3年1日目の実感としては

昨日は3月3日で上海生活丸3年。
先日、2ヶ月後の本帰国が決定しました。

再び川崎での生活がスタートします。
（例によってすぐには自宅に戻れないけど、
　ジタバタせず川崎の地に漂います・・・）

1年目は（一応）会社に所属。
2年目は（一応）大学に所属。
そして
3年目はどこにも所属しない怪しい駐妻として君臨。

とそれぞれ違った立場で、

震災からはじまり、反日デモ、鳥インフル、大気汚染など
政治、環境など外因的な問題から

カメラや財布をすられたり、
飲み屋でひっくり返って全治1ヶ月の怪我をしたり（要するに自爆）、
電気オートバイにひかれたり、バッグ買えと人に飛び掛られたり、
人と酔っ払ったり、意気投合したり、
ムカついたり、ムカつかれたり、通じたり、通じなかったり、と
ごくごく普通の（？）日常の中で。

この3年で得られた「無形資産」は数知れず。
最初はゴネたけど、来てよかったなと心から思えるし、
しかもこの5～6年の間で言えば、
一番長く住んだ場所でもあり、愛着はある。

けれど、実は感慨深さとか、やり残した感が一切ないんですよね。
友達と別れるのは寂しいけれど、
仲のよい友達の多くは、同時期に帰ることが決定しているし、
それ以外の人々も、縁があれば必ず会えると思っているし。
（まぁ、そういいつつ、会える人はきっと一握りなんだろうけど）


どちらかといえば、
親のこともあるし（父親はおかげさまでだいぶよくなりましたが）、
早く帰りたい・・・かも。

唯一よかったのは、引越し時期と震災バザーが重なったことで、
物品を提供できたことぐらいかなあ。


とこんな文章を書いてしまうのは、
季節の変わり目のせいか、イマイチ体調がよくないからかもしれない。

体力と気力は比例する
―最近つとに実感してしまう上海生活3年と1日目。

もうすぐ春ですね。