遺跡好き弁護士の一(はじめ)法律事務所

遺跡好き弁護士射場守夫は現在奈良県大和高田市一法律事務所にて業務中!遺跡紹介とたまに法律や仕事のお話をいたします。

鬼の俎・雪隠(明日香村)

2012-08-25 14:42:10 | 日記
暑い毎日が続いています。いかがお過ごしでしょうか?
私は、寝冷えをしてしまいまして、体調悪いです。

今回も超有名な遺跡、鬼の俎(まないた)、鬼の雪隠(せっちん)です。
雪隠とはトイレのこと。現在ではほとんど使われませんね。

冒頭の写真は鬼の俎です。そして、下が鬼の雪隠


解説によると、元々は鬼の雪隠は7世紀後半の古墳の石室の蓋石で、鬼の俎は石室の床石でこの二つは合体して石室になっていたそうな。
ところが、その古墳の墳丘が消滅してあらわになった石室の蓋石(鬼の雪隠)が転げ落ちて現在の場所にあるとのこと。

確かに、鬼の雪隠は鬼の俎の下方にあるのでそのとおりかなと思うんですが、でも、鬼の雪隠の場所は全然鬼の俎の真下じゃないんですよね。
かなり斜め下なんですよね。転げ落ちたと言うには少し無理がありそう。転げ落ちた後誰かが移動させて現在の場所にあるのかも知れないけど。
こんな物が転げ落ちる理由って、崖崩れや地震くらいですかね。

改めて、鬼の俎を見ますと、きれいに加工していますね。多分サイズ的には鬼の雪隠とぴったり合うのでしょう。

しかし、近くに行って測ることはできません。立ち入り禁止の看板が・・・・。ここにも宮内庁?これ陵墓ですか?

と思ったら、鬼の雪隠も立ち入り禁止で宮内庁・・・
なんででしょうね?解説には説明がないから分かりません。
例によって陵墓に必ずついている「魚鳥等を取らぬこと」というお達し看板がないので若干事情が異なるのでしょうか?

最後に鬼の雪隠の横顔

モアイ?
巨大な石ですね。これで石室の壁と天井を形作っていたわけですね。

この日も含めて暑い毎日が続いていました。
次回もまた炎天下、自転車で明日香村巡りを続けます。

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