老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

深夜便、、、今日の花

2017-05-22 09:22:03 | 俳句
       

深夜便が終わろうとする時、「今日の花と 花言葉」の放送がある。
午前五時前。いつも子守り唄がわりのラジオであるからほとんど聞いたことはさっぱり忘れている。
今朝は、「今日の花」は みかんの花 と、、、、

< みかんの花が咲いている 思い出の道 丘の道、、、、>
この童謡は良く歌った。アナウンサーもこの歌のことを云っている。
我が家の周辺にも みかんの花 が今を盛りと咲いている。
幸せな景色である。はるかの海が光っている。小豆島が望める。神戸と高松を往復する白い船が見える。
パソコンを打ちながら、お裁縫の手を休めて窓からこの風景を見る。一度だって飽きたことがない。

その前の時間は、
尺八奏者 へのインタビュウー番組であった。
トイレにおきて、そのまま聞いていた。
尺八の演奏を聞きながら 亡くなった兄のことを思いだしていた。
兄も尺八を楽しんでいた。
尺八は首振り八年?三年?とか云って、音が出るまでに何年もかかるそうである。
兄の尺八を試しに吹いてみとことが何度かあった。
うん すん とも ふー すー とも音は出ない。
首を振りながら、兄は夜毎、吹いていた。

母がいて、姉達がいた頃。
丸い笠をかぶった電灯、丸いちゃぶ台がある昭和の頃である。

         

夏の家庭着を縫った。
柄が大きい。私は身体が大きいから、こんな大きな柄のも負けないぞ。
夏の終わりのセールで買って、ずいぶんと長く眠らせておいた生地である。
どんどんと縫って、古い服の断捨離をやらなくては。
そんな平凡な日常、、。大切にしなくては、、、。

「しりとり俳句コーナー」

     ☆    名残の香尽くして朴の散華かな

     ☆    浮き足に青大将に会ふてから
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