はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

発言者がアホなら、脊髄反射するやつもアホ

2024-05-20 | 日記
自民党・上川外務大臣の発言が物議を醸している。

元々の発言は、彼女が元静岡県知事の川勝の後任者を選ぶ県知事選の応援のために静岡市を訪れ、多くの女性支持者が集まる集会においてのものだ。

彼女は、自民党推薦候補を推す演説の中で「この方を私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」と言ったそうだ。

この部分だけを取り上げても、この発言の意味が「この人を女性の力で県知事にしましょう」ということだとわかる。

つまり、漢字を当てはめるとすれば「うまず」は「生まず」であって、「産まず」ではない。

これに対して、捏造記事が得意な共同通信が、「うまず」の部分をひらがなのままにした上で「新たな知事を誕生させるという趣旨とみられるが、出産したくても困難な状況にある人への配慮に欠けるとの指摘が出る可能性がある」という記事を配信した。

要は、上川氏の発言の主旨を理解した上で、あえて「出産したくても・・・」云々の部分を付け加えて、わざと騒ぎを起こそうとしているわけだ。

わざわざひらがなのままにしたのは、漢字にしてしまうと「生まず」としか書きようがないので、「産む」という意味に誤解させることができないからであることは明らかだ。

しかも、共同通信の思惑通り、立憲民主党の連中が脊髄反射して騒ぎ立てている。

アホの斉藤蓮舫もすぐにXで批判しているが、こいつは元の発言内容なんて当然読んでいないだろうし、同じく立憲民主党の逢坂誠二も「女性に対する配慮に欠ける。ジェンダー平等や選択的夫婦別姓に賛同できない自民の体質が表れている」とコメントしているが、この発言のどこが女性に対する配慮に欠けるのかわからない。

とは言え、今回の騒動に対して言えば、上川氏の発言も何だかよくわからない。

まず、自民党が推薦する知事候補者は大村慎一という男性である。

候補者が女性であるのなら「私たち女性によって、何としても女性知事を誕生させましょう」という意味で理解はできるのだが、女性の力で男性知事を誕生させなければならない理由など、どこにもないはずだ。

しかも「そうでないと何が女性か」とまで言っているわけだから、上川氏の発言は「女性であれば、この自民党推薦候補を知事にしなければいけない」という意味であることになる。

「自民党候補に投票しなければ女性じゃない!」というのは、いくら何でもおかしいだろう。

だからなのか、上川氏はその後発言を撤回している。

上川氏は、取材に対して「うみの苦しみは本当にすごい。でもうまれてくる未来の静岡県、今の静岡県を考えると、私たちは手を緩めてはいけない」と意味だとコメントしたようだけど、だったらなおさら「女性」云々の部分は不要だろう。

こういう脇の甘い発言を繰り返しているから自民党の支持は下がっていくわけで、メディア全体が自分たちの敵であるという大前提以外にも、支持者と言われる人の中にだって敵はいる、ということさえ理解できていない時点で、この人はダメだと思う。

「初の女性首相」としての期待度ナンバー1らしいけど、私はこんな人にはなってほしくない。

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