だと思った」のあたりがこの問題の本質のように思える・・)

若者自立塾(厚生労働省の肝煎りで実施されている若者の就労支援事業。規則正しい共同生活と労働体験をさせるのは似てるけど、スパルタではなくて参加者の自発性を引き出すことが目的で、ひきこもりや問題行動児が協調性を養ったり、就職し社会に適応するのに効果を挙げてきているそうです。たまたまお話を聞く機会のあったスタッフの方が熱心な方だったのでご紹介します。すべての実施団体が問題ないとは言わないけど、少なくとも参加者が殺されたりすることはありえんからね。まぁ戸塚とは趣旨もちがうので、戸塚と同列扱えないかもしれないけど・・)

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戸塚宏受刑者、29日に出所…スクール指導に復帰  2006年 4月25日 (火) 11:07

 愛知県美浜町の戸塚ヨットスクールで1980~82年、体罰で訓練生2人が死亡、2人が洋上で行方不明になった事件で、傷害致死、監禁致死などの罪で懲役6年の実刑判決を受けた校長の戸塚宏受刑者(65)が今月29日、服役中の静岡刑務所から刑期満了で出所することが25日、わかった。  元訓練生や両親らでつくる「戸塚ヨットスクールを支援する会」(東京都新宿区)によると、同スクールには現在、中高生ら8人の訓練生が在籍しており、戸塚受刑者はスクールの指導に復帰する予定という。  戸塚受刑者は、当時21歳と13歳の訓練生に暴行を加えて訓練を強制し、死亡させた。また、別の訓練生2人の自由を拘束し、2人は鹿児島県・奄美大島での合宿から帰る途中、フェリーから太平洋に飛び込んで行方不明になった(その後、死亡認定)。 (読売オンライン)

本当の貧困にふれて、どうするのか?君は!~スティーヴィー再上映!~

2006-04-22 19:25:58 | ドキュメンタリー

『スティーヴィー』

 4/23(日)~ 毎週日・月・火/AM11:00~
 UPLINK X(渋谷)

 劇場HP http://www.uplink.co.jp/
 公式HP 
http://www.moviola.jp/stevie/  

* * *

「映画『スティーヴィー』について」

 先日、北九州で餓死した家族がいた

 昨今“格差社会”“下流社会”の議論がされているが、下流社会の中でも上の層と最底辺の層ではかなりの差がある。

 また経済的なもの以上に「個々人の精神・心のあり方」と「周囲の人間関係」に格差があるようだ。

 先の北九州の事件に戻るが普通ならば「いくらなんでも餓死する前に誰かに助けを求めるのが当然だ!」と、普通の人は考えるんだろうけど、彼女達はそういうふうに思わなかった、どういう思考が働いたのかわからないが、死にいたるまで抱え込んだし、また周辺に誰も心配して助けようとする人間がいなかった。

 だから経済的な援助だけでなくて人的な援助が重要だ、という結論になる。

 映画の中でも登場する問題児に年上の兄姉として関与する「BBS(Big Brother and Sister)」の取り組みなんかも重要なんだろう。スティーヴィーの場合は、どうなんだろうと。結局、収監されてしまうわけだが、それまでの経過は無駄だったのか?もっと別の道はあったのか?

 福祉や更生保護に関わる人たちには特に。まとまらないけど、とにかく、見てくだされ。(hammer69_85)

***

mixiのスティーヴィーコミュでのsabumasaさんの依頼を受けて再度記事にいたしました。ぜひ皆様渋谷においでください。

***以下引用***

今週末23日からUPLINK Xで東京の再上映が始まります。 私は『スティーヴィー』の配給・宣伝をやっている者なんですが、 (プロフィールを見ていただくと分かるのですが) 再上映のことを沢山の人に知ってもらって、少しでも沢山の人に映画館に来てもらえるように宣伝をしているのですが、一度公開が終わってしまった映画を改めて紹介してくれることは ほとんどなく、なかなか宣伝にも限界があります。 そこで、皆さんにご相談なんですが、このコミュニティはすでに映画を観てくださった方が大半なのではないかと思うのですが、 すでに映画を観て、気に入ってくださった皆さんのお力を 少しだけ拝借できたらと思っています。 具体的には、ご自身の日記やブログに再上映のことを書いて いただくとか、お友達やご家族などにチラシを渡していただくとか・・・ すでに映画を観てくださった皆さんご自身の感想や オススメの言葉はとても重みがあるものです。もちろん強制ではありませんので、 「手を貸してやってもいいよ」という方がいらっしゃったら、ぜひお力を貸してくださいませ。よろしくお願いします。

『スティーヴィー』再上映
4/23(日)よりUPLINK Xにてモーニングショー
(毎週日・月・火曜/AM11:00~1回のみ上映)
 *上映期間中は、トークショーも企画中です

劇場HP http://www.uplink.co.jp/
公式HP 
http://www.moviola.jp/stevie/  

* * *

市営団地に女性2人の遺体 北九州、1人は病院に搬送  2006年 4月21日 (金) 11:17
 21日午前7時ごろ、北九州市門司区中二十町の市営団地から「隣室の女性が気分が悪いと言っている」と119番があった。救急隊が駆け付けると、4階の一室で女性2人の遺体が見つかった。部屋にいた女性1人が体調不良を訴えたため病院に搬送されたが、命に別条はないという。
門司署の調べでは、死亡していた女性に外傷はなく、1人は80歳ぐらいで、死後1年以上経過。もう1人は40歳くらいで、最近死亡した様子という。
搬送された女性は救急隊に「食事をとっていなかった」などと話した。
3人は母娘で、一緒に暮らしていたとみられ、門司署が身元の確認と死因を調べている。(共同通信)


小谷美紗子さんのタワレコインストアライブ4・16新宿

2006-04-16 23:07:31 | 小谷美紗子

小谷美紗子さんのタワレコインストアライブに行ってきました。ライブは無料+whoを買った人には特典(ステッカー)がつくというので、ほんとうれしい限り。

2時開演のところ、1時10分についたのですがすでに50人程の人だかりが(^^;;
リハーサルが始まっていたんですね。辛うじて顔の見える距離をキープしました

* * *

そんなこんなで「やっとあなたの視野にたどり着いた」感じだなぁと思っていたら、それとシンクロするように「生けどりの花」を演られたのがびっくり。

とにかく、CDだけではわからないのが、声の力強さだなぁ。よく言われることだけど。

そもそも、私はミュージシャンにビジュアル面は期待しないんですが、思ってたより笑顔が素敵で、ちっさくてカワイイ!って感じなので、不覚にも“萌え”てしまいました。

特典引き換えはご本人から渡してもらって、握手までしてもらったわけで・・・思ったよりやわらかくて小さな手に、これまた萌えて、舞い上がってしまって、本人を目の前にして「いつも恐縮です・・」とかトンチンカンなことを口走ってしまって・・・

今度はちゃんとチケット買って、ライブ行きたいです!

ライブ風景は公式にそのうちUPされるでしょう。→http://www.odanimisako.com/

 


怒りを、実質的な力に変えるのが「運動」だ!フランスでのたたかいから

2006-04-14 00:07:56 | ■.青年リーダーマニュアル

自分達に痛みを強いる小泉がなぜか崇拝されているという日本国民の転倒した感覚。

それは、なぜか

(1)まず国民一人一人が怒りを持っていても、それが自分の中で消化されてしまっているから力にならない。

(2)そして無力感を抱えた人は、その反動から、英雄崇拝の心理的傾向を持ってしまいがち、

というのがファシズムの理論。(もちろん、支配者層が世論操作のプロのテレビや広告代理店を使って世論操作をしているというのも一因ではあるが。)

***

かつて私は「感情的な怒り」を「現実を変える力」に転嫁するのが「運動」だ!と、組合の先輩に教わった。今までそういう事象が自分の周りの日本ではなかったので、ぴんと来なかったんですが、フランスの盛り上がりを見ると理解できる。

フランス国民の怒りを「組織」が指導した「運動」によって、デモによる街頭でのアピール、ストライキによる生産・サービスの停止という具体的なダメージを与えるたたかいに参加させたから、力になったわけです。そしてフランス政府(そして、政府の背後には、初期雇用法を通したがっていたフランス財界がいるわけですが)の方針を変えさせるという力になったわけです。

なぜ日本ではできないかというと、産業別の労働組合・労働協約というのがないから労働者の横のつながりが弱い。デモひとつ行うにも警察の許可がいる。といった環境的なもの。労働組合の役員もどうも「社会を変えたる!」という気概にかける。うまい運動を提起できない。

旧態依然とした手法とはいえ、署名や、集会、デモは、やらないよりはやったほうが一定の力になるとは思う。それでももっと確信をもって、広範な運動にしていくにはどうしたらいいんかということを労働組合(俺も含めて)は考えていかねばならんと思うのです。

 

フランスの環境的な面での詳細はこちらで→http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/2f6ffeb650aa9d0dfd7cadd1eedb5d71

CPEがらみでの朝日新聞のトンチンカンな記事についての言及は→ http://d.hatena.ne.jp/fookpaktsuen/20060413