ハンマーがふりおろされる、ような希ガス

客観は少数の確信犯が作るわけですよ

【私的】就職活動マニュアル

2002-10-29 23:59:31 | 【私的】就職活動マニュアル
就職活動の季節ですので、まだ改良の余地はあるものの開設しました。

自分も大学4年生のときは人並みに就職活動していました。でも一応社会人になった今にして思い返してみると、真面目にやってなかったというのか、
「なるほどこれじゃー駄目だったわけだ。」
と実感させられます。

 この社会では、特にビジネス社会では正直者は損をしますよ。(まあ自分なんかもいまだに割り切れないので損をしてばかり。)学生のうちはそれがどうしても実感できないものですが。(実感できていればバイトなんかしてらんないですよ。あんな低い時給でこき使われて、怒りもせず真面目に働いていられるんですから。)
社会にはばたく若者が就職という最初の段階でつまづかないようこのページを立ち上げてみました。

●●● 目 次 ●●●
【前文.まず自分の話を(内定はしたものの..)】 このページの下のほう
【1.スケジュールの作り方】早ければ早いほどいい。行きたい会社10社を選べ!   
【2.これが会社の選び方】会社は給料高くてなんぼ!御用組合でもないよりはまし?
【3.面接の達人】俺も自信は無い!でも社会人の先輩としてアドバイスする。
【4.内定後】内定後も就職活動は続けるべし!特にOB訪問。
【5.最終章】仕事というものに対して。       


【前文.まず自分の話を(内定はしたものの..)】

 大学3年生の2月ごろから資料集めをはじめました。最初は業種を問わずに説明会をまわっていたのですが、4月ごろからシステムエンジニア(SE)という職種があリ文系でも需要があることを知り、今でいうIT関連企業に絞って結局40社近く回りました。しかし、いそがしく動いているにもかかわらずまったく手ごたえなく、焦りがつのるばかりでした。

 そんな中で、6月も末に入ってからようやく初(内)内定がでました!

 その会社というのが有名な東京コンピュータサービス略称TCSだったのです。(詳しくはyahoo!掲示板、2ch、あめぞうなどで調べてください。)

 この会社のどこに魅力を感じたのか、いまにして思えばまったくわからないのですが、そのときは40社近く回った後の初内定だったのでうかれまくってしまい、

「武士は己を知るもののために死す!自分の能力を買ってくれたのだから、この会社にお世話になろう!」、

「初任給は安くても勉強させてもらうつもりでがんばろう!」

等々考えて即決。面接試験の予定がはいっていた他の会社は全部断って「ぜひ御社でお世話になりたい」と正式にお返事したうえに人事にいわれるままに「教授の推薦状」まで提出してしまいました。

こうして一応自分の就職活動は終わりました。その後は内定式で「ただ飯」食ったりして平和にすごせました。めでたしめでたし..



・・・・と、まあ一度でも就職活動を経験された方には、この一連の流れの駄目っぷりがわかるとは思うんですが、学生さんだとなかなかわからないんじゃないかな?「とにかく内定もらえたんだからいいじゃん」とか思ってないですか?
 結局自分は「親が地元に帰ってきて欲しい」というので、この会社の内定を辞退して、地元で再度就職活動して、勤め先を見つけて今にいたるんですが...このままSEやってたらまた違う人生だったろうなーとときどき思います。

(補注)この一連の文章は2002年ごろ作ったものです。念のため言っておくと、東京コンピューターサービスという会社は、別に悪くはないんですよ。多分、そのまま就職していても何の疑問も持たず気持ちよく仕事をしていたと思う。ただ当時の自分の精神状態、妥協したのに妥協したと認めない自己欺瞞で合理的な判断力が失われていたこととか、世間知らずの学生っぷりとか、そういうのが、ふりかえってみて恥ずかしかった。そこで、後輩たちにそういう部分をさらけ出して自分の就職活動を失敗するなよとアドバイスしたかったわけです。


【1.スケジュールの作り方】

2002-10-29 23:39:00 | 【私的】就職活動マニュアル

スケジュール

 一般的には、11月から資料請求、2月ごろから説明会への参加、OB訪問、筆記試験(SPI)、面接試験等本格的な活動が始まり、4月上旬からぼちぼち内内定が出はじめ6月ごろまでには大体決まってしまう。といったところでしょうか。進級もできるかわからない段階で就職活動をはじめなきゃならないのでなかなかその気にならない人もいると思います。(自分はそうだった。)
 いずれにせよ活動ができるのは限られた期間だから、有効に使えるよう準備しておく必要があります。


業種・職種を選ぶ

 本来だったら高校のときに大学を選ぶ段階で、「将来何をやりたいからこの大学に行きたい」ってことで選ぶのが本来なんですが、おおかたの人は学部学科よりも大学名で大学選んで、学部が自分の偏差値にあったところ適当に決めてしまうので(たとえば早稲田だったらニ文だろうが人科だろうが学部はどこでもいい!という人もいるぐらいで...まあそこから本末転倒なのですが、それが現実...)なかなか難しいよね。

 それでも就職活動が本格的になってから業種を選ぶのは時間的にもロスが大きいから、1年から3年の早いうちに「何をしたいか」っていうのを決めておいたほうが良い。社会にはいろんな業種・職種があるわけだけど、「これだ!」っていうのをね。とはいっても、大学という「象牙の塔」の中にいるとなかなか社会との接点が無くって、ピンとこないですよね。

 「営業職は嫌!」っていう人結構多いみたいですが(自分もね)、文系で特になにかやりたいこともなければ営業職は避けられないと思います。ただしちゃんと「育ててくれる」企業を選んだほうがいいですね。
 ときどき無茶な会社があって、入社2日目にしてその会社で扱ってる商品を渡されて「とにかく売ってこい」と言われる。で売れなければ(というか普通は売れない)自然に退社せざるをえない状況(9割が辞める会社もあるとよ)になるわけだ。ときには自腹切って自分で買わなければならないことも(いわゆる自爆営業、くわしくはyahoo掲示板や2ちゃんねるで調べれてもらうとして)普通営業職の場合は、前任の先輩に連れて行かれて受け持ちの得意先にあいさつまわりをする、ことから初めて、徐々に自分1人で会社まわりをしたり新規開拓をしたりしていくような感じで、仕事に慣れていくものなんですがね。


何社受けるか

 集団面接で一緒になった学生で「いままでに100社回りました。」といってる人がいました。100社というと「すごい数」のように見えますが毎日2社ずつ受けていても2ヶ月あれば達成できる数字なのでまあ別にすごくは無いんですが。
 ただしこれから就職活動をする人は最初から「100社回る」とは考えないでほしいんですね。(たしかに面接はこなしたほうがいいというのはあるんで、面接練習用の企業も何社か選んでおく必要はあるんですが。)
 むしろ資料請求の段階で本命の会社を10社程度に絞り込んでその10社の企業研究に十分時間を取ったほうがいいです。
 経験上ただ漫然と回って面接受けているだけでは、駄目。

 書いていて思ったんですが、かつてサークルで恋愛観について話していたんです。 同じようなレベルの男女が最終的にくっつくと仮定のうえで「①無理して自分を磨くべきか」「②自分は自然体でそれに合わせてくれる女性を選ぶべきか」という論争になりました。 自分はむしろ後者だったんですが。就職活動においても自分のレベルに合わせてくれる会社を求めて数多く回っては見たけれど、やはり自分の自然体のレベルにあわせてくれる会社ってのはそれなりの会社でしか無いわけです。

 まあ恋愛でもそうなんだけど、いかにハッタリを効かせて自分を高く売りつけるかということ。ハッタリの部分は入社後の努力でハッタリじゃ無いレベルまで自分を持っていけばよい。

学校に行こう

 大学の先生は「就職活動よりゼミが優先だ!」という人が多いので、最初は「けっ世間知らずめ!」などとも思ってしまうのですが、週一度は学校に行って友達と情報交換をしたり、飲みに行って気分転換したり、就職部でいい話は無いか聞きにいったりしてては。
 面接の日取なんかも「すいませんその時間ですとゼミがあるので」といえば企業のほうでもわかってくれるはず。

【2.これが会社の選び方】

2002-10-29 23:30:09 | 【私的】就職活動マニュアル

給料の高い会社を選べ


 「やりがいがあれば給料は安くてもいい」という人もいますが、そりゃ本当の自分を偽ってないですか?これから長ければ40年近くその会社にいるわけだし、人生設計を考えて選ばないと。特に基本給が安いと残業代やボーナスもそれにあわせて下がってしまうわけですからね。
 社会保険料や税金も引かれるし、会社に入ったら入ったで親睦会やら組合費やら団体生命やら財形貯蓄やらでいろいろひかれるし、車やパソコン買ったり、親に仕送りしたり、付き合いでゴルフはじめたりしても、ちゃんとやってけるのかと計画してみて。
 もちろん「給料がいいから御社を選びました」というと敬遠される。(面接担当者は学生には学生らしい答えを望んでいる。)
 自分が実際そう答えたら、面接担当者に「いやー外資ではウチよりもっと良い給料のところもあるよ。」と言われてしまいました。
 いくらデフレとは言え、大卒基本給はせめて20万位は欲しいところだなー。実際は地域手当とか住宅手当つくけど。手取りで18万は必要だと思うよ。(自分が大学のとき川崎に住んでたときには、仕送りとバイトで実質収入15万円位でも生活はかなりきつかった。食費と本と飲み会に使ってしまって。スーツ買う余裕が無かったくらい。)



労働組合


 学生のときは全然気にしてなかったんですが、自分も今の仕事についてから組合にも入って気付いたんですが、かなり重要な要素だと思う。
 大企業の場合、労組があるとしたら、だいたいユニオンショップ制(入社したら必ず労働組合に入らなければならないことを定めた労使協定)なので、まあ決められた労働組合に必ず入らなければなりません。
 つまり事実上、労働組合の選択の自由すらないわけです。その組合がどれだけの力を持ってるか?組合員のことを考えてくれるのか?ということが、重要。
 組合自ら率先してリストラに協力し、サービス残業を見てみぬふりをし、過労死や労災事故を隠蔽する。そういう事例も聞かれます。労組は労働者の自主的組織で労働者の権利を擁護するためにあるはずなのに、なぜそのように会社に都合よく動いてしまうかというと、鎌田慧の「自動車絶望工場」や熊沢誠「民主主義は工場の門前でたちすくむ」を読んでいただければイメージわくと思うんだけど、まあ端的に言えば労働組合のトップがなんだかんだで会社側に都合よい人間が選ばれて、その人たちは会社側から甘い汁をいただける仕組みになってるんですよ。たとえば某大手自動車会社では労組委員長経験者はまず間違い無く、その後取締役に出世することになってる。といった具合に。

 「同盟は御用組合」で「総評は闘う組合」と言われてきた時代もあったのですが、自分の印象ではいまやどっちもどっち。かつては戦闘的といわれていた組合が、御用組合化し、リストラやサービス残業を容認している組合もこれまた多いよ。(最近では某通信会社が話題ですが・・・)

 そんな実態から、社員の雇用と生活を守ってくれる組合というのを期待していると、がっかりしてしまうかも。あえて組合に期待しないか、組合の役員になって(まあ組合役員になるのも難しいんだけど...)内部改革するか...まあ後者はかなりの難儀な道のりではありますが、筆者は後者を選んでしまったのです。

 ただし御用組合でも無いよりはましとはよく言われます・・・統計上、給料などの労働条件は組合の無い会社よりは良いですしね。

【3.面接の達人】

2002-10-29 23:16:50 | 【私的】就職活動マニュアル
 講演で飯を食ってる人たちの中には「絶対、同じ話しかしない」人もいるそうです。(「同じ話は絶対しない」んじゃないよ)

 アドリブってよほどの天才でないかぎり、いや天才ですら、難しいと知っておくこと。

 絶対聞かれるとされる質問については、答えを用意しておく。「ああこれなら答えられる!」って感じるとすごく肩の力抜けて良い印象を与えられるよ。

どんな業種でもまず絶対聞かれる質問

・会社の志望動機


・大学で何をやったか


・自分のどこがセールスポイントか


ってのがあってこれについては絶対答えを用意しておく。他にも業種で必ず聞かれることとかあるけど、それはOB訪問で聞いたり、学校の就職部で調べておく。



実践編


1.想定される質問に対する答えを800字くらいで書いてみる。



2.で、自分で喋ってみて、普通の話し言葉として違和感がないか確認する。


3.親父さんお袋さん兄さん姉さんが同居している人は、社会人の先輩として見てもらう。ここがおかしいとか、こう言ったほうが企業にはウケルとか指摘してもらう。
 (ただし「ちょっとかっこつけすぎじゃないの?」という意見には耳を貸さないで良い。「かっこつけなきゃ企業は雇ってくれないんだよ」とやんわり言っておく。)
 そう言う人がいないんだったら仲のよかった先輩とかに頼むと良い。



4.指摘について直した後、暗記して、いつでも喋れるようにする。



5.これまた親切な周りの人をつかまえて面接の練習をする。



と言った感じかな。
 面接本の中には「ありのままの自分を見てもらうことが大事」とか書いてあるものもあるのですが、そりゃよほど自分に自信のある人はそれでいいだろうけど、おそらく今の人たちはほとんど自信喪失状態にあると思うんですよね。
 そんな状態で企業の採用担当者に見てもらってもダメなわけで、ハッタリ・かっこつけが必要です。
 でハッタリ・かっこつけも何度も繰り返してると不思議と本当に自信がついてくるもんなんですよ。本当に自信が取り戻されるものなので就職活動はポジティブにいきましょう。


 また同様の理由で、どの会社でも「御社が第一志望」と答える!これは基本中の基本。

【4.内定後】

2002-10-29 22:42:39 | 【私的】就職活動マニュアル

OB訪問・挨拶回りをしよう


 OB訪問でお世話になった人にお礼を言いに行く。「4月からよろしくお願いします」というためだけなんだけど、できるだけ直接行ったほうがいいぞ。会社に入ったら、自分だけで仕事するわけでないわけだし、顔がつなげておくと得することもあります。


内定辞退等

 内定(内内定)後も就職活動は続けるべきか?というか、続けるべきだと思います。
 そりゃ第一志望の企業に内定もらったんだったら、決めちゃってもいいけどさ。
 で、まあ別に第一志望ではないんだけどある企業から内定(内内定)もらっい、その後も就職活動を続けるとして、内定(内内定)もらった企業との関係をどう維持していくかということだ。 企業としてはそりゃ一刻も早く自分の会社に決めてもらいたいわけだから、いろいろプレッシャーかけてくると思うんですよ。「大学の先生の推薦状を持ってこい」とか。「誓約書(内定承諾書)」を書けとか。「内定者懇談会とか研修会に来てください」とか..

対策

 教授の推薦状については大学の先生は多忙であるという、世間常識を利用して、「先生となかなかアポ取れなくて...」とか「頼んでるんすけどなかなか書いてもらえなくて」といってごまかす。
 誓約書(内定承諾書)についてもまあ延ばせるんだったら延ばしてもらって。別に書いたとしても、内定は辞退(労働契約の解除)できるので安心すること。いまのところ学生の側から内定を辞退して、裁判ざたになったケースはない。憲法や労働基準法で、職業選択の自由や、強制労働の禁止が規定されている。ここも参照社会に出る前には、せめて労働基準法くらいは目をとおしておいてくださいね。労基法上は残業は原則禁止(36条)だとか・・

 内定者懇談会、同期になるかもしれない連中と仲良くなっておくとのちのち楽しいのでとりあえず参加してみては?他社の面接が入ってるときは「旅行の予定が入っていて」とか、まあいろいろごまかしかたはあるよ。


内定辞退方法

 そりゃ電話で人事担当にアポとって「一身上の都合で、辞退したい。」でいいんじゃないのか?「どこの会社に行くの?」とか聞かれても別に答える必要は無い。同業他社の場合トラブルになりかねないので、むしろはぐらかして答えないほうがいいかも。「親がどうしても地元で就職して欲しいとの意向なので」とかいろいろ答え方はあるよ。

【5.最終章】仕事というものに対して

2002-10-29 21:47:19 | 【私的】就職活動マニュアル

最後の一言


 それにしても就職活動というのは恐ろしいもので、本当に人間を変えてしまうのでびっくりです。3年生のときまではちゃらんぽらん学生だったのが、ふるまいが社会人化してくる。まあふるまいというか外見だけが変わるんだったらいいけど、ふるまいを変えると自分の物事の考え方なんかも変わってくる。
 最初は「まあ会社なんて適当にやって給料もらえればいいや」と思いながら就職活動をしていたのに、面接で「あらゆる業務に積極的に参加し、スキルを吸収するなかで、自分の市場価値を高めていきたいです」などと何度も何度も発言していると、いつのまにか自分が本心からそういう風に思ってしまう。まあこうして会社人間が作られていくわけですよ。

 これってまるっきりマインドコントロールなんですね。某教団の「修行するぞ、修行するぞ」と唱えさせているうちに本心からそう思えるようになってしまうようなもの。ヒットラーが「嘘も100回繰り返せば真になる」といったそうですが、同じ嘘でも人から聞くより自分の口からから言わせるとなおさら効果的ですよね。ましてや「ハイルヒットラー」を日常的な挨拶として言わせるようにしたっていうのは、かなり効果的だったんだろうな。日本でも戦中の教育を見てもらえればね。(ひょっとして今でもかな)。

 組織であるからには「社員みんなに会社の目的・方向性を理解させる」ことは必要なこと。ただ価値観の押し付けというのか、人の内面にまで入り込んでくるような気がする。昨今市場万能主義が復権してきているのですが、自分の会社が競争に勝つことが至上命題、自分がどれだけ同期の連中を出し抜くかを考えるのが至上命題、という考え方がマインドコントロールのなかで刷り込まれ、そういう意識の中で社会生活を送るのが本当にいいことなのかね。

 ある上司が部下に「俺は7・3以外の髪形は認めない!」と命令したら、部下がみんな7・3にしてきた…そうです。自分がその話を聞いて思ったのは「上司もイカれてるが、本当におかしいのは部下のなかで『それはおかしい』と物申せる人が1人もいなかったこと」(髪型と言えば自分の中学校のころは丸刈りが強制されていたのですが、それが当たり前だと思っていて誰も何も言わなかったなー。上に逆らわないばかりではなく、意見を言うことすら、できないように学校で習慣づけてるんだから、会社に行っても上に物を言わないわけだ。)

 でー、結局なにがいいたいかというと、「身も心も会社に捧げよ!」という会社の要求に答えられないと、とりあえず入社することは難しいのかもしれない。
 しかし我々は会社で勤務し経済的な基盤をつくらなければ自立すらできない。
 そんな中でも企業が強いるマインドコントロールを自覚し、そこから自由になり、生活の中にどれだけ自分の領域を築けるかということ。それを自覚してもらえればと思い、そういう意図でこの就職活動のホームページを作ってみました。
 皆様の心になにか残れば幸いです。

2002年10月吉日

二郎はしご記 その2 

2002-10-28 23:59:58 | 地域とグルメ
今日は池袋、要町の○二郎2号店に行ってきました。

王子の忠実なコピーと聞いていたのですが、けっこう違ってた。
オプションの「しょうがだれ」だけじゃなく、麺も柔らかめだったし、
量も少なくとも王子のようにまずまちがいなくスープがこぼれるほど
盛られるということはなかった。
(でもこの満足感はやはり二郎だなぁ・・)

二郎ハシゴ記

2002-10-20 00:08:46 | 地域とグルメ
う゛ー胃が悲鳴を上げてるよ

昼に堀切~夜に王子という計画だったんだけど
王子では完食できず...
しかし王子では客を見て盛りの量を決めるってのは本当だった。
あきらかに他の客より大盛だったもんなー...

昼は我慢して王子だけにしとけばよかったよ
う゛う゛

(わからない人に説明しておくと二郎というのは三田に本店のあるラーメン二郎のこと。
また、王子店の系統は本家とは違って、また独特で、○二郎=マルジと言われています。)

幼稚園の職場・・・

2002-10-02 03:35:18 | 労働
★果たして、これは勝訴なのか?★
本人納得して和解なんだからまあいいんだけどー
「解決金」での解決で本当にいいのかなーって思ってる。
次に続く人たちに対する影響ってのがあるじゃん。とことんやって妊娠を理由にした解雇は絶対ダメ!ってことになるまでやってほしかった。
(一方で、それは裁判で判断すべき問題ではないような気もする。立法で解決すべきこと。でも国会では反動化が進んでるしなー...)

(そういえば幼稚園って若い先生しかいなかったなぁ・・・たまにおばちゃんが居ても理事長の娘とかだった・・・今にして思えば、若い職員雇っても、結婚なり妊娠なりのタイミングで、強制的にやめさせてきたんだろうなぁ・・・これって教育界全体の問題として捉えるべきなんじゃないかぁ・・)


-----以下引用-----

妊娠を理由に解雇、元幼稚園教諭と学校法人が和解

 大阪府松原市内の私立幼稚園の元教諭(30)が、妊娠を理由にした解雇は不当として、経営者の学校法人と園長を相手に、地位確認と慰謝料などの損害賠償を求めた訴訟の控訴審は、法人側が解雇を撤回して解決金を支払い、元教諭が任意で退職するという条件で、2日までに大阪高裁で和解した。解決金は、元教諭の訴えを全面的に認めた一審・大阪地裁堺支部の賠償金約660万円を大幅に上回るという。

 今年3月の一審判決によると、元教諭が2000年7月、園長に妊娠を告げたところ、「妊娠という私事で仕事ができない状態を作り出したのは、教師としても社会人としても無責任」と退職を迫られた。その後、元教諭は流産し、10月に解雇された。

 法人側が控訴していたが、9月27日、和解が成立。元教諭は「職場復帰できなかったのは残念だが、泣き寝入りせずに争い、解雇を撤回させることができた。もっと女性が働きやすい職場に改善して欲しい」と話している。(読売新聞)
2002年10月02日 23時08分09秒