久々の プレイバック スイス シリーズ。
今日は シルトホルンの展望台でのことです。
到着した時から、何か違和感がありました。
冒頭の写真も 何かおかしい。。。
ふと、レストランの中から周囲の山々に目をやると、
007の文字が!
これは一体どうしたことか?
この展望台の本当の名前は ピッツグロリアと言います。
噂によれば、ここは以前は スペクターという犯罪組織の細菌研究所だったそうです。
しかし時すでに遅し。
そんなことを知らずに食事をしてしまい、腹痛に襲われました。
慌ててトイレに駆け込もうとすると、入口で待ち伏せされました。
誰あろうことか、あの有名な 007 ジェームス ボンド です。
ボンドを押しのけ、トイレの中に駆け込んだら、今度は、
ガラスのドアに映る妖しげなシルエットが。。。
女性のトイレの入口には、
ボンド ガールが待ち伏せです。
これはどうしたことか?
さらに聞き込みを続けてみると、昔、ジェームス ボンドが ここでスペクターの親分
プロフェルドと戦ったそうです。
というのは、007シリーズの一作「女王陛下の007」という映画を作成するため、
撮影チームがヨーロッパ中でロケ地を探していて、シルトホルンに目を付け、
スペクターのアジトのセットとしてパノラマ回転展望施設を作ったそうです。
すごい話ですよね〜
そして映画撮影後、セットで終わらせて、破棄するのはもったいないので、
回転レストランに改装し、今日に至っているそうです。
嘘のような話でしょ。 でも ホント なんですよ。
すごいスケールですよね。
私たちも、旅行前に、レンタルショップでDVDを借りて、この映画を見ました。
そしたら、確かにボンドはここに侵入し、ここからスキーで悪者たちに追跡されながら、
逃げていくシーンがありました。
スペクターの秘密の細菌研究所はなくなりましたが、それでもやっぱりまだ何か変なんです。
じっくり、じっくり観察してやっと分かりました。
アイガー、メンヒ、ユングフラウの三山の並びは、
この写真の様に、左から右への順です。
でも冒頭の写真では、山の並び順が正反対じゃないですか!
やっぱり、私も、スペクターの開発した細菌に冒されてしまったのか!。。。 と思って
いたら、山とは正反対の方向に向いて、展望台のガラスに映った三山を撮影していました。。。
万一のことが無い様に、
映画公開から35年経った今でも、ボンドはまだシルトホルンに残って、24時間、365日、
スペクターから観光客を守ってくれていました
ありがとう、ジェームス!
うますぎます。映画監督の才能がありそうです!
はい、すべて私が創作しています。
撮ってきた写真をもとに、ストーリーを考え、その順番に
写真を並べてから、文章を考えます。
リタイアしたら、映画監督を目指してもいいでしょうか? 笑