経営の視点から考える「知財発想法」

これからのビジネスパーソンに求められる「知財発想法」について考える

知財戦略関連の書籍2冊

2009-08-03 | お知らせ
 以前にこのブログでも紹介させていただいた「ここがポイント!知財戦略コンサルティング~中小企業経営に役立つ10の視点~」が、発明協会から書籍として発売されました特許庁のホームページからダウンロードすることも可能ですが、書籍版はハンディで読み易くまとまっています。委員の間では、元々「中小企業の知財戦略を支援する方が手元に置いて繰り返し参照できるような読み物」というコンセプトでまとめたいと話していましたので、そのようにお使いいただける書籍に仕上がっているのではないかと思います。尚、この本は、経営者へのインタビューから「経営者の視座でみた知財」を理解していただくことを主目的に作成したもので、こういう手順で知財コンサルを進めましょうといった手引書ではありません。そういう意味では、知財活動のあり方に悩んていたり、これから知財活動に取り組もうとされている中小企業経営者の方にも参考にしていただけるのではないかと思います。

 同じく発明協会から、韓国の呉秉錫弁理士の著作である「特許価値戦略」という本が近日中に発売されます。こちらには推薦の辞を寄稿させていただいたのですが、
・特許の(法律上ではなく)事実上の効果と正面から向き合っている。
・マクロ(事業戦略)とミクロ(特許実務)の両面から精緻な理論が展開されている。
という点で、骨のある優れた著作ですので、このテーマに興味のある方には、是非ご一読をお薦めします。

ココがポイント!知財戦略コンサルティング―中小企業経営に役立つ10の視点

発明協会

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