目糞・鼻糞というが、今の米国の大統領選挙戦の討論を見ていると、まさに目糞と鼻糞の罵りあいのようで、なんだかんだ言いながらも、これを観て大喜びしている米国民の「民度」が知れよう。
ドナルド候補は、まさか録音されているとも知らずに、過去の、下品で卑猥な言葉を使って下ネタを連発している会話が世界中に流れたのだった。
因みに、このニュースでひとつ勉強になったのは、こういう公でない仲間内だけでの会話を、英語では、「Locker Room Talk 」(ロッカールームでの話)と表現するようだ。
このトランプがしゃべった話を聞いたとき、私はずっと前にテレビで森繁久彌さんが、飄々と語っていたことを思い出した。それは、まだ彼が若かりし頃、仲間の男優と一緒にクルーザーで海に出たときの話だった。
当然、男だけではなく、きれいどころも誘ったらしいのだが、「君ネェ、女っていうのはネェ、広い海の上ではネェ、随分大胆になるもんでネェ。そりゃもう、羞恥心なんて持ち合わせていませんってなもんなんだよ・・・」そう言って、カッカッと笑うのだった。
下品な会話をバラされたドナルド氏は、今日の2回目の討論会では、クリントン氏の亭主のことを話題にして、反撃したようだった。
ヒラリー女史の亭主である、ビル・クリントンの下半身にも相当な魔物が潜んでいるようで、その見っとも無いスキャンダルに関しては、このブログでも取り上げたことがある。
2御関心のある方は、2015年 6/15 のブログ、『 夫は女たらしでも 』 をご覧あれ。
最後のホワイトハウス研修生のモニカさんとのスキャンダルのときは、クリントン大統領がモニカさんに口止めしようとしたのが、かえってまずいことになり、モニカさんが友人に大統領の精液がかかったジャケットを洗わずにほぞんしてある、などと話したものだから、大変なスキャンダルに発展したのだった。
しかし、当時の米国民は、テレビで神妙な顔つきでエロ行為を認め謝罪した(余談だが、このとき言った「不適切」という言葉が流行って、マスゾエの時も盛んに使われていた)のを見て、許したどころか、モニカさんの方を轟々と非難したのだった。
米国民というよりも、キリスト教では、懺悔をするとすぐに許されて、以降はチャラになって暮らしていける、というものなのだろうか、と私は勝手に理解したものだった。
てっきり奥さんは亭主を見限って、すぐにでも離婚するものと思っていたのだが、ヒラリーはそうしなかった。
今回のドナルド氏のロッカールーム・トークで、米国民は大きな失望を感じたような報道があったのだが、前のクリントン大統領の時と比較して、本当に大きな失望と感じたのでしょうかねえ。
ちょっと、奇麗事を言ってるんじゃありませんかね?
ドナルド候補は、まさか録音されているとも知らずに、過去の、下品で卑猥な言葉を使って下ネタを連発している会話が世界中に流れたのだった。
因みに、このニュースでひとつ勉強になったのは、こういう公でない仲間内だけでの会話を、英語では、「Locker Room Talk 」(ロッカールームでの話)と表現するようだ。
このトランプがしゃべった話を聞いたとき、私はずっと前にテレビで森繁久彌さんが、飄々と語っていたことを思い出した。それは、まだ彼が若かりし頃、仲間の男優と一緒にクルーザーで海に出たときの話だった。
当然、男だけではなく、きれいどころも誘ったらしいのだが、「君ネェ、女っていうのはネェ、広い海の上ではネェ、随分大胆になるもんでネェ。そりゃもう、羞恥心なんて持ち合わせていませんってなもんなんだよ・・・」そう言って、カッカッと笑うのだった。
下品な会話をバラされたドナルド氏は、今日の2回目の討論会では、クリントン氏の亭主のことを話題にして、反撃したようだった。
ヒラリー女史の亭主である、ビル・クリントンの下半身にも相当な魔物が潜んでいるようで、その見っとも無いスキャンダルに関しては、このブログでも取り上げたことがある。
2御関心のある方は、2015年 6/15 のブログ、『 夫は女たらしでも 』 をご覧あれ。
最後のホワイトハウス研修生のモニカさんとのスキャンダルのときは、クリントン大統領がモニカさんに口止めしようとしたのが、かえってまずいことになり、モニカさんが友人に大統領の精液がかかったジャケットを洗わずにほぞんしてある、などと話したものだから、大変なスキャンダルに発展したのだった。
しかし、当時の米国民は、テレビで神妙な顔つきでエロ行為を認め謝罪した(余談だが、このとき言った「不適切」という言葉が流行って、マスゾエの時も盛んに使われていた)のを見て、許したどころか、モニカさんの方を轟々と非難したのだった。
米国民というよりも、キリスト教では、懺悔をするとすぐに許されて、以降はチャラになって暮らしていける、というものなのだろうか、と私は勝手に理解したものだった。
てっきり奥さんは亭主を見限って、すぐにでも離婚するものと思っていたのだが、ヒラリーはそうしなかった。
今回のドナルド氏のロッカールーム・トークで、米国民は大きな失望を感じたような報道があったのだが、前のクリントン大統領の時と比較して、本当に大きな失望と感じたのでしょうかねえ。
ちょっと、奇麗事を言ってるんじゃありませんかね?