孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

年越しは名画を観ながら

2016年12月31日 | 趣味の世界
2016年が終わろうとしている。

加齢と共にお頭の髪の毛の数は減っていき、増えるのは血圧と血糖値と体重くらい・・・

親父の最期を見てから、長生きなど、大して固執してないから・・などとうそぶいていたのだが、昨今の世界情勢の大変革の予兆を感じてからは、あと10年くらい生き延びて、この世がどう変わっていくかを眺めたいと思うようになってきた。

残り数時間となった平成28年、私たちのオリジナルカレンダーでいうと、皇紀2676年は、私や家族にとって安寧の一年であった。

先日、空いているうちにと思い、お礼参りに神社に出向いておみくじを引いたところ、来年はこれまでの経験が活かせる飛躍の年になると書かれていた。

多くを望まない。

翌年も大過なく暮らせたらと思うのみである。




残った時間は、好きな名画を観て過ごそうかと思う。

選んだ映画は、この二つだった。

  衝撃のラストシーン!

  原題: Up in the Air


どちらも、英語の学習教材として繰り返し観た映画だった。

このブログも一年以上続けられた。

独り言のように書き綴ったブログだが、少しはボケ防止になっているのかもしれないので、PCが壊れない限りもう少し続けようと思う。

それでは、良いお年をお迎え下さい。

釜山慰安婦像設置、朝日新聞が後押し(笑)

2016年12月31日 | 外国ネタ
昨日の朝日新聞デジタルによると、南朝鮮の釜山市にある日本総領事館前に、慰安婦「少女像」が市民団体や学生の手で設置されたそうである。

  ソウル市は日本大使館前に

以下、記事より。

『釜山市東区にある日本総領事館前に慰安婦問題を象徴する「少女像」を設置した市民団体や学生たち約60人は30日午後、総領事館前で記者会見を開き、口々に「市民の勝利」を叫んだ。「歴史をただし、民族の自尊心を打ち立てる市民の偉大な勝利だ」などと主張した。

 少女像は28日、いったん「道路使用の許可を得ていない」とした釜山市東区と警察当局によって撤去された。像はそのまま、東区が保管していた。

だが、直後から東区には、市民からの苦情が殺到。困り果てた東区は30日午前に市民団体と面会し、像も返還した。区長は30日の記者会見で「法は守らなければいけない」と語る一方、「少女像(の設置)を一度も拒んだことはない」と述べるなど発言が迷走。「記者会見したのは(像の設置の)黙認だと言ってもらってもよい」と語った。

 日韓関係筋によれば、東区の突然の態度変更に驚いた日本政府は、東京やソウルなどで韓国側に「像の設置を認めないでほしい」と繰り返し要請した。

しかし、韓国側は「要請は理解した」と答える一方で、30日夕方の段階で、像の撤去には動き出していない。

韓国では朴槿恵(パククネ)大統領が弾劾(だんがい)訴追されて職務停止となっており、同筋は「今の韓国世論は朴槿恵政権への批判一色。朴政権による慰安婦合意を否定する空気も強まっている」と語る。』


   警察出動するも・・

   筋書き通りの大騒ぎwww

この記事の見出しが、いかにも朝日新聞らしくて、大笑いしてしまった。曰く・・

『 少女像設置団体、勝利叫ぶ 靖国参拝が後押しとの見方も 』


この記事で、最も朝日が読んで欲しいのは、【靖国参拝が後押しとの見方も】の部分であろう。これは、いわゆる「朝日新聞用語」の一つで、他にも次のような朝日新聞用語がある。

例1)  【各方面の批判を招きそうだ】
     → 「さあ、読者の皆さん、批判を開始してください!」

例2)  【議論が尽くされていない】
     → 「朝日新聞好みの結論とはなっていない」

例3)  【異論が噴出している】
     → 「朝日は大反対である」

例4)  【アジア諸国が】
     → 「中国共産党および南北朝鮮が」

【靖国参拝が後押しとの見方も】とは、つまり「稲田防衛大臣が29日午前に靖国神社を参拝したことが、騒ぎの発端になっているんです。さあ、読者の皆さんも一緒に大騒ぎを開始してください。」という意味の「朝日新聞用語」なのである。



洋画タイトルに見るカタカナ語化

2016年12月31日 | 社会観察
大晦日の朝刊に平成28年の映画興行収入ランキング、邦画・洋画が載っていた。

年に一度か二度しか映画館に行かない映画ファンとしても、興味があって中身を見たのだが、邦画に関してはお子様向けマンガ映画が多くて、やはり映画は不作の時代だといわれるのも無理はないと感じた。

さらに洋画のベストテンを見て何となく違和感を覚えたのだが、その理由は映画の題名がほとんどすべてカタカナだったからだった。

ベストテンの題名すべての中で、使われている漢字は、「覚醒」と「魔法使いの旅」、それに「時間の旅」だけで、あとは以下の通りすべてカタカナか数字である。

1位 スター・ウォーズ フォースの覚醒
2位 ズートピア
3位 ファインディング・ドリー
4位 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
5位 ペット
6位 オデッセイ
7位 007 スペクター
8位 アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅
9位   インデペンデンス・デイ:リサージェンス
10位 シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

映画配給会社の広報部は、カタカナの題名の方が興行的に有利な影響が出ると見込んでそうしているのなら、果たしてその成果はあるのだろうか疑問である。

また、そうではなくて、インパクトのある日本語の題名を考える手間を惜しんでいるとすれば、それは怠慢であり無策であると思うのだ。

9位の『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』という題名をみて、「ああ、面白そうな映画だ。観てみようか。」と感ずる人が果たしているだろうか?

  リサージェンス??

直訳すると、『独立記念日:再開』となる。これでは、味も素っ気もないか。

そもそもこの映画は、『インデペンデンス・デイ』というエイリアンとの戦争ものの映画の続編のようだ。戦いの日が、アメリカの7月4日というアメリカの独立記念日だったということらしい。エイリアンとの戦いが「再開」されるという映画のようだ。

また、6位の『オデッセイ』という映画のことをテレビで紹介していた時、我家の愚息とカミさんが、「オデッセイってどういう意味なんだろうね?」などと会話していた事があった。説明するのが面倒であったので、私は無視したのだが、その時も「もう少し気のきいた題を考えりゃいいのに・・」とチラッと思ったものだった。

ネットで過去の洋画ベストテンを検索してみると、映画が娯楽の王様だった頃は、立派な題名がたくさんあってうれしくなる。

昭和26年の『黄色いリボン』。原題は、She wore a yellow ribbon (彼女は黄色いリボンをつけていた)というものだ。

  騎兵隊の色は「黄色」だった

これは南北戦争の頃からあったアメリカ民謡の Round her neck She wore a yellow ribbon が騎兵隊のマーチ(Cavalry Song)として歌われ、そのまま映画にも流れ、タイトルとしても使われたのである。恐らく大抵の人はメロディーを聞けば、「ああ、この曲か」と思うだろう。

南北戦争の時は兵士のユニフォームは、歩兵が青、騎兵が黄色、砲兵が赤と決っていて、恋人が騎兵として戦場に行ったのを、残された彼女は黄色のリボンを首に巻いて無事を祈ったという逸話が起源だったようだ。

この話は後々少し脚色されたりしているが、日本でも山田洋次監督がこの逸話をパクって「幸福の黄色いハンカチ」(高倉健主演)という映画にしている。

この翌年、昭和27年には、大作『風と共に去りぬ』が公開された。原題は、Gone with the wind で、直訳だが格式を感じさせる邦題となった。

  南北戦争の映画だった

南北戦争という「風」と共に、当時絶頂にあったアメリカ南部白人たちの貴族文化社会が消え「去った」事を意味するそうだ。私が若かりし頃滞米中、当時の映画好きな英語の先生達と映画談義で盛り上がった時、当然この映画の話が出た。

私は、まだ観たことが無かったので正直にそう言うと、先生方は一斉に大きな声で、「えぇーっ!!??」と声をあげ、「信じられない!それで映画ファンと言えるのか?」と口々にボロ糞に非難され、散々な目に遭ったことを覚えている。

観よう、観ようと思ってはいるが、実はまだ全編通して観たことはない。

昭和32年には、『昼下がりの情事』(原題:Love in the afternoon)、そして、昭和38年には、『史上最大の作戦』(原題:The Longest Day) が上位にランクされている。

  情事という言葉も粋に響く

  「一番長い日」??


「昼下がりの情事」は、実はゲーリー・クーパーとオードリー・ヘップバーンの演ずる可憐で優雅なロマンチック・コメディーである。こういう邦題をつけるセンスを今の担当者は是非見習って欲しいものだ。

『史上最大の作戦』は、最初『一番長い日』という邦題だったそうだ。しかし、当時20世紀フォックスの日本支社の広報にいた後の映画評論家・水野晴郎さんが改題したそうだ。

「いやぁ、映画ってホントにいいもんですね。」でおなじみだったが、すでに8年前に他界されている。しかし、彼のつけた素晴らしい邦題は映画と共に永遠に残るだろう。

こうやって、過去の邦題を眺めていると、どうも昭和40年半ばあたりから次第に原題をカタカナにしただけの邦題が目立ってきているようだ。

2年前だったか、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』というトム・クルーズ主演の洋画が封切られたが、この映画の原題は、『 Edge of Tomorrrow 』であった。なぜ、わざわざ原題とは異なる英文を、しかもカタカナで表記したかというと、話は少々複雑だった。

つまり、このSF映画は桜坂洋による日本の若者向け小説『All You Need Is Kill』を原作に、アメリカで脚本が執筆さたのだった。原作小説のタイトルは英語だったが、完成した映画の邦題はご丁寧にその英文をカタカナにしただけだった。

その年の洋画ランキングでは7位であったので、このタイトルが功を奏したのだろうか、それとも思惑が外れたのだろうか。私にはよく分からない。


いずれにしろ、昨今の東京都知事のカタカナ言葉連発なども今の悪しき風潮を助長しているようだが、社内公用語の英語化とか英語教育の若年化とかとあいまって、日本文化の土台である母国語をみんなでせっせとぶち壊そうとしているような気がするのである。

カタカナ表記が増え続くと、若者たちの頭の中の語彙は次第に減少していき、漢字は読めない書けない文字となる。

やがて南朝鮮のように漢字を捨てたがために、古典や歴史を学ぶ能力を失い、都合よく捏造された歴史を検証して真実を知ろうとする識別能力が無くなっていくことになる。

洋画の配給会社の広報担当者は、邦題を考える際には知恵を絞って、後世に残るような魅力的な題名を、是非日本語で付けて欲しいものだ。

女子スポーツ、驚愕と興醒め

2016年12月29日 | テレビ・ラジオ
今年も残りわずか。何が印象的だったか振り返ってみると、やはり五輪だろう。

始まった時は、ほとんど関心のなかったリオ五輪だったが、日本勢の大活躍で普段スポーツにはあまり興味のない私も、かなりのめり込んでしまい、週末には図書館に行ってまでその週のスポーツ新聞をまとめ読みしたものだった。

中でも、男女とも卓球があれほど凄まじい運動量と気合を要する競技だとは思わなかった。そして、愛ちゃん、愛ちゃんと可愛がられて成長した卓球選手の後に、あれほどの逸材が育っていたという点も、嬉しい驚きだった。

しかも、男女に地元静岡由来の選手が出場して活躍したとくれば、もう私は手放しで大喜びした。

  伊藤美誠(みま)選手

  平野美宇(みう)選手

まだティーンエイジャーの「みう・みまコンビ」の存在は前から少しは知っていた。二人ともアッケラカンとした性格で、物怖じしないところがこれまでにない逸材の雰囲気を醸し出している。

しかも、二人とも幼い時から母親の厳しさと愛情のもとで基礎をしっかりと教え込まれている点が共通している。

ところが、彼女達だけではない。まだ、二人を追って成長過程にある少女がいるのだ。

  早田ひな選手

  加藤美優(みゆ)選手

二人とも世界ランカーで、早田選手世界ランク19位、加藤選手29位だそうだ。いったい日本の卓球選手層はこんなにも厚くなったのだろうかと、驚くばかりである。

何かのテレビ番組で、タモリが「卓球って、暗いよね。」とつぶやいた時、私も同感したものだった。後ろに転がったピンポン玉を選手が自分で拾いに行くのが、テニスとは違って何となく格が低いようなイメージを抱いていたのだった。

しかし、サーブでの回転のかけ方の緻密さ、体全身を使った激しいラリーこそ卓球の醍醐味で、これまで私が勝手に持っていた印象は激変させられた。


卓球に対する認識が一変したように、バドミントンという競技に対する印象も見事に塗り替えられた。あらためて言うまでもない。タカマツペアの金メダルである。

これまでの私の印象は、窓を閉めきった暑苦しい体育館で行う西洋羽突き、という程度だったが、西洋の大女を相手に勝負する高橋礼華と松友美佐紀ペアの大活躍は、日本女性の頼もしさを見せ付けてくれ、勝ておごらずの謙虚さで、日本人の美徳を世界中に知らしめてくれたように感じた。

どこか茫洋としているが豪放磊落な雰囲気を漂わせる高橋礼華(通称あやかポン)と、一年後輩にあたる松友美佐紀(通称マツトモちゃん)は小学生の時から全国にその名を轟かせる選手でライバルだったそうだ。

 
松友談: 小学校の時対戦して「あやかちゃん」にボコボコにされました。


  中学生の時から五輪が夢

高橋選手を追いかけるように、仙台の高校に入学した松友選手は、監督の「シングルの二人が余っていたので」という理由で、ダブルスを組むことになり、二人の絶妙なコンビネーションは花開くことになった。

このときの松友選手の回想が素晴らしかった。

曰く、「シングルは対戦相手一人をコントロールしなければならないが、ダブルスだと対戦相手二人とコンビの合計3人をコントロールすることになるので面白そうだった。」


  決勝での逆転劇!!

すでに東京五輪に向けて新たな戦いが始っている。世界中のバドミントン選手たちは、このコンビを徹底的に研究して弱点を探し出し、対策を練っていることだろう。

一旦頂点を極めると、次は更なる努力が必要となるわけで、二人にかかるプレッシャーは大変なものだろうが、どうか悔いのない青春を謳歌して欲しい。


リオ五輪での日本人女子選手の大活躍は驚愕の連続であった一方で、残念だが実に興醒めとなったシーンもあった。

  霊長類最強女子の泣き顔

連勝街道を突っ走ってきた女子レスリングの吉田沙保里選手だが、リオ五輪決勝でアメリカの選手に敗れた。実に15年ぶりの敗北だったそうだ。興醒めだったのは、その後の彼女の反応であった。

 お父さんに怒られるぅ・・

銀メダルに終わった吉田選手は、泣き崩れてから観客席のお母さんのもとに行って抱きつき、「お父さんに怒られるぅ」と声を震わせたのだった。

2年前に元レスリング選手だった父親をくも膜下出血で亡くし、その父と五輪4連覇を約束していたとはいえ、あそこまでグチャグチャに泣き崩れるとは見ていて同情するどころか、どっ白けてしまった。

せめて、金メダルに輝いたアメリカの選手の勝利を称える態度をとるべきではなかったか。

先日、テレビで評論家の金美齢さんが、吉田選手について「あれだけテレビのバラエティーなんかに出てらしたら、練習もおろそかになったんじゃないか」というようなコメントを述べていたが、私もまったく同感だった。

実際に彼女がバラエティー番組に出演して、アイドルタレントなどとおしゃべりしている時は本当に楽しそうで、彼女は引退したら即芸能界入りだな、と思っていたら、なんと引退はしない意向らしい。

ネットで検索すると、吉田選手は『2016年11月1日、母校である至学館大学の副学長に就任。11月24日、日本代表の合宿にコーチとしてデビューをした。』そうだ。

周りは彼女のことを腫れ物を触るように接しているようで、それは、彼女自身だけでなくレスリング界にとってもよい対応だとは思えないのだが・・・。


韻を踏むあのマーチとお家芸『自作自演』を考える

2016年12月29日 | 社会観察
日本時間でいうと、昭和16年(皇紀2601年)12月8日、ワシントン時間では、1941年12月7日は、日本海軍がハワイ州の真珠湾を攻撃した日であった。

この攻撃は大東亜戦争の南方作戦の一環として、イギリスの植民地のマレー半島のイギリス軍に対するマレー作戦に次いで開始された作戦であった。

昨日の朝は、安倍総理が慰霊のために真珠湾を訪問したので、各テレビ局ではその模様を中継してしていたようだ。テレビの報道ぶりをチラッと見たが、どうも「謝罪」することはなかったようで、一安心した。

30年以上も前になるが、私が米国にいたときの12月7日には、テレビで真珠湾攻撃に関する特別番組が放送されていて、偶然それを観た事があった。

当時は、日米戦争のことなどは、さほど関心が無かったので、番組の内容までは記憶にないのだが、その時流れていた歌は今でもそのメロディーと韻を踏んだ歌詞を鮮明に覚えていて、口ずさむことが出来る。

   リメンバー!!

テンポのいいこの歌と共に、若い志願兵たちが次々に出陣する映像が流れていた。

懐かしくなって、もしや Youtube で聴けるかも、と検索してみたらやっぱりあった。歌のタイトルはそのものズバリ「リメンバー パールハーバー(Remember Pearl Harbor)」で、歌詞もあわせて検索したら、簡単に見つかった。


History in ev'ry century records an act that lives forevermore.

We'll recall, as into line we fall, the thing that happened on Hawaii's Shore.

Let's REMEMBER PEARL HARBOR

As we go to meet the foe.

Let's REMEMBER PEARL HARBOR

As we did the Alamo.

We will always remember how they died for Liberty.

Let's REMEMBER PEARL HARBOR

And go on to victory.

日本の詩や漢詩などと同様に、英語の詩も語尾の言葉が韻を踏み、非常に聞き心地がいいものだ。

例えば、history と century の語尾「リー」とか、recall と fall の語尾「オール」 remember と harbor の語尾の「バー」、foe と Alamo の語尾「オゥ」、Liberty と victory の語尾「イィ」などなどである。

歌詞の意味するところは、大体次のようになるだろう。

『いつの時代も、歴史は未来永劫生き続く行為を記録する
 私たちは、志願兵の列に並びながら、ハワイの海岸で起きた事を思い起こす

 さあ、思い出そう パールハーバーを
敵に立ち向かう時に
 さあ、思い出そう パールハーバーを
 アラモでの戦いで
 彼らが如何に自由のために命を落としたか いつも思い出すように
 さあ、思いだそうパールハーバーを
 そして勝利に向かって突き進め!』
                              (訳詩;孫ふたり)

   志願兵求む!!


ところで、この歌詞に出ている「アラモ」とは、1836年 米国が当時メキシコからテキサスを奪い取る戦争のきっかけとなった「アラモ砦の戦い」のことで、この米・メキシコ戦争の時の合言葉が、「REMEMBER ALAMO (リメンバー アラモ)」だった。

  デビー・クロケットもこの戦いで死んだ

当時戦争反対の世論は、このスローガンで一気に戦争へと動いたのであった。アラモ砦に立てこもり、ひたすら救援を待った騎兵隊250人は全滅したが、その時総遠くない場所にアメリカ正規軍がいたにもかかわらず、なぜ助けに向かわなかったのか・・・。

砦の守備隊を見殺しにしておいて、それを出しにして『アラモ砦を思い出そう』と世論を煽り、メキシコとの戦争の方向に導いたのではないか、と後になって論ぜられる所以である。

このアメリカのテキサス略奪戦争から62年後の1898年、当時スペイン領だったキューバの最大都市ハバナの港で、アメリカ海軍の戦艦メイン号が爆沈する事件があった。

爆発の原因は今もって不明ということになっているが、その時アメリカはスペインの犯行として、スペインと戦争する口実にしたのだった。(250名の犠牲者の中にはコックやボーイとして乗艦していた8名の日本人もいて、そのうち6名が死亡している。)

そしてこの時も、戦争反対の世論を「REMEMBER MAINE (リメンバー メイン)」の合言葉で戦争賛成に導いた。しかし、まずアメリカが戦いを始めたのはキューバではなく、遠くはなれたスペイン領フィリピンでだった。

  メイン号爆沈は今も謎

米国に加勢すればフィリピンを独立させると現地の独立運動家に耳打ちして、戦いを有利に進めてスペインに勝利したアメリカは、フィリピン独立派との約束を反故にして、そのまま領有化してしまった。

怒ったフィリピン人はアメリカに対して独立運動を起こすが、アメリカは徹底的に弾圧して20数万人を虐殺して鎮圧し、英語を公用語にして徹底的な洗脳政策を開始した。

肝心のキューバを巡るスペインとの戦いはフィリピンでの戦いから半年後であったというから、当初からアメリカの狙いは太平洋のフィリピンを分捕ることであったと理解するのが自然だろう。

以上のほかにも、第一次世界大戦中の1915年、アイルランド南岸沖を航行していたイギリス船籍客船ルシタニア号がドイツのUボートの放った魚雷によって沈没、アメリカ人128人を含む1,198人が犠牲となった「ルシタニア号撃沈事件」という、胡散臭い出来事があった。

ドイツの野蛮な攻撃に対してアメリカの世論は沸騰。これによって、それまで中立であった米国議会でも反ドイツの雰囲気が強まり、「REMEMBER LUSITANIA (リメンバー ルシタニア)」を合言葉に世論も変わり始め、アメリカも参戦するきっかけとなった。

こうまで、アメリカの常套手段「REMEMBER ホニャララ」の合言葉の実例があると、例の9.11 国際簿駅センタービル爆破事件のことを思い浮かべずには入られない。

あの時も「REMEMBER 911」が繰り返されたのだった。しかも一連のあの事件には多くの不可解な部分があった。

アメリカのお家芸「自作自演」??

イギリスのチャーチルに参戦を懇願されていた、FDルーズベルト大統領は、真珠湾攻撃を知って、「ヨシッ!これでアメリカも参戦できる!」と膝を打ったという話がある。

日本海軍の暗号はほとんど解読されていて、真珠湾の奇襲は事前に分かっていたという話もある。

近代史は謎が多いが、似たような史実を並べると、民族の性向はある程度見えてくるものだ。






年の瀬や 世間の耳目は 東京に

2016年12月29日 | 社会観察
今年も残り三日となると、どうしてもこの一年を振り返って見たくなるのだが、やはり東京五輪や東京都知事に絡む出来事が思い浮かんでくる。

2020東京五輪のエンブレムがベルギーの劇場のロゴとほとんど同じだということが発覚してからは、佐野研二郎という作者のパクリの事例が次々暴かれた。

その時の大会組織委員会の事務総長・武藤敏郎の盗作ではないと説明する対応は、見るからに権威主義的なもので、火消しどころか火に油を注ぐようなものだった。

 盗作ではない!!!?

また、都知事のゾエこと枡添要一の政治資金の使い方が週刊誌によって問題視されると、その実態はまさに蓄財としか思えないもので、結局6月に辞職したのだった。

これほどの悪事が暴かれても、全国で似たような不正が次々に発覚し、つくづく政治屋はボロい商売なんだと思ってしまうのである。

左手は、通称「野々村ブロック」

ゾエの辞任を受けて、東京都知事選挙が行われたのは7月だった。

実質的には、小池百合子、増田寛也、鳥越俊太郎の三氏の争いになったが、本命といわれた(自民党などの推薦)増田寛也氏は、岩手県知事を3期努めたにしてはまったく素人っぽくて、テレビで報道される選挙運動ぶりを見ても、実に存在感を感じさせない、影の薄い方であった。

野党がそろって推薦した、自称ジャーナリストの鳥越俊太郎氏は、多分本人は勝てるだろうと計算して立候補したようで、選挙運動には真剣さをほとんど感じさせなかった。

  処女=病気・・・ですか?

挙句の果て、これまた週刊誌に10数年前に当時上智大学の現役女学生を、言葉巧みに自分の別荘に連れ込み性的な行為に及ぼうとした事件が暴かれたのだった。この件は、当の本人が何も弁解をしなかったことを見ると、記事にはウソ偽りがなかったということなのだろう。

選挙に負けて、えげつない過去が世間に知られて、いい大人として、男としてさぞ落ち込んでいるかと思うが、一体現在はどこで何をしているのやら。

来年の3月には喜寿を迎える自称・ジャーナリストの彼は、都知事選のときから初期認知症だと噂されていたが、もうジッと大人しくして隠遁生活を送って欲しいものだ。

晴れて東京都知事となった小池百合子氏は、目下『ゴリラの体、サメの脳』でお馴染みの東京五輪大会組織委員会会長と丁々発止のやり取りを展開中だが、もう見るからに悪代官面したあのゴリラには是非とも屈しないで欲しいと、私は陰ながら応援する次第であります。

ただ、小池氏にお願いすることは、只一つ。

カタカナ言葉を乱発することは止めてください。あなたは語学に堪能で、普段から英語で物事をお考えになっているのでしょうが、日本の都知事であるなら、普段から正しい日本語を使うよう心掛けてくださいな。







馬の骨は仕事嫌いのようで・・・

2016年12月28日 | 英語関連
馬の骨R4は、よほどこの時期に仕事するのが嫌だったらしい。

このあたりに、支那人DNAの強い影響が見え隠れするのである。やはり、こいつには日本人独特の人を思いやる心情などはもちあわせていないということがよく分かるエピソードで、単に冗談を言ったで済まされることではない。

  火事見舞いしなきゃいけない?


以下、産経新聞ニュースより:



 『民進党の蓮舫代表は28日、党本部の仕事納めであいさつし、党職員の前で「明日は糸魚川に視察に行くことになりましたが、素晴らしい仕事ぶりを発揮して、移動だけで1都5府県です。『こんな日程をありがとう』と、最後に役員室の皆さんに愛情を込めてお伝えをしたいと思います」と述べた。

 「私が愛されているなあと思うのは、今日が仕事納めのはずなのに、今日も明日も地方出張です」と切り出した蓮舫氏。「糸魚川」とは、大規模火災に見舞われた新潟県糸魚川市の被災地を指す。

 蓮舫氏は29日に現地を視察する予定だが、ある民進党議員は発言について「言葉が軽い。視察を嫌々『やっつけ仕事』でこなすような印象を与え、大変な思いをされている被災者に失礼だ」と憤った。

増田明美の鋭い目(汗)

2016年12月27日 | マスゴミ関連
リオ五輪のマラソンでは、そのウザイ解説で評判を一層悪くした感のある増田明美の意見コラムが、不定期で産経新聞に掲載されて貴重な紙面をほとんど無駄に費やしている。

なぜ、彼女が評判を一層悪くしたかというと、8月14日にアップしたこのブログ(タイトルは、『もうウザイ!増田明美のマラソン解説』)へのアクセスが通常と比べて異常に多かったから。

その理由は私のブログの中身というより、どうも検索サイトで、「増田明美、ウザイ」と検索した結果私のブログにたどり着く、というパターンが急増したためのようだった。

その能天気で的外れの解説ぶりに、私が感じたと同じように、イライラ・むしゃくしゃした人が日本中にかなりの数存在したわけで、そういう人たちが、更なる彼女のウザイ解説に関する情報は何かないかと検索したというメカニズムだったと想像できる。

  私の綿密な「取材」に基く解説なんですよ

さて、その彼女の意見コラム「思うことあり」は、『鳥の鋭い目で見つめたい』という見出し。ピントが合っていない寝ぼけたような眼差しの彼女が、いったい何を見つめたいのかと思い、さっと斜め読みしてみた。

彼女の「思うこと」とは、リオ五輪も終わり年末となったので、4年後の東京五輪に向けての課題を描きたいという出だしだった。

その前に、まずはリオ五輪で感じたことを一言述べていた。それは「観客が少ない」ということで、その理由はチケットが高すぎたためだろう、との事。観客席が一杯にならなくては「アスリート・ファースト」とはならないそうで、そう考えるとリオ五輪は失敗だそうだ。

2020年の東京五輪はどうだろうか、と彼女は「課題」を挙げる。2020年の競技会場問題の「本質」は「不透明」という点に尽きるようだ。

水上競技にしろ水泳にしろバスケットにしろ、国民が知らないうちに計画が進み、いきなり完成図と見積もりを見せられると、彼女は憤慨する。

必要な投資や費用だと分かれば納得できるのだから、これからもニュースやワイドショーで取り上げられるよう「見える化」を実現することが必要だ。メディアもそのために問題が発覚してから騒ぐのではなく、国民に知らせる報道に力を注げ、というご意見だ。

最後に、「来年は酉年なので、羽ばたいて俯瞰しながら鋭い目で見つめたい」と締めくくっていた。

小池都知事は、カタカナ言葉を連発するので、その言葉、言葉に関して、聞く人が皆共通の認識を持てるかという心配があるのだが、果たして「アスリート・ファースト」とは、観客席を満席にすることという意味なのだろうか、というのが私の疑問だった。

なんだか、読む人がオリンピックをサーカスの興行と勘違いしそうになるような、駄文コラムであった。


ミンスの支持率落ちた。山尾死ね!

2016年12月27日 | 政治ネタ
ガソリン代、地球13周分を事務所経費として不正請求していた、ガソリーヌこと山尾死桜里衆議院議員が、秘書がやったことで、金は弁済したから法的措置はとらないと、記者会見したそうだ。

  死ね、死ねって言わないでよ!


以下、Yahoo ニュースからの抜粋・・・


『民進党の山尾志桜里衆院議員(42)(愛知7区)事務所のガソリン代不正請求を巡る問題で、山尾氏は27日、名古屋市内で記者会見し、元公設秘書がガソリンスタンドで他人の不要レシートを集め、2011年から2年間で計165件217万円を不正請求していたことを明らかにした。

 元公設秘書が不正を認め、今月15日に全額を弁済したといい、法的措置は取らないとしている。』


「ごめんなさい。以後、気をつけま~~す。」で、ハイ!おしまい。



これじゃ、ミンスの支持率は上がるわけない。

SMAP解散を惜しまぬは日本人に非ず?

2016年12月27日 | テレビ・ラジオ
芸能界という業界が、半島系の人間に牛耳られているという噂を聞いてから、ゲーノー人にはあまり関心が向かなくなってしまった。

いつの頃からか、芸能界のみならず、テレビや新聞などのマスコミ業界に浸透した半島DNAや支那、欧米の反日意識の強い連中が、中堅社員や幹部となり、日本人の国民意識を巧みに遠隔操作しようとしている様子を感じていた。

そんな折、2月号の月刊「HANADA」のフロントページにある西村幸佑さんのコラム『メディアの手口』を読んで、非常に合点がいった。

コラムのタイトルは、「『百田尚樹』を排除するメディアの全体主義」で、映画化された「永遠の0(ゼロ)」や「海賊とよばれた男」の原作者百田尚樹氏に関するメディアの扱い方に疑問を投げかけた内容だった。

「永遠の0(ゼロ)」を私は映画館で観てなかなか良く出来た映画だと感動した。しかも、台湾に旅行した時立ち寄ったDVDショップで、「永遠的0」というDVDを見つけたので、家でもう一度観ようと迷わず購入したのだった。

「海賊とよばれた男」は、3年前に本屋大賞という賞を受賞して、その後文庫化され400万部のベストセラーとなっている。

そういう作品が、主演が「永遠の0(ゼロ)」と同じ、岡田准一(この方、アイドルらしくなく役者としてもいい)とくれば話題性は満点であるはずだ。

ところが、テレビの報道番組やワイドショーなどでは、この作品の原作者である百田尚樹氏に関しては、申し合わせたように一切伝えることはなかったという。TBSの番組にいたっては、過去の本屋大賞の受賞作品リストを伝えた際に「海賊とよばれた男」がリストから削除されていたそうだ。

百田尚樹氏は最近でも、「カエルの楽園」という小説を発表して、20万部を超えるベストセラーとなり、その評判の高さにも拘らず、新聞で書評を掲載したのは、産経新聞一社のみであったそうだ。

西村さんは、多くの人は気がつかないだろうが、明らかに意図的に特定の作家やその作品を知らせたくないという力が作用しているようだと解析している。

確かに Youtube などのインターネットメディアでは、百田氏は頻繁に登場し、その歯に衣着せぬ自論を吐きまくっている。しかも、その内容は大抵見事に的を射ていて、左翼やリベラルといわれる人たちにとっては、耳を塞ぎたくなるような辛辣さであろう。

面白いことに、そういう連中は何かというと現政権にイチャモンをつけて、国家権力が言論の自由を奪っているだとか、圧力をかけているだとか主張して、わざわざ外人の特派員教会で記者会見を開いたりするのである。

どのテレビ局も似たり寄ったりのニュースや報道バラエティー番組、ワイドショーを持ち、お抱えコメンテーターたちに大差ない切り口で世相を論評させたりしているが、それらが何かの意図を持って特異な言論空間を作っているとしたら、何とも薄気味悪いものだ。

  皆、解散を惜しめ!

折りしも、大晦日の紅白に解散を決めたアイドルグループSMAPが出場するかしないかが話題になっていた。さらに昨夜は、彼らの看板番組が最終回を迎えたということで今朝はニュースでも盛んに話題にしていた。

彼らの映像のバックに流れる歌は、大抵『世界に一つだけのホニャララ』というヒット曲だった。

今20代後半から30代の青年たちは、この歌を聞くと大麻を吸った中毒患者のようにウットリとしてくるらしく、今朝のニュースでも涙ぐみながらテレビ画面に見入る若者達を紹介していた。

   競争はダメ!

『誰が一番だなんて争わない・・』
『なんで一番になりたがる?』
『No.1にならなくてもいい オンリーワンでいい』

もともと、日教組の知育教育偏重批判や授業時間の削減に端を発した「ゆとり教育」で育った、いわゆる「ゆとり世代」の若者達のテーマソングのようだったこの歌は、実際当時の若者達の心には阿片の役割を果たしていたのかもしれない。

SMAPが解散に至った経緯は、知りたくもないし、私にはどうでもいいことだが、それにしてもジメジメして陰気な幕引きだったような気がするんだが・・・

  お葬式??




これが支那人の民度

2016年12月26日 | 社会観察
北海道・新千歳空港では大雪のため、24日までの3日間に、国際線39便を含む607便が欠航し、のべ1万1600人が空港に寝泊まりしたそうだ。

このために、空港にいた支那人観光客が、発狂して乱暴狼藉をはたらきニュース沙汰になった。



以下、それを伝えるニュースより抜粋。


『24日夜、北海道・新千歳空港で航空機が欠航したことに100人前後の中国人が抗議し、このうち4、5人が搭乗口のゲートを勝手に越えた上、駆けつけた警察官に激しく詰め寄る騒ぎがあったことが警察への取材で分かりました。』


『警察によりますと、24日午後8時ごろ、新千歳空港の国際線の搭乗口前で、乗る予定だった便が欠航したことに100人前後の中国人が抗議し、このうち4、5人が搭乗口のゲートを勝手に越えた上、制止しようと駆けつけた警察官数人に激しく詰め寄る騒ぎがありました。』


『その後も抗議は続いたため、警察は騒ぎが収まった25日朝8時ごろまで30人あまりの体制で警戒にあったということです。』

『警察や消防によりますと、この一連の騒ぎで、搭乗手続きを担当していた空港の女性スタッフが乗客に押し倒されたほか、乗客の中国人女性2人が気分が悪くなったとして、救急車で病院に運ばれましたが、いずれもけがはありませんでした。』



規制緩和で、来日する支那人は増えている。勉強や研究で来日する支那人は家族や親戚を呼び寄せ、やがて定住するようになる。

やがて、共同体を形成して集団行動を起こすようになる。経済効果、経済効果といって金儲けしか考えないでいると、移民問題はがん細胞のように日本社会を蝕むことになるだろう。

支那人も朝鮮人も、見た目は我々と似ているが、文化的背景や人間性はまったく似て非なるものと心得なければならない。

新千歳空港の暴動は、少しの不便すら彼らは、耐えられないですぐ感情的になって暴力的になる生き物たちであることを象徴する事件だった。


海外は日本に非ず

2016年12月24日 | 外国ネタ
安全がうたい文句のカナダ・バンクーバーに語学留学した日本女性が殺害された事件も、何だか分からないままになっているようだが、またしても日本のうら若き女性が海外で事件に巻き込まれたようだ。

朝日デジタルニュースによると・・・

 『フランス東部ブザンソンに筑波大学から留学している黒崎愛海(くろさきなるみ)さん(21)が行方不明になっていることが23日までに分かった。捜査当局は犯罪に巻き込まれたとみており、黒崎さんと親しかったとされる留学生の男の行方を追っている。

 黒崎さんは9月から語学学校に通っていた。連絡がとれなくなり、学校側と在ストラスブール日本総領事館とが12月5日に地元警察に届け出た。地元メディアなどによると、12月4日にブザンソン近郊のレストランにいたことが防犯カメラの映像で確認されたのが最後の足どりだ。』

最近の若者は海外に出たがらないと言われている。

これはあくまで私の感ずるがままの意見なのだが、日本の若い女性の中には少ないが一定割合で、有無を言わせず日本人よりも外国人を好む方がいるような気がする。

なぜ女性なんだ、と反論が出そうだが、それには上手く説明できない。ただ、これまで私が巡り合ってきた外国人と結婚した日本の女性数人が、若いときから外国人と一緒になることしか考えていなかったようなことを、同じように口にしていた体と思う。

シンガポールで遭ったある女性は、東京の大学に入った直後から、六本木の飲み屋に通って、外国人たちと接触するのが楽しみであったと語っていた。

そして、(晴れて)イギリス人ビジネスマンと仲良くなり、彼が母国に帰った後、彼を追っかけて行ってその後しばらくして結婚して、その後彼がシンガポールで仲間と事業を始めたので、移住したと教えてくれた。

インドネシアのジャワ島には、現地の青年と結婚した日本人女性がたくさんいると、以前何かで特集していたが、失恋したOLが癒しの旅にジャワ島に行き、現地で知り合った青年と恋に落ちてしまうというケースがブームのようになったそうだ。

それはさて置き、若いうちは、(特に私のお勧めは20代前半だが)異文化に接するといい。

  得るものは大きい

日本のような狭っくるしい島国で、どこに行っても同じ顔で同じ言葉を話す人しかいない環境で青年期を過ごすよりも、1~2年海外で暮らしてみるだけで、世界観が広なり、視点がそれまでよりずっと高い位置に引き上げられたような気になる。

しかし、海外は危険に満ちていることを、本人も家族たちも決して忘れてはならない。留学生達が事件に巻き込まれたから、注意を喚起するわけではないが、外国では、特に白人社会では今でも人種差別は何も珍しくはない。

16世紀の宣教師が、未開の土地で原住民達が白人たちに殺戮されるのを目にしたとき、そのあまりにも悲惨な光景に、どうしたらよいかと法皇に問いかけたそうだ。すると、その答えは、「原住民を人間と見なさなければよい」というものであったそうだ。

日本人の特徴のひとつに、Yes/No をはっきり言わないという点がよくあげられる。私も若者達に単刀直入に意見を聞くと、よく「う~ん、どうなんですかネェ」という返事が返ってくるので、おかしくなるときがあるが、それはそれでいい。

ただ、海外では時としてそういう時は、「否定はしなかった」と理解されるので、この点は要注意であろう。

情報化社会になって、日本人のことが、日本文化の情報が世界中に広まってくると、「NOと言えない日本人」の性質を悪用して、良くない事を企む輩も出てきて不思議はない。

外国語などは、その気になれば日本にいてもマスターできる。しかし、異文化に自分を紛れ込ます体験は、日本にいてはなかなか得られない。

若者よ、危険を恐れず、危険を予知する気持ちを常に意識して、海外に出てみよう。






実に、「らしい」出来事

2016年12月24日 | 政治ネタ
二日ほど前だったか、産経デジタルニュースで目にしたニュース。見出しは・・・


【民進・蓮舫代表が激怒「ラブホに女性連れ込み未遂」報道の初鹿明博氏が青年局長辞任】

ニュースの中身は・・・

 『民進党の蓮舫代表は22日の記者会見で、「週刊新潮」に女性をラブホテルに強引に連れ込もうとしたなどと報じられた初鹿明博氏が21日付で青年局長を辞任したと発表した。野田佳彦幹事長が初鹿氏に対し、口頭で厳重注意したことも明らかにした。』

  えっ!強姦未遂??

 『蓮舫氏は「非常に遺憾だ。特に(週刊新潮の記事の)インタビューを受けたとされる記述があり、事実関係を確認しているが、内容は女性に対する言動(として適切)ではない」と不快感を示し、「われわれの監督不行届かもしれないが、2度とこういうことがないようにしていきたい」と述べた。』

 『蓮舫氏の説明によると、初鹿氏は21日に青年局長の辞表を党に提出し、同日中に青年局長の役職から外れた。』

  二重国籍のくせに

 『今週発売の週刊新潮によると、初鹿氏は今月、東京都新宿区内のラブホテルに20代の女性と一緒に入ろうとしたが、拒否された。「女性の腕をつかみ、強引にホテルの入り口に連れ込んだ」と写真入りで報じられているほか、初鹿氏は同誌の直撃取材に「ホテル行こうって、相手もいいって言ったからね」「みんな奥さん以外に、はけ口を求めていると思うよ」などと答えたという。

初鹿氏は比例東京ブロック選出で当選2回。ホームページによると、妻と3人の子供がいる。』


いやぁ、ミンスらしくていいじゃないスか?

先輩を見習って似たようなことをやっちゃったんだね。

  下半身は制御不能!


しかし、こんな政党を9%が支持しているなんて、いまだに信じられないんだな・・・

ホンパップと蝋燭デモ

2016年12月24日 | 外国ネタ
産経新聞の黒田勝弘特派員のコラムはユニークで、昔から楽しみに読んでいる。

『ソウルからヨボセヨ』という、600字ほどのコラムだが、伝えてくれるソウルの様子は毎回新鮮で、黒田特派員の異文化観察眼の鋭さは他の似たようなコラムとは一線を画していると思う。

今日の朝刊には、いつものそのコラムに加えて、『緯度・経度』という黒田特派員の五段抜きのコラムが同じ紙面に掲載されていた。

どちらも興味深いコラムなので、かいつまんで紹介しよう。



『ソウルから、ヨボセヨ(もしもし)』では、「朴大統領の独り飯」というタイトルで、今ソウルで独り飯(めし)が流行っていることを伝えている。

食堂や飲み屋や喫茶店に行くときは、ほとんど誰かと連れ立っていく風習のあったソウル市民だが、最近では一人客が増えて、マスコミもそういう風潮をカッコイイと持ち上げているらしい。

独り(ホンジャ)ご飯(パップ)」で、「ホンパップ」といい、今ではこの言葉が流行語になりつつあるそうだ。

話は朴大統領のことになり、独身の身ゆえプライバシーでも、官邸でも独り飯が多い大統領を、「独り飯大統領の悲劇」などと取り上げているようだが、ソウル市民はこれを「国民との意思疎通を欠くもので、ケシカラン、職務放棄だ」と問題視しているという。

しかし、大統領と食事を共にすれば、そのことを「私は大統領と親しい関係」と言って、外で利権を求める口実にする社会なので、大統領としてもつらいようだ。

  独り飯大統領の悲哀


『緯度・経度』  「韓国 ロウソク民主主義の裏」より、

このコラムでは、クネクネ大統領退陣要求のデモや集会について、ソウル市民の反応を伝えてくれている。こちらも、大変興味深い内容だった。

これらの「100万人ロウソクデモ」について、南朝鮮のマスコミや有識者たちは、「広場民主主義」「ロウソク民主主義」「市民革命」などと呼び、「韓国人の成熟した民主主義であり、素晴らしい市民精神の発露だ」と自画自賛しているそうだ。

ここで黒田特派員の目は、このデモや集会とは別の地点に転ずる。

その一つは、ソウル都心の光化門広場で、そこにセウォル号沈没事故真相追求を叫ぶ反政府団体のテント村であり、いま一つは、その裏通りにある日本大使館前に設置された慰安婦記念像近くでのデモや集会である。

  ソウルの日本大使館前

しかし、セウォル号問題真相究明といっても、すでに関係者の裁判は終了し、犠牲者補償も終わっている。

慰安婦像(平和の少女像とも呼ばれるらしい)は、、2011年12月14日に韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)という反日団体によって、行政の許可なく[歩道上に設置されたブロンズ像で、碑文には「慰安婦」の部分をComfort Women ではなく Sexual Slavery:性奴隷制度、と表現してある。

国際法であるウィーン条約第22条2項で、外国大使館に対する「公館の安寧妨害」・「公館の威厳の侵害」は禁止されているにもかかわらず、いまだに撤去する気配もない。

この背景には、相手が日本なら何をしても良いという「反日無罪」あるいは「日本への甘え」の心理が働いている、と黒田特派員は分析する。

セウォル号問題は国内問題なので、好き勝手にやればいいのだが、慰安婦像はすでにアメリカやオーストラリアに設置され、他の国でも設置の動きが盛んである。

黒田特派員は、このあたりを南朝鮮人が「おかしい」と感じ始めない限り、『成熟した民主主義』も『素晴らしい市民精神』も単なる「よそ行き」のもので一過性の出来事にしか過ぎないのではと断じている。

黒田特派員は以前ソウル市長の記者会見の席で、「秩序ある国際都市ソウルを目指し、日本大使館前や光化門広場の不法施設を整理してはどうか?」と質問したそうだ。

  キムチパワー?大蒜パワー?

ソウル市長の答えは、「人々が自分の意見や立場を自由に表現できる都市にしたい。」というもので、法秩序には無関心だったそうだ。

この朴ソウル市長も次期大統領候補の一人で、「100万人ロウソクデモ」をしきりにたたえているそうだ。

  名物・蝋燭デモ

こういうときに、ひとことでもロウソクデモのことを批判したり、皮肉ったりすると、一斉に非国民扱いされてしまうようで、これぞ南朝鮮スタイルの「ロウソク民主主義」ということらしい。



安物買いの典型、ジャワ高速鉄道計画

2016年12月23日 | 外国ネタ
インドネシア、ジャワ島横断の高速鉄道計画は、去年日本案を蹴って中国案が採用され、今年の1月の起工式を終えたのだった。

 バンドンまでの区間、中国が受注

  計画総延長、870km

  外観、瓜二つですけど


起工式を終えて工事が始ったにも拘らず、用地買収は進まず計画は遅延していて、2019年5月の開業を危ぶむ声が広がっているそうだ。

昨年、土壇場での中国案採用の結果に、日本政府は不満を表明したが、インドネシア側は財政的な理由で中国案を採用せざるを得なかったと説明した。

しかしここにきて、安物買いが失敗であったと気がついたインドネシア側は、日本に融資や技術協力を求める方針を固めたようだ。

この動きに、日本側は「はっきりした提案内容を受けてから、可能な範囲で前向きに対応したい」としているそうだが、ここは「そうですか。ハイ分かりました。」と軽々に応ずるようではあまりにもだらしない。

インドネシアを400年続いたオランダの植民地支配から解放した日本人の矜持を、しっかりと彼らに示すべきだと思う。

だからと言って、無下に断ることも慈悲がない。「あなた方は、鉄道計画を只単に金の問題として考えていた。それは非常に危険なことで、結果的に高いものについてしまう。運営システムを含めた上で、考えることが重要だ。」と諭してやればいい。

  事故車両を埋めようとした支那人


【窮鳥懐に入れば猟師もこれを殺さず】というが、単なるお人よしでは笑いものになるだけだ。