内線電話だけで！

昨年末にインタビューを受けた日本実業出版社さんの『ニュートップリーダー』誌
から二度目のインタビュー依頼を受けました。

ただ前回のインタビュー後の記事は、イベントで会社活性化という特集の一部に取り
上げられました。依頼があった時は、風土改革についてということだったのに、まったく
違った流れであり、その内容だったので、今回の依頼に対して、

　「前回の取材は、当社がまったく意図していない、イベントによる会社活性化
　　という記事となり、非常に不満です。
　　そういうことであれば、当社の間違った情報、イメージを植えつけることに
　　なるので、お断りします」

と伝えました。すると、

　「今回は、そういうことでなく、きちんと記事にしますので」

と約束してくれたので、取材に応じることにしました。


こうして来社したのは、同誌の酒井編集長でした。
冒頭、前回の記事についてのお詫びがあり、さらに、

　「ＩＳＯＷＡさんの社風の良さは、エントランスから内線電話をかけた
　　だけですぐ分かりました。
　　私も何百社と企業を訪問していますが、あんなにすばらしい電話対応は
　　初めてです。あれは決してマニュアルでできるものではありません。
　　対応された女性が自分で考えている証拠です」

　「そりゃあ、大げさすぎません？」

　「いえいえ、お世辞じゃありません。本当です」

こんな風にインタビューはスタート。酒井さんをよく見ると、前回の取材で記事になら
なかった取材原稿を手元に、それについてさらに深く質問するという形で、とても好感が
持てました。

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　（時間がなくて、写真が撮れなかったので、
　　　　　　　　　　　ネット上で探した酒井さんの写真です）
　　　

約束した１時間半はアッという間に過ぎ、気が付いたら４５分もオーバー。
そもそも、風土改革の話が１時間半で終わるはずないんだよな。

さらに酒井さん、

　「ちょっとだけでいいので、工場やオフィスを見学させてもらい、撮影させて
　　頂きたいのですが・・・」

私は、この後ミーティングが入っていたので、管理グループのＩくんに案内してもらい
ました。こんなことなら、最初から部署紹介を予定すればよかったのに・・・


工場見学から戻った時も、ミーティング中だったので、私の代わりにＮくんに挨拶して
もらうことに。終わりの挨拶なので、同じミーティングを中座したＮくんはすぐ戻って
来ると思っていたけど、どうして、どうして、相当長くなりました。

ミーティング後、

　「酒井さん、どうだった？」

とＮくんに聞いたら、

　「酒井さん、工場見学でも、さらに感激したみたいで、どうしても私と話し
　　たくて、仕方がなかった様子でした。
　　案内したＩくんが『入社４年目です』って自己紹介したらしくて、

　　　『どうして４年目で、こんなに会社のことあれこれ知ってるんですか？！
　　　　ウチの新入社員をＩＳＯＷＡさんで研修してもらいたいくらいです』

　　って盛り上がっていました」

　「受付からかけた電話の対応のことをものすごく褒めてたけど」
　
　「私にも同じこと言ってました」

　「そう、よっぽど感激したんだね。対応したのは誰？」

　「管理グループのＨさんです」

早速、Ｈさんに酒井さんのコメントを伝え、お礼を言いました。


きっと酒井さんもＩＳＯＷＡのファンになってくれたと思います。

同誌の９月号に掲載されるそうだから、今度こそ我々が追求している姿勢が正しく
取り上げられることを期待してますね、酒井さん。