親鸞の和讃の一節
善悪の字しりがおは
おおそらごとのかたちなり
よしあしの文字をもしらぬひとはみな
まことのこころなりけるを
善悪の字しりがおは
おおそらごとのかたちなり
親鸞・・和讃511頁
・・・訳・・・
良い、悪い、の文字を知らない人はみんな、
真実の心を持った人です。
善悪の文字を知ったかぶりして使うのは、
かえって大嘘の姿をしているのです。
最近つくづく思う・・・
立派な人間になろうとは思わない・・
徳を積もうなどど思わない・・
立派な屁理屈垂れる以前の問題として・・
人様に迷惑をかけず、
笑って誤魔化さず、美談で誤魔化さず、
たとえ無様でも、
謙虚に生きて行きたい・・・・