こういうのも緑化？

今日は、ちょっと変わった『緑化』の話をします。


１０月末から１１月はじめに東南アジア歴訪の旅に出たことは、以前
紹介しました。


これは、忘れもしないインドネシアのジャカルタのホテルでのことです。

汚い話ですが、緑色の便が出ました！　
出張先なので、特に焦りました　


驚いて、とにかく急いでネットで検索したら、

　「緑色の便というのは、他に症状が出ていなければ、
　　さほど心配する必要はない」

とのことで、ひと安心しました。


でも気になるので、考えられる原因を調べていたら、緑の野菜の大量摂取
などが挙がっていましたが、海外出張中なので、むしろ野菜不足ですので、
どうも違うような気がします。


で『緑色』ということで思い出したことがありました。

以前から、時々、お腹が張るので、いろいろ試しはするものの、なかなか
すっきりしないことが続いていたんですが、東南アジア出張を前に、特に
ひどくなったので、ドラッグ・ストアに立ち寄って、薬剤師さんに相談
しました。

推奨されたのは過去一二度試した薬ばかりでした。

そんな時、写真のパッケージが妙に目立ち、私を呼んでいるような気が
したので、

　「これはどうですか？」

と薬剤師さんに尋ねたら、

　「いいかもしれませんね」

　（だったらそう勧めてくれよ）

ダメもとで買って、出張の二三日前から飲み始めました。

すると結構すぐ、効果があるような気がし始め、出張の頃には間違いなく
お腹がすっきりしてきました。


そこで東南アジア出張にも持参して、毎食後２錠ずつ飲み続けていました。

この薬、パッケージが緑色ですが、錠剤も緑色なんです。
パッケージに記載された成分を見ると、最後に、

　「本剤の緑色は銅クロロフィリンナトリウムと
　　緑茶末によるものです。」

と記してあるのを発見しました。


その夜、仕事が終わってホテルでネットで製造者であるロート製薬のＨＰを
調べ、症状を記載して、問い合わせました。


ま、それ以外の症状は何も無いので、やや安心して、翌朝は予定通り車で
お客様に向かい始めて間も無く、私の携帯が鳴りました。

　「誰かな？」

と思いましたが、登録されていない番号でした。

時差でこちらは真夜中というなら無視しますが、日中だったので、出てみると、

　「こちらロート製薬のお客様安心サポートデスクです」

と、前夜、ＨＰで問い合わせた件についての回答でした！


これにはびっくり！
昨夜の問い合わせに対して、翌朝電話が入るんですよ。

そして、

　「磯輪さまと同じようなお問い合わせが過去何件かあります。
　　〇〇〇という成分（何だったか忘れてしまいました）の
　　影響で、便が緑色になることがありますが、ご心配は
　　要りません」

という回答をもらうことができました。


インドネシアにいても、こんなにスピーディーに安心できる答えがもらえる。
ＨＰに問い合わせても、何日経っても何の回答も無いってことの方が多い
くらいですが、翌朝にしっかりとした回答とはすばらしいマーケティング・
センスですね。


４年半ほど前、『１００年企業ロートが快進撃！　４代目トップ…大胆改革の
裏側』という番組をテレビで見ました。

社長室を廃止して、社員の中に席を設けたり、いろんなことを手がけ、
優良企業に育て上げたという内容でしたが、きっとこういう地道な活動が、
このようなスピード感ある対応の源泉なんでしょうね。

ロート製薬のこと、ますます好きになりました。