太田川漁協日記

漁協での出来事や釣果など日々を綴ります

アユ人工種苗の放流効果調査及びアユ天然遡上調査の実施(広島市)

2023年04月21日 | 

太田川のアユ・シジミを増やすため広島市さんは平成25年に『太田川再生方針』を策定し『太田川産アユ・シジミの資源再生懇談会』を立上げアユとシジミを増やす取組みを進めています。

その取組の1つとして、天然遡上の底上げを図るため、広島市水産振興センターで引取り後の余剰分の稚アユを太田川の河口域に放流されていています。

当漁協ではそのアユが太田川に遡上してくれる事を願って毎年運搬のお手伝いをしています 

 

今日は、その効果を検証するための調査で、祇園水門付近で投網によるアユの採捕を実施しました。

なかなか遡上の情報がなく、やきもきしていましたが、今日はたくさんのアユの群れを確認することができました 

広島市の水産課さんと当漁協の理事が投網で約200匹の稚アユを採捕することができました。

大きいアユは11cm

この稚アユたちをこれから解析調査してくれます 

広島市さんは、毎年この時期に調査を実施されていますが、今年は去年より多くのアユを確認されました 

例年よりちょっと遅めの遡上のようですが、大きく育って太田川にのぼって来てね 

 

太田川再生方針は広島市のホームページで詳しい内容が載っています。

こちら 

 


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