eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

しゃべる妻 聞かない夫

2013-10-31 17:00:00 | 家族
私は自他共に認めるおしゃべりで、長いこと黙っていると口が腐ると思っています。

毎日の些細な出来事も、もらさず話したい。

たとえば交差点で信号待ちで止まっている車の前でジャグリングをし、終わったら車を回ってお金を請求している人を見た!とか、久しぶりに行ったスーパーの近くに近々回転寿司屋ができてしかも寿司が船に乗って回ってくるらしい!とか・・・。

大したことではないけど、私にとっては新たな発見でその日のネタなわけです。



一方夫は無口です。

家に帰るとすぐに録画していた映画やドラマの編集をし、それが終わるとずーっとそれらを見ています。

その姿はまるで地蔵のようです。



私としては話したいことを抱えて夫の帰りを待っていたわけで、当然夫に話します。  

でもたいていリアクションなしで、あっても「フン」と鼻で笑うだけ。

まったく話し甲斐がないったらありません。



仕事で疲れてる時は仕方ないなと思います。

でもお休みで一日ゆっくりしてる時でもそうなんです。



昨日もいつものように生返事をされたので、話しを途中でやめてみました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

5分後にやっと「今なんか話してなかったっけ?」と言われました

いかに聞いてないかがはっきり分かりました。



よくテレビでも“女性はつまらない話を延々とする”と言われています。

そして男性は女性より50倍集中する能力があるので、女性のように一度にいろんな事ができないとも。

そういう違いは納得できるのですが、なんとかもう少し聞いて反応してもらえると嬉しいんですけどね。

いつも夫に話しても消化不良で終わります。



ちなみに夫は自分の得意な分野の話になると同じ話をうんざりするくらい熱く延々としゃべります。

私はそういう時はちゃんと聞いて相槌も打ってるんですけど、夫にはまったく伝わっていないようです。



結婚するまではちゃんと話を聞いてくれていたはずなのに、やっぱり結婚前と結婚後で人は変わりますね。

まぁ、そういう私も結婚前に比べるとだいぶふてぶてしくなりましたが。


そんなわけで、ドイツの事とは関係なく時々この場を借りておしゃべりすると思いますが、どうぞご容赦ください。






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落ち葉とリス

2013-10-30 23:50:00 | 動物
冬のような寒さから一転暖かくなり、台風を思わせる強風の日がありました。

おかげで木の葉はずいぶん落ちてしまい、一気に寂しくなった感があります。

そんな中、またマインツの植物園に行ってきました。

植物園の一画には地域ごとの木が植えられている場所があり、そこにあるもみじが紅葉しているかも?と思ったのです。

いざ行ってみるとこんな感じで全然真っ赤ではありませんでした


部分的な赤を狙って撮ってみると、やっともみじらしく見えます。


まだ時期が早かったんでしょうかね。

残念だなぁと思いながら歩いていると“カサカサカサ”と音が聞こえます。 鳥かと思ったらリスが走り回る足音でした。
この時期は葉っぱが沢山あるので、リスでも結構足音がしてしまうんですね。

ピョンピョン飛びながら走るリスを追いかけることしばし。
1匹のリスが私に気づかなかったのか、近くまで走ってきました。 立派な大股開きで立っています。
あれ?何かいる


私に気づくとキュキュキュッと鳴きながらピョンピョンピョーンと木の方へ。
何だお前? 誰だお前?


ここまで来ればもう安心


悔しかったらここまでおーいで♪

この子はじーっと私を見ていたので、初めてリスと長い間目が合いましたよ。
可愛くて可愛くて、倒れそうになりました
今の所、ここでのリス遭遇率は100%。
これからは勝手にリス公園と呼ぶことにします。

そうそう、以前の記事で紹介したこの紫の実がまたありました。→過去記事

今回は名前を書いたプレートもしっかり撮って、Callicarpaという名前だと判明。
帰って調べてみると日本名は「紫式部」というそうです。
そう分かると急に親近感が持てました。
なんでも紫色の実の清楚な美しさを平安美女の紫式部に例えたのだそう。
ちなみに花言葉は「上品」だそうです。

また近いうちにリスに会いに出かけようと思います。 今度はどんな顔を見せてくれるのか楽しみ



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魔女の塔のある町 2

2013-10-26 23:15:00 | お出かけ(フランクフルト周辺)
前回の続きです。

木組みの家の窓辺にはりすちゃんが遊びに来ていました。
   
    

よく猫が窓にぶら下がってるようなのは見かけますが、りすちゃんも可愛いですね。

時期的に玄関先にかぼちゃを飾っているお家もありました。
この顔を見た瞬間、いつもアハハハと笑いながら「~だじょ。」が口癖のちびまる子ちゃんの山田くんだと思いました。

別のお家の前には、お笑いグループ ロバートの秋山さんが。


さらに別のお宅の門の上には頬杖をつくこんなお方が。
まったくよぉ・・平和すぎてつまんねぇぜ
 

つながれてないのにじっと店番をするワンちゃんも。

木組みの家だけでなく面白い物が多くて、ぶらぶらしているだけで楽しいです。

よく歩いてお腹が空いたので、前回も行ったBrauhaus ビール屋さんに行きました。 Idsteiner Brauhaus

今は右側が修復中で黒い幕がかかっていますが、このビール屋さんは昔の消防署で建物も素敵です。

中には大きなビール樽。


写真は定番の黒ビールと白ビール。 その他には季節ごとのビールもあり、この日はRauchbier 燻製ビールがありました。
燻製ビールはバンベルクが本場ですが、バンベルクの物に比べて燻製度が弱く飲みやすかったです。
ここは2階建てで結構広いのですが、いつも客さんがいっぱいで地元でも人気のビール屋さんです。

食べたのはSchweinebraten 豚肉の煮込みです。

お肉がトロットロに柔らかく煮こまれていて、甘めのソースと合って美味しかったです。
ポテトサラダに見える丸いのは、ゼンメルクネーデルというパンで作ったお団子です。

全体にお値段が安くてボリュームがあり、もちろんビールも美味しいのでおすすめのお店です。


これでIdstein散策は終わり。
帰りはこのビール屋さんのすぐ裏がBusbahnhof バスターミナルなので、そこからバスに乗って帰りました。
ちなみに駅から中心部まではゆるい下り坂で徒歩15分くらいです。
土曜は14時頃にお店が閉まってしまうし買い物は期待できませんが、のんびり散策するにはもってこいの場所です。



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魔女の塔のある町 1

2013-10-25 21:10:00 | お出かけ(フランクフルト周辺)
少し思うところがあってブログタイトルを変更しました。(旧 独逸ホントはこんなとこ)

eine Pause はドイツ語でひと休み。

私のブログでほっこり一息いれてもらえたらという思いを込めてつけました。

ブックマークしていただいている方にはお手数をおかけします。

URLは変わりませんので、面倒でしたらそのままでも結構です。

今後ともよろしくお願いします。




先週土曜日はとてもお天気が良かったので、久しぶりに木組みの家を見にお出かけしてきました。

行き先はIdstein イトシュタインという町で、Mainzからは電車かバスで1時間程度の道のりです。
</iframe>大きな地図で見る">Idstein

ここには以前一度来たことがあるんですが、その時は魔女の塔に登れませんでした。 なので、今回はリベンジです。

こちらが魔女の塔。                        ツーリスト・インフォメーションで鍵を借りて中に入ります。
 


木の階段は磨り減り幅も狭くてちょっと怖かったですが、なんとかてっぺんまで来ました。
その景色がこちらです。

紅葉し始めた木々に囲まれて立つ木組みの家。 秋の景色も素敵です。

ここで残念だったのが、てっぺんの天井にあった落書き。
たくさんの落書きの中には日本語のものもあって、さらに残念な気持ちになりました。

塔を下りたら散策開始。 いきなり目にはいるのはこんな広場です。


こちらはRathaus 市役所(右側)とSchiefes Haus 傾いた家です。


違う角度から。


傾いた家をじっくり見ていると自分の首も傾いてきます。


本当はツーリスト・インフォメーションの建物がとても素晴らしいので紹介したかったのですが、残念ながら修復中
またこれでもう一度この町に来る理由ができてしまいました(笑)

こちらのお店の前にあるのは金色のじゃがいも?で、いつも子供たちに大人気。 必ず誰かが上に乗っています。


この町で一番お気に入りの木組みの建物がこのホテル。

この鮮やかな色使いとこの鬼さん達が特徴です。

鬼さんと書きましたが、正確にはNeidköpfe ねたみの頭という名前で、嫉妬やねたみ・ひがみといった感情からこの建物を守る、守り神のような存在らしいです。


壁一面のぶどうの蔦が紅葉しています。


窓辺には本物のぶどう。

毎日手を伸ばせば新鮮なぶどうが好きなだけ食べられるなんて、幸せですよね。

花真っ盛りで抜けるような青空の夏に町歩きをすることが多いですが、秋はまたちょっと違った良さがありました。


こういう斧の模様は大工さんの職人標識で、典型的な木組みの家を作る道具が描かれているそうです。



今回ちょっとだけ詳しくなったようなことを書いてますが、こういうことが書かれたパンフレットがツーリスト・インフォメーションに置いてあるんです。
まだ私にはかなり難しくてとても全部は解読できないのですが、こんな無料のパンフレットがあるなんてなんて良い町なんだろうと思ってしまいました。


その2に続きます。



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植物園の変わり者

2013-10-22 16:40:00 | お出かけ(フランクフルト周辺)
前回・前々回の続きです。

植物園にはもちろん温室もあって特に珍しくはないのですが、私は植物園自体が久しぶりだったので結構楽しめました。

まず目を引いたのがこの植物。 一見でかい土筆のようですが・・・

アップしてみると、目が離れすぎた宇宙人のような顔です。 恐らく日々地球上の生物の監視をしているのでしょう。
ワレワレハウチュウジンダ


次にHさんが教えてくれたのがこのサボテン。
正式名称は忘れましたが、俗に「姑の椅子」というらしいです。
「姑が家に来たらこれに座ってと勧めたらいいのよ (^_-)-☆」  どこの国でも姑は嫌われ者です。

池では亀さんたちが仲良く甲羅干し。


恐ろしいピラニア。 いつ見ても立派な受け口です。


また外に出て見た池。


そこの噴水はこんな方でした。
Hさんに「あれは一体何??」と尋ねると「Pferdefisch (馬魚よ)!」
そのまんまやん・・・・(^_^;)
彼女にはもうちょっと笑いを伝授しなければなりません。

そしてまた菊の展示をうっとりと眺め、帰路についたのでした。
 


Hさんは文通相手で、以前一度お茶をしたことがありこの日会うのが二度目でした。
彼女は優しく穏やかな人で一緒にいるのは楽しいのですが、二人っきりでドイツ語のみの7時間はまだ私にはハードルが高かったようです。
途中から集中力が途切れてドイツ語が頭に入ってこなくなり、家に帰って一息ついたらそのまま20分間意識を失っていました。

ろくに会話らしい会話ができない私とも嫌な顔をせず付き合ってくれる彼女には感謝しかありません。
今度はもうちょっと会話が楽しめるように日々精進しなければ

長々の植物園記事にお付き合いありがとうございました。






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