磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

日常も非日常のように

2016年10月30日 22時56分10秒 | メディア紹介

スコラの柴田さんが新しい本を書いたということで、献本を頂きました。
タイトルは、

 『「できる人」が会社を滅ぼす』

柴田さんの本にしては、少々キツめのトーンのタイトルですね 汗


本の終盤に差し掛かったところに、突然、こんな見出しが登場しました!

        

わが社のことが紹介されているとは知らなかったので、びっくり!


柴田さんによれば:

 15年ほど前、当時30代の少人数の有志が非公式で始めた
 自主的なミーティング。
 当時のメンバーは、今では、会社の組織図には載っていない
 ネットワークを作り上げ、管理・監督職になり、会社の改革を
 推進している。

 社員たちが日頃抱えていたモヤモヤを放置せず、きちんと
 向き合おうとしたことが成功のカギだ。
 
 その頃、

  「僕らは会社のためにやっているわけじゃありません。
   自分のためにやっているんです」

 と言われたが、これこそが会社が変わっていくために必要な
 考え方だと教えられた。

 ISOWAの改革がうまくいったのにはもうひとつ理由が
 ある。それはこうした社員の行動を受け止める社長の
 スポンサーシップがしっかりと働いていたことです。
 (私が言ってるんじゃなくって、柴田さんがそう書いて
  るので、誤解無きよう 笑)

 「会社を変えたい」という共通の目標がある中、社員が
 動き、それをトップが支援する。両者の動きがあったから
 ISOWAは変われた。

こんな風に解説してくれていました。




そして最後の『エピローグ』で、もう一度ISOWAの名が登場しました!

おまけに・・・

          

私の名前まで!!


私は『滅私奉公』という言葉がきらいです。
そんなこともあって、「会社のために働く」のでなく、「自分のために
働く」方が好きでした。

5年ほど前に、花王の元・社長の常盤さんと出会い、『オン』と『オフ』と
区分けするんじゃなく、会社と自分は二心の楕円という考えの信奉者に
なりました。

公と私というそれぞれ独立した円の重なりを大きくするというのではなく、
二つの中心はあるものの、それは共にひとつの楕円に包含され、二心は
不可分であるという考えなんです。

ワークライフバランスという言葉も、公私を対立したものとして捉えて
いるんです。


でもそうじゃなくって、いかにふたつを関連付けるか? 
公のために私はあるし、私のために公はある。
公も私も共に人生を豊かにするための時間であり、どちらも楽しむ。

あるいは人生の特別の日、時間(非日常)が楽しいだけじゃなく、人生の
ほとんどを占める特別でもなんでもない普段の日、時間(日常)も楽しい。
そんな生き方ができるように、公と私を止揚、統合する。
そんな生き方を目指したいと思ってるし、社員にもそうなって欲しい。


そういう私の想いを柴田さんも同じように考えていて、うまく表現して
くれていました。

柴田さん、ありがとうございました。



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