eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

トルコに行った気分になれるレストラン

2015-08-19 15:44:00 | お店情報
35℃以上の真夏日が続き、バテバテになったと思ったら今度は一気に19℃に下がるという恐ろしい気候の変化に体がついていかないこの頃です。



今日はドイツに居ながらトルコに行った気分になれるレストランのお話です。

場所はWiesbaden ヴィースバーデンのトルコ人街が多い地域。

中心部に近いのに道を1本入っただけでトルコ人経営のお店が並び、もう全く違う雰囲気が漂います。

今回行ったのはこちら。 Harput Restaurant


お客さんもほぼトルコ人で、トルコ語しか聞こえてきません。

メニューは充実していて選ぶのに迷ってしまうほど。 鯛や鯖のグリルもあります。

オーダーを済ませたらいきなりこんな足つきのまな板に乗ったパンが登場。 店内の窯で焼かれているので熱々のもっちもちです


私は「içli Köfte イチリキョフテ」をチョイス。 これはいわゆるピロシキのようなもので、揚げパンの中にトマト味の牛ひき肉が入っていました。 美味しかったのですが、生地が固くてナイフで切るのに四苦八苦しました。

とにかくパンが大きいので食べても食べてもなくなりません。 最初はイチリキョフテだけで足りるかな?と心配していたのですが、十分どころかパンを食べきれませんでした。

食後のサービスのチャイとデザート。 デザートはドーナツにさらにシロップをからませたもの。 とっても甘いですが、やわらかめのかりんとうのようで、慣れると病みつきになりそうでした。


初めて行ったので次々に頼んでないものが来て「もしかして全部加算されてるんじゃ・・・」とドキドキしましたが、結局はサービス。

食事と一緒に最初に注文したチャイまで無料で、お会計はキョフテの分だけでたったの4ユーロでした。

とってもお得でお腹いっぱいになる上に、トルコに居るような気分になれるこのお店はオススメです

写真を撮れなかったのですが、トルコの塩入りヨーグルトドリンク「アイラン」のマシーンもあり、見ているだけで面白かったです。





関係ない話ですが、一昨日久々に車のドアに指を挟んでしまいました。 痛みは減ってきたのですが、まだ少し腫れていてちょっとでも何かに当たるとビリっとします。

親指1本ですが、使えないと不便なものですね




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オス猫ビール屋さん in チェコ

2015-06-22 12:44:24 | お店情報
去年に続いてドイツとチェコの国境近くに住む友人夫婦を訪ねてきました。→去年の記事

今日はそのチェコ側にある、ビール醸造レストランのお話です。

友人宅からそのビール屋までは歩いて40分。 牛さんやかつらを被ったお馬さん達の視線を浴びながらてくてくと。



看板だけの国境を超え、出てきたのはなんとそのビール屋専用の電車の駅。
ベンチも休憩所の窓にも猫さんらしい影があります。

それもそのはず、このビール屋は名前をKocourと言い、それはチェコ語でオス猫という意味らしいです。 →HP


なのでそこかしこに猫のマークがあって、まるで宝探しのよう。 門にも猫。


1歩中に入ると“微笑みの猫”

子供の遊び場もあり、そこには孔雀が2羽。 古い電車を利用した宿泊施設もあり、敷地はとても広いです。

ビールの種類は豊富で、どれもアルコール度数が高め。 その中からラガービール(左)とさくらんぼビールをチョイス。
さくらんぼはほんの少し風味が感じられるかな?という程度で、ベルギーのさくらんぼビールとは全く違った味わいでした。

チェコは驚くほど物価が安く、このラガービールで73セント、さくらんぼビールで84セントでした。

1人ビール1~2杯とお料理も1品ずつ頼んで、なんと一人当たり5ユーロ(約700円)のお会計。

皆で「おっちゃん、計算間違っとんちゃうん?」と疑ってしまうほど。

これがプラハみたいな都会だとけっこう高いらしいのですが、こういう田舎町では本当に安くて、かなり得した気分になります。

立派な醸造樽。 


カウンターと椅子にも猫がいます。


猫好きな私は入った時からこの店のオリジナルグッズに釘付け 悩んだ挙句、Tシャツを買ってしまいました。


こんな国境にあるにも関わらず、店の人はほとんどチェコ語オンリー。

支払いはユーロで出来て、メニューにもドイツ語が併記されていますが、会話は身振り手振りという不思議なお店でした。

これでチェコに行ったのは2回め。 2回とも同じ村に、しかも歩いて行ったという・・・(笑)

今度はまた別の村に、電車で行ってみようかと思います。







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子ぎつねビール in Düsseldorf

2015-04-21 21:32:00 | お店情報
前回の続きです。

お寺で桜を楽しんだ後は、デュッセルドルフの旧市街へ向かいました。

マルクトプラッツ。 堂々とした市庁舎とヨハンヴィルヘルム二世さんの像があります。

デュッセルドルフはアルトビールという地ビールが有名で、ビール醸造所もたくさんあります。

静かな通りを歩き、角を曲がるといきなりワイワイガヤガヤ。 お祭りでもやってるのかと思うと、テラス席でビールを楽しむ人達の声でした。
今回行ったのは im Füchschen (子ぎつね)というお店です。 創業が1848年なので、すでに160年以上ビールを作っているわけですね。

アルトビールというのはこういう上面発酵の褐色のビール。 1杯が250mlで、1.90ユーロでした。 軽くて飲みやすいです。

こういう店は強そうな男性のウエイターさんがほとんどで、ビールを注いだグラスを目一杯トレーに乗せて、忙しく動きまわっています。 そしてビールを頼むと耳に引っ掛けた鉛筆でコースターに線を書き、それを見てお会計というシステム。 久しぶりに耳に鉛筆を乗せた人を見ました

店内のあちこちにきつねのモチーフがありました。 ビール樽を覗くいたずら好きそうな子ぎつねちゃん。 ドイツだから油揚げはないでしょうね。 それとも手ぶくろを買いに?


なぜきつねなのかは分かりませんが、可愛いです。

私がもっと飲めたら1杯ずつビール屋さんをはしごして飲みたいところですが、この1杯でもう十分なので後は他のお店を見ながらぶらぶら歩きました。

鐘がいっぱい付いたビール屋さん。

別の店のてっぺんには陽気なおじさんが1杯ひっかけてる看板。

Goldenen Kessel(金の釜)というお店には金の釜がぶら下がっています。
陽気なおじさんの看板が強風で飛んだり、この釜には雨水がたまらないんだろうか・・・?なんてどうでもいいことを考えてしまいました。

どこのビール屋さんも午前中から開いているので、昼間でも酔っぱらいがいて賑やかだそうです。

私はやっぱり小さい町の静かな旧市街が好みですが、またデュッセルドルフに行ったら今度は別の店で1杯ひっかけようと思います 










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ビール醸造所のレストラン in Frankfurt  

2015-04-18 23:17:00 | お店情報
先日クロンベルクを散策した後に、フランクフルトで最古のビール醸造所直営レストランに行きました。

それがこちら。 Zu den Zwölf Apostel
ここはフランクフルトの中心部、コンスターブラーヴァッヘ駅から歩いて行けます。

案内された席はビール樽のすぐ前。 昼間でも暗い店内で、電灯が写り込んでしまいました。


ここのビールは18世紀末から造られているのだそうで、ピルスナーとダークビールの2種類があります。
味は私にはよく分かりませんが、少し癖がある、炭酸が弱めのビールでした。

お料理はどれもボリューム満点ということだったので、私はスープのみ、夫は日曜限定メニューを頼みました。
これ、ロールキャベツに見えますが、中身はロールキャベツと同じでも外側がパンの団子なんです。

しかも1つがソフトボール大なので、夫でも食べ切るのが必死でした。

お会計をお願いすると、こんな宝箱が登場。 この中にレシートと飴ちゃんが入っています。
ちょっとした事ですが、こういう遊び心が良いですね。

店員さんはフレンドリーで、英語もOKです。



ビールを飲んでほろ酔い気分になった私は、マインツのパン屋さんで見てはいけない物を見てしまいました。

それは・・・・・

きゃ~

これ、一体何  目が、目が流れてる~

落ち着いて見ると、時期的にこれは羊だろうと思い当たりました。

それにしてもひどい出来ですよね。 あまりの怖さについ買ってしまい、目を見ないようにして一気に食べてしまいました。

ちなみにこれは、チョココーティングした羊型のパウンドケーキで、お味はまあまあでした。

どうせ作るなら、もうちょっと可愛くできないものかしら・・・

隣りのうさぎパンは売れるのに、この羊ケーキがほとんど売れてなかったのも当然でしょう。

来年もまた寂しく売れ残っている姿を見ると、買ってしまうかもしれません。








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Darmstadtで絶品白ビール

2014-03-15 23:05:00 | お店情報
好天が続く木曜日、有休をとった夫と共にまた美味しいビールを求めてお出かけしました。

今回は経由地であるDarmstadt ダルムシュタットで、評判のお店です。→Darmstädter Ratskeller

お店の外観を撮るのを忘れました

夜には地下・地上階・2階の3スペースが開くようですが、昼間に行ったので地上階のみ開いていました。

お店の中はこんな感じで薄暗く、木彫りの年代物のテーブルや椅子が並んでいます。


ライトはビール樽の形。


入り口すぐにある、本物のビール樽はピッカピカで鏡のように店内を映していました。

ちょうどビアマイスターが目の前で仕込み作業をされていたのでじっくり観察できたし、途中から熱されたホップの芳ばしい香りも漂ってきて工場見学をしているようでしたよ。

頼んだ料理とビールたち。
   
テーブルに置いてある紙にはビールの造り方が書いてあります。

Dunkel 黒ビール・Weizen 白ビール・Pils ピルスと3種類とも頼んでみましたが、白ビールがもうめちゃくちゃ美味しかったです。


私はいつも夫のビールをちょっともらう程度で、味の違いもほとんど分からないのですが、ここの白ビールだけは「うまい」と思いました。

それにお値段が安くてこれだけ頼んでも26.1ユーロだったんです。

すごくお得感がありますよね。

お客さんは平日という事もあってか、ほぼ常連のお年寄りばかり。

中には歩行器を押したり杖をついている方もいらっしゃいましたが、皆さん楽しそうにおしゃべりしながらもりもり食べて、ビールを楽しんでおられました。

やはりドイツのお年寄りは胃も元気な方が多いです

店の外にあったネコヤナギ。 黄色いのは何かと思ったら花だそうです。
ネコヤナギにこんな風に花が咲くなんて知らなかったので、偶然見られて嬉しくなりました。

では次回は次の目的地に向かいます。






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