経営の視点から考える「知財発想法」

これからのビジネスパーソンに求められる「知財発想法」について考える

ランチセミナー

2008-09-06 | その他
 某外資系投資銀行主催の機関投資家向けセミナーで、‘企業評価における知的財産の視点’と題して話をさせていただくことになりました。コテコテの知財業界からはかなり距離感のある世界なので、果たしてどのような反応をいただくことになるのやら・・・
 ところでそのセミナーの時間帯がちょっと意外で、11:30~12:30とお昼時の早めの時間に設定されていて、大手町の某ビル最上階のレストランで軽食を食べながら行われるそうです。株式市場は前場が11:00まで、後場が12:30からですので、昼休みにランチがてらちょこっと外出して聞きにこられる時間ということらしい。お勉強っていうより、ネタやヒントを探しに行ってみるというノリなのでしょう。わりとベタッと研修や勉強会をやる知財業界にはないノリですが、こういうところにも業界の性質って出るのかもしれません。そういえばITバブルの頃ですが、シリコンバレーのカフェでは、投資を受けたいベンチャー企業とベンチャーキャピタリストがブレックファーストミーティングをよくやっているという話を聞きましたが、いかにもエネルギッシュなベンチャー業界っぽい話です。
 ちょっと思ったんですが、知財業界(主に事務所弁理士)にもっとビジネスセンスを、ってことであれば、夜にベッタリと経営学のお勉強の機会を設けたりするよりも、虎ノ門あたりの高層ビルのレストランで、昼休みにちょっと外出して最新の経済ネタを聞けるランチセミナーでもやったほうがいいかもしれません。夜型人間が多そうだからダメか。