はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

どっちでもいい話?

2024-05-07 | 日記
本日5月7日は「コナモンの日」だって。

ネットで「【食べログ お好み焼き 百名店 2023】広島県のお好み焼きの名店!」という見出しを見つけて、思わず覗いてみた。

しかも、取り上げられた名店の一つに、私の田舎にあって、私も何度か利用したことがある店も載っていたので、ちょっと嬉しかった。

ただし、その中に「三原焼とは、鶏モツの入ったお好み焼きやモダン焼きのことです」という記述があったので驚いた。

よく勘違いしている人がいるのだが、広島焼きには通常そば(またはうどん)が入っている。

しかし、これは別に入れなくてもいいので、これを「モダン焼き」とは言わない。

関西風お好み焼きの場合は、そばが入ったものを「モダン焼き」と言うので、根本的に違う。

どっちだっていいじゃないか、という人もいるだろうけど、そもそも広島焼きには「モダン焼き」はない。

ついでに言うと、広島焼きと関西風お好み焼きは作り方がまったく違う。

細かい説明はしないけど、広島焼きは一般の人が作るのはちょっと難しいので、広島焼きのお店ではすべて店の人が作ってくれる。

これに対して関西風お好み焼きは、粉も具も一緒になっているので、素人でも作れる。

だから、両方扱っているお店でも、広島焼きをお客さんに作らせるお店は普通ない。

話はちょっとそれるが、広島焼きを看板にしているお店の中には、結構な割合でニセ物がある。

つまり、実際の広島焼きを見たことがなくて、作り方がわからないくせに、最終形だけ真似ているので、見た目ですぐにわかる時もあるが、食べようとした段階で違和感に気づく時もある。

それだけ作り方が面倒臭いわけなのだが、今のようなチェーン店クラスの大きなお店ができる前は、ちょっとした小屋みたいなところで、大きな鉄板を用意したテーブルで広島焼き(もちろん、当時はそんな言い方はない。普通にお好み焼きである)を作っていて、そこで食べることもあるが、多くの場合、家からお皿を持っていって、それに入れてもらって持ち帰ることがあった。

たまに卵を持って行って「おばちゃん、これ入れて」という場合もあった。

関西風お好み焼きの場合、その歴史はよく知らないが、誰でも作れる形にしたこと、あるいはそばを入れたものを「モダン焼き」と名付けたこと等、関西人の商売のうまさには驚く。

どっちが好きか、と聞かれたから、間髪入れずに「両方!」と答える。

広島焼きだけ贔屓にして、関西風お好み焼きを食べないということなどない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/294118be4400960e3e5fb34db9695cf0b6e60525

いちおう、広島焼きとモダン焼きとの違いについて調べてみたけど、作り方の違いがすべてだと思う。

ただ、モダン焼きの記述の中で「そばを入れたもの。うどんを入れたものもある」というのがあったが、関東のお好み焼き屋でうどんを入れたモダン焼きなど、いまだかつて見たことがない。

当然のことながら、関東圏での広島焼きのお店にも、広島で育った人のお店以外で、うどんを用意しているところは見たことがなく、以前広島焼きのお店に入って「うどんでお願いします」と言ったら「はあ?」って言われた。

明らかに、「何言ってんの?そんなもん、あるわけないじゃん」という感じだった。

ちなみに、社会人になって関東圏に来た時、焼うどんが醤油味だったので驚いたことがある。

同僚に聞いてみたところ、「焼うどんは醤油に決まってんじゃん」と言われて、さらに驚いた。

広島では、うどんはお好み焼きに入れることもあるので、当然焼うどんもソース味だ。

一時、関東圏のスーパーでもソース味の焼うどんを売っていることがあったけど、やっぱり味が合わなかったのか、最近はあまり見ない。

まあ、全国どこも同じ味、というのもイヤだけどね。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« どゆこと? | トップ | 元木監督、清原コーチの実現... »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事