老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

     蝉

2017-07-22 10:06:47 | 俳句
      

「おーい  蝉 蝉  カメラ持って来い」
と夫の声。

      

二階から、カメラを提げてゆっくりとベランダへ。(転んだら困る)
ベランダに面した壁を指さして、
「蝉が殻を脱いでいる」

      

夫が最初に見た時は もっと殻を着ていたようだ、、と言う。

朝から 蝉時雨の家となる。
お日さまが昇るのを待ちかねて、蝉が一斉に鳴き出す。

     

蝉が生まれたか?
写真を撮ってから 丸二時間がたった。
空蝉が壁に残っている。
やっぱり、殻から出てくるところだったのだ。
しかし、土の中ですごしていた蝉が 高い壁にどうして?
昆虫の生態はまるっきり解らない。

南天の木に蝉が止まっている。
今朝の蝉か?
違う蝉か?
本格的な夏の到来である。それにしても やかましい蝉の声。


今朝はご機嫌である。
先ず目を覚ますと パソコンを開く。
(うたたね歌仙) のページを開く。昨日 繋いだ 歌仙の流れを読む。
大方はベテランさんの手堅い筋の読みを繋いだ句が採用されている。
これも初心者の私にとっては勉強になる。
(今まで巻かれた歌仙)をいつもテキストとして読んでいる。語彙が豊富で自由自在に言葉を駆使している。
そんな経験の豊富な先輩方の繋ぎをテキスト代わりにして勉強をやっている。

他にも「連歌」のページが何箇所もある。
捌き手の趣味?傾向があって、個性といえば個性がある。
古くさい、新しい現代の言葉で、、、、色々と、その結社の個性、特徴が見わけができる自分に気づく。


「無欲の団扇の巻」
人間の欲望と理想をテーマに、、、、が始まった。

今朝は始まったばかりの (初折の表) 四句目に私の繋ぎが。
目を疑った。こんな事が、、、、
嬉しいの一言に尽きる。
先が長い。
どんな結果になろうと、一生懸命についてゆかなければ。


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