ぐうな日々

みたり おもったり わらったり

あゝ同期の桜

2024年03月20日 | 芝居
ペイさん出演のお芝居「あゝ同期の桜」を三越劇場へ観に行った
久しぶりの三越劇場  やはり重厚な雰囲気 1番前の席に座り ちょっと緊張
錦織一清さんの演出で 特攻隊のお話 
私は以前 戦争映画を見てから特攻隊に興味を持ち 鹿児島の知覧にある 特攻隊の資料館にも行った
号泣しながら 特攻隊員の方々の生きた証を見てまわった 
なので 今回のお芝居も泣くなぁと思い・・・ しかも1番前の席だし 
なるべく感情移入しないで 泣かないようにしようと思っていた
ニッキの演出は つかこうへいさんを思い出すもので 歌がバックに流れたり 動きが大きかったり
クスッと笑える所もあり ある意味 重い題材だけど気負わず でもちゃんと伝えたい命の大切さ
戦争の愚かさは伝わった  観た人たちが言っていた「若い人たちに観てほしい」
その通りだなと思った  
戦争からずいぶん時間がたち あの時代の特攻隊の人たちの気持ちは 今の若い人たちに
どう響くのだろう
京都の南座でも 来週上演されるので たくさんの方たちに届くといいなと思う

ペイさんは 特攻隊員のお母さんの役  「高齢出産しました」と冗談を言ってたけど
出番になると 母の包容力を感じ 息子の使命を分かりつつ 会いにくる切なさが悲しかった
私が観た日は千秋楽で 皆さんからご挨拶があり 若い特攻隊員を演じた俳優さんたちが
出演できて良かったと話し お芝居でもこういう内容を経験して伝えるって 大事だなと感じた

最新の画像もっと見る

コメントを投稿