ひなたぼっこ

「まだ見ぬ素晴らしい景色」を求めて自転車で。

Revolution

2016-07-06 | Diary
マジで痺れる。

本当に素晴らしい演説。

このページを開いたなら是非とも見るべし。
少なくとも俺の適当なブログ読むより絶対面白いw


20160623三宅洋平 選挙フェスDay2 JR高円寺駅北口 東京都選挙区 参議院選挙





必ず選挙行きましょう!

海と水田 in 京丹後

2016-05-17 | Bicycle ride


「海と水田」

そんな風景を求めてまた丹後半島に出掛けました。




鳴き砂の琴引浜海岸、東側は「遊(あそび)地区」って名前。
ええ名前やな~、こんな場所で生まれ育ったらもっと遊び方が上手になれたかもしれません。




山陰海岸エリアって言うくらいだから、やっぱり出来るだけ海沿いを走りたい。
でもずっと海沿いを気持ちよく走れる道があるのは、鳥取の砂丘~岩美、兵庫の香住~城崎、そしてこの丹後半島に限られます。
その三つの中で最も広くて、最も変化が多いのが丹後半島だと思います。
だから自分はここが好きなんだと思う。



同じ山陰海岸エリアでも、鳥取とは砂質が全然違う。
砂丘のは細かくて、こちらは粒が大きな砂。
だから砂浜を歩き回ってると靴の中に入って痛い。




立岩を見つめる親子、前の坊ちゃんは旧一万円札の人です。



屏風岩のとこ、いつもながらいい景観。



アップダウンも多いけど、それが全然苦にならないですからね。
撮りたくなるとこが多くて、何回来てもなかなか前に進めません。

そんな中でも今回はこれを見に来た。


袖志の棚田



ここいつも素通りしちゃってたんです。
だって登りから下りになった道の、丁度スピードが乗るとこに入口があるんですよね。
今回は慎重に入口を探して・・・ってやっぱり通り過ぎて引き返しましたけどw

経ケ岬の少し手前、険しい山々と海にはさまれた扇状地、そこに開けた約4百枚の棚田。
海と集落と棚田が調和した美しい景観。
水が貼られたこの時に見たかった。









ここの棚田は一面辺りの面積がけっこう広くて、全てが作業道に面している。
即ち機械が使える=先祖代々の田んぼを自分達の手で守っていける。
棚田を見るたびに「ずっと残って欲しいな」って切に思うけど、ここは残ってってくれるでしょう。


経ヶ岬にやってきましたが・・・



路肩崩落による全面通行止め・・・orz

まあ間人の辺りで看板出てたので知ってたんですけど。
それでも自転車くらいなら通れる事も多いし、最悪担げば越えられるしって考えてましたが、
この手前にガードマンがいて完全封鎖されてたので、それだけ危険な崩れ方をしてるんでしょう。

とにかくこの先の丹後半島ハイライト区間が走れないのは非常に残念。
ていうか調べとけよ、俺w

せっかくなので経ヶ岬の先端まで行ってみましょうか。
前と同じでは面白くないので、今回は左側の細い道を進むことにする。



経ヶ岬灯台へ下側から周っていくルートですね。
コンクリート路面のけっこうな坂を下っていくと海面近くに出ました。



ガツンと下ってまたガツンの登る道なのね・・・
その登る道、近くまで行ってみるとまさしく”壁”です。



どんなもんか登ってみたろうかい!と登り始めますが、2mくらいでこれは無理と悟りました。
ていうか左側にでも転倒したらとんでもないことになります。
39×27でも20%くらいならなんとか登れる気がしないでもないですが、これはとてもとても・・・

気になったのでスマホで計ってみると、



18.8° = 42% wwww

いくら短くても無理なはずだw
もう階段にしといてくれw

この先はガレ道になったので、ここで踵を返す事にした。


R178を西向きに引き返して、丹後松島を眺めるお店で昼食の海鮮丼。



味良し、見た目良し、大盛1,200円と値段も良し、そしてロケーションも良くて言う事ありません。
丹後半島は経ヶ岬周辺では食事処が弱いんですけど、間人の辺りにはけっこう色々お店があるんですよね。
一周するスタート位置を変えて間人エリア通過が昼くらいになるようにするのもいいかも。


その後はまた海と水田の景観を楽しみながら西へと走る。












いつ来ても楽しいですけど、やっぱ一番いい時期って田植えのこの時期かな~。



経ヶ岬の先が通行止めだったので、当初の目的の天橋立には行けなかった。
その代わりとなるとこでも見て帰りましょうかね。

久美浜湾までやってきて、ここから折れてちょっとだけ登る。
ちょっとだけ・・・距離は1.5kmくらいだからちょっとだけ。

平均勾配は12%以上ですが・・・



サイコンの斜度計が10%以下を表示する時間は数えるくらいしかなくて、全くと言っていいほど休みどころがない。
特に最後の500mくらいは15~20%とかが続き万年・・・


途中家族ずれがいて、小さな女の子に「なにやってんのwwww}って笑われる。
うん、何やってんだろうねえ(笑)

でもね、おじさんはこんなのが見たいから馬鹿みたいな事やってんのよ。


小天橋



久美浜湾と日本海の間に横一線に形成された砂嘴(さし)。
この情景が、日本三景 天橋立の風景と似ていることからこう呼ばれるようになりました。
少し控えめに「小さな天の橋立」の意味で「小天橋」となったと言われているのですよ。
ここ兜山に登ればそれが一望できるのです。
でもこんな立派なウッドデッキがいつの間に出来てたんだ・・・



素晴らしい眺め。
苦労したけどやっぱ来て良かったな。


海がすきです。
山も好きです。
そして棚田も好きです。

その全てを見れる場所っての特別で贅沢なもの。


半島の西側だけになっちゃったけど、今年も「やっぱり至極だった丹後半島」でした。

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石鎚山

2016-05-13 | Treking


西日本最高峰の石鎚山に登ってきました。

直前まで天気予報は怪しくて翌日に順延も考えてたけど、迎えてみればこの通り。
そういえば登山の計画を立てて当日の天気が悪かった事は一度もないかも。


真夜中3時に地元鳥取を出発しまして、表参道コースのロープウェイ乗り場に着いたのが7時。
GWど真ん中でしたが流石にその時間では渋滞も全くなしとスムーズでした。




日本百名山、日本百景、そして日本七霊山の一つと山岳信仰の山。
始まりは、奈良時代に「役小角(えんのおづの)」という人が開山して蔵王権現を祭ったと伝えられる。
この役小角って人は修験道の開祖といわれるのですが、ちょっと調べただけで、まー色々と凄いのが出てくる出てくる。
陰陽師のスーパースター阿部清明の先輩にあたり、その清明が足元にも及ばないような伝説残しまくりです。
しかも実在の人物なんだとか。
まあ、役小角を掘り下げるとこれだけで二回くらい楽に記事書けそうなんで止めておきますけど、
それ以来この石鎚山は修験道場として栄え、青年期の空海も修行したんだそうです。

霊峰・石鎚山っていう名のとおり、山そのものが神様であり、山全体が聖域。


ロープウエイを降りてすぐ、標高1300mの成就社から見えるこんな光景は、そんな世界に引き込んでくれるなと思います。













石鎚山の特徴にこの鎖場があげられる。
「試しの鎖」から始まって、一の鎖~三の鎖までの全部で4か所。
ただまあどれも自分にとってはどうってことなかった(昔とったなんちゃらです)
むしろ近道できる分こっちの方が全然楽だったと思う。









数々の伝説を残した役小角でも、この山を制覇するのは相当に苦労したんだとか。
登山道とか全くない時代に、こんなそり立った山に登ろうとしたんだからそれも納得です。


アケボノツツジ



もっと一面ピンク色になるんだと思ってたけどそうでもないのね・・・





急峻な斜面ばかりで構成される四国の山々の光景は素晴らしいと思う。
真ん中の明るい緑のとこをズームアップしてみると・・・



UFOラインの瓶ヶ森です。
道らしきラインも見えますね。あそこから石鎚山を見返すのも良いでしょう。
紅葉の瓶ヶ森林道、今年こそは行きたい・・・(と毎年言っている)


登り始めから3時間半で山頂に到着しました。



登山マップの目安時間も3時間半、鎖場で渋滞も多かったのでそんなもんかなと思います。




チープなご飯も後ろの景色が最高のおかずになるので超旨い。
だが、天気は良かったが風がめっちゃ強くて、コッヘルのケース等が入った袋が崖下に飛んでったorz


今回のベストショット。



もうスッゴイ風強いの。
しかも右→左に向けて吹っ飛ばされそうなくらいにw

そんな状況を楽しみながら、キャッキャウフフと最高峰1,982mへ。



これで日本百名山制覇5つ目。
全部制覇なんて全く考えれないですが、行けそうなとこはドンドン登ってやりたい。








石鎚山、大変に素晴らしい山。
最高峰からの眺めはとってもファンタスティックでした。
多分というか、必ずここにはまた来ると思う。

自転車で登る山も楽しい、そして二本の脚で登る山もまた楽しい。
どちらかなんて選べないのでどっちもやるしかないのです。



その夜は松山でしっかりと呑んで、翌日は朝から松山城やら道後温泉をしっかり観光する。
気温高かったのでソフトクリームが美味すぎで、午前中だけで三回も食べてまった。

しっかりと愛媛満喫・・・って言うにはまだ一つ足りない。

愛媛と言ったらしまなみ海道ですよ。



サンライズ糸山でランチ。
二人前を二種類頼んで分けて食べましょう♪・・・ってそれ一人二人前じゃんw

カロリー摂取したからちょっと消費しますかってわけでクロスバイクを借りてサイクリング。












伯方島の塩ソフトで折り返して50kmほど。


     

これぞ本当の愛媛満喫なり。
愛媛は一泊くらいで来るのに距離もちょうどいいし、遊べるとこ盛り沢山でいいですな。



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里山の桜

2016-04-29 | Bicycle ride
岡山県真庭、また来た。
つってもけっこう前の話ですけど。



真庭には桜の名所がいくつもある。
どれも趣がある立派な桜で、距離的にも全部を周るのにちょうどいい。

ところがどっこい、それぞれが満開の時期が違ってるので一度に全部を見るのは不可能なんですよね。
ある場所を狙って来れば、他のとこはこうなってるってわけです。



この辺がなかなか難しい・・・


出雲街道を北上し、途中で右に折れてしばらく走ると車の渋滞に出くわす。
そしてけっこうな傾斜な道。



Nakagawaのクロモリさんが登っとられましたが、この坂でフロント42はきつかろう・・・




醍醐桜



実に4年越しである。
ずっと来たいと思ってたのにタイミングが合わなかったが、ようやく。
だけど晴れ予報に反して空は白い・・・

   

のどかな里山に堂々とそびえ立つアズマヒガンの巨木、樹齢は1000年とも。

桜の名所と言えば千本桜と言われるのような、辺り一面をめ尽くすのを思い浮かべますし、またお花見ってのもそういうとこでする。
確かに千本桜や満開の桜並木は見応えあって写真映えします。
でもそういうスタイルは明治くらいからで、それまでの花見って言えば一本桜の下だったようです。
一本桜は天然記念物になってるのが多いように樹齢の長い木が多くて、それは気が遠くなるような時間を生きてきたという事。
今回自身がわざわざこうやって訪れたのや、写真にあるように多くの人が見にきているのがずっとずっと昔から繰り返されてきたのだ。
その間に、いったいどれだけの人たちがこの桜に春の訪れを感じてきたのだろう。

そう考えるとそこはかとないロマンがあると思うのです。




1000年も生きてれば色んな事があったでしょう。
この太い幹の中にその歴史が詰まってるはず。



15件ほどしかない小さな山里に、孤高にそびえる一本桜。
実に見応えありました。
でも次はライトアップした夜に見たいな・・・



里山の道を進む。









この辺を走ってる時思いました。
山間の小さな村、細い道の横にひっそりと咲く桜が綺麗だなーって。

普段花にほとんど興味示さない人でも、この時期の桜の下にわらわらと集まってきます。
もちろん自分も含めて・・・。
それだけ桜は日本人の心に響くってことなのでしょうけど。

でも桜の名所とか言われるとこ以外にも綺麗なとことかいっぱいあって、ほんの一部の人しか知らない素晴らしい場所がきっとある。
そしてそういうのを見つけて、毎年ひっそりとその桜を愛でにやってくる。
こういう風に出来る人がほんとの”ツウ”なんじゃないかなって。

出来るならばそんな大人になりてーなと思います。




かたくりの花が群生する場所の近くに「かたくり茶屋」なる食事処がありました。
自販機も全く見つけられないこういうとこにご飯が食べれるとこがあるのは非常にありがたい。
さらに囲炉裏の横で蕎麦なんぞ啜れるとくれば雰囲気も大変に良い。



でもなんかえらい大味の蕎麦だった・・・
やはり温かいのにしておくべきだったか。



岩井畝の大桜



岡山県では醍醐桜に次ぐ巨木の桜です。これもアズマヒガン。
アズマヒガンはソメイヨシノに比べて花が小さいのです。
小さな花が咲き乱れる巨大な木、可憐と圧巻の組み合わせ。




長閑な山道をあっち行ったりこっち行ったり、電灯に吸い寄せられる夏の虫のようにピンクを見つければそっちに向かう。
それがどうしようもないくらいに楽しかった。























醍醐桜と岩井畝の桜はあるけど、それ以外には特に何もない。
あるのはゆっくりした時間が流れる里山と、そこにある地元民専用のような桜だけ。
だけどそれがいい。
こんな場所には来年も、そして季節を変えてまた来たくなるなー。


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ドラマチック伊豆半島 ~真の西伊豆スカイライン

2016-04-23 | Bicycle ride
ようやく辿り着いた仁科峠。



松崎の海岸線から約900mの高度を上げてきました。
仁科”峠”ですからね、所謂道のてっぺんで、ここからは下りです(アップダウンの連続ですけど)
峠というのはその先が見えないもの。
だからここからも当然先が見えない。


そしてそのてっぺんの越えた瞬間心底おったまげたのだ。

そこにあるはずがないもの・・・いや、違うな。
あるはずだけど”見えるはずのない”ものがあったから。




・・・・






富士子ドーーーン!!



「富士を見るなら午前中」

その格言に則り、もう富士は諦めていた。
松崎で棚田と一緒に見えたからもう満足と自分を納得させてたし、このルートを選んだのは西伊豆スカイラインを見る(走る)のを目的としてた。

それがどっこい、一度は走ってみたいと思ってた西伊豆スカイラインと一緒に見えるまさかの展開。
やはり旅の神様は俺に優しかった・・・


西伊豆スカイライン






兼ねてより一度は走ってみたいと思ってた道。
正確には南側のこの辺りは西天城高原線って道なんだけど、それを合わせた区間は18kmほどある。
伊豆半島の尾根線を美しいカーブで繋ぐ絶景道路だ!
ご覧のとおり高い木が非常に少ないので見晴しはすこぶる良く、天空の道と言ってもいい。
さらに全線に渡って二車線、路面状態非常に良好、そして車がとても少ないというまさに自転車にとって天国みたいな道路。

そんな言う事なしの道路条件に加えて、富士が見える場所がたくさんある。



贅沢すぎるw




先っぽだけ見えるのもいいなー。


これだけの道であれこれ文章を付けるのは無粋ってもんだ。










この構図だと形も大きさも同じような山が二つ。
でも後ろの富士山の存在感が半端ない。


すごい・・・とこだ・・・











これを見れば誰でも走りたくなってくるでしょう。



だるま山展望台   大 勝 利



前日は何も見えなくて完敗だったが、逆転ホームランだぜぃ!





雪をまとった姿。
白いとこの広さのバランスって大事で、それぞれ好みあると思うけど、自分的にはこの割合若しくはもう少し少ないくらいがベスト。
富士は日本の象徴だから、日本人の心に響くのでしょう。




ここからの富士はほんとに綺麗な形をしている。

昭和14年のニュ-ヨ-クで行われた万国博覧会では、ここから撮影された「秀峰富士」が出品されました。
その撮影を依頼された技師が日本一の風景を探して富士山周辺をめぐり、苦心の末この地を選んだそうです。
そしてその写真はニュ-ヨ-クで大絶賛され、現地の新聞にも大見出しで取り上げられた。
その時とほぼ変わってない眺めなんだと。
当時のニューヨーク市民と同じように俺も大絶賛だ!

ここには1時間近くいたかな。というか見とれて動けなかった。

「この時期のこの時間でこんなに綺麗に見えるのは珍しいよ」ってガラの悪そうなおっちゃんが言うとりました。

やはり旅の神様は俺に優しい。



名残惜しかったけど、暗くなる前に山を下りようと爽快なダウンヒルを駆け下りる。
修善寺をすぎ、狩野川沿いまで帰ってきた時も富士はしぶとくその姿を見せてくれてました。



やはり旅の神様は(ry



夜の沼津を少しぶらぶらして、




最後は海鮮丼で〆。



地元では食べれない生シラスを食べれたのが嬉しかったです。



伊豆半島の旅、非常に満足度の高い旅でした。
予定通りに行かない事も多かったけど、終わりよければ全てヨシ。
ていうか展開がドラマチックすぎてめちゃくちゃやばかったし、絶対に生涯記憶に残る旅だなと。
鳥取からは遠いのでそんなに頻繁には来れないけど、是非ともまたいつの日か訪れたいと思います。


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