社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

クリスマスは苦しみます ~♪むなし、この夜~

2006-12-25 11:14:39 | 結婚、恋愛
 昨日はクリスマス・イブ、本日はクリスマスである。街はアベックで溢れ、幸せな気分が漂っていると言いたいところだが、実はそうでない人達も決して少なくない。

 2chのニュース速報+板には昨日の夕刻頃からシングルベル(Single Bell)を余儀なくされた多くの男性の嘆きや怒りの声が殺到した。その中から幾つか印象に残ったものを紹介しよう。

 一人目の男は、妹が彼氏を家に招き家族で食事会をするという。しかし男本人は二階の個室に閉じこもって食事会には参加しないそうだ。確かにそうだろう。相手のいない恥を晒して妹の恋人と顔を会わせることなど出来るはずが無い。それにしても、この男の妹は自分の兄の現状を気遣ったりはしないのだろうか疑問である。

 二人目の男は、弟が隣室で彼女を連れ込んで来たというもの。恐らくこれから「儀式」が始まるのだろう。社会的責任など地位的な立場は当然兄であるこの男の方が大きいのに、かえってその負担があだになり女性から敬遠されてしまうという非常に気の毒な例である。長男より次男の方が早く結婚出来るという理不尽な今の社会情勢を物語っている。

 三人目の男は、スーパーの女性店員にアタックしたが冷淡な態度を取られたというもの。これも文面には表れていないものの、この女性店員の態度がいかにもこの男を見下すような雰囲気に感じられたのだろう。最近はストーカーも増えているため、気の無い相手にはわざと冷淡な態度を取る女性もいるというが、相手に悪い印象を与えれば逆恨みされる可能性もありむしろ危険である。しかもそうした無差別的に相手を悪者と判断してしまう発想は、男性を全て痴漢扱いする女性専用車両と全く同じであり、絶対に容認してはならない。

 そして最後の男は、女友達はいるがどうも自分は本命ではないらしいというもの。今日もその女友達は何をしているかわからない。今迄食事ぐらいはしたことあるが、全て男の奢りだという。これについては、財布代わりに利用されているだけだという意見が相次いだが、本人にしてみれば彼女が頼みの綱のようで、そう簡単には諦め切れない様子だった。

 この他にも、彼女居ない暦=年齢、を示す書き込みなど痛々しい書込は夜通し続いた。しかしそうした最中にも、恋人同士は今頃最高潮に達していると想像させる書込がなされるなど、極めて屈辱的な思いをさせられた男性は多かったようだ。

 但し、「あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった者が、あれほど生きたいと願った明日」という書込には複雑な思いだった人も多いだろう。白血病で亡くなったカンニング中島忠幸さんの告別式が行われたのも昨日24日だった。

 ところで、何故このクリスマスの時期にセックスが当たり前という風潮を作り上げてしまったのだろうか。プレゼントの交換ならば商法的な理由ということで解釈は出来るが、セックスに結びつく理由は簡単には見つかりそうもない。

 私は、男性が性欲に対して過剰に制限されていることがこうした風潮を招いているのだと思う。例えば女性と交際を求めようとも告白しただけでセクハラ扱いされたり、交際中も男性が全て奢るなど女性の御機嫌取りに手を抜けないのは当然だったり、また別れを言い出すのはほとんど女性の方からなど、男女交際において圧倒的に女性優位の「恋愛格差」が生じているからではないだろうか。この格差は適齢期の男女人口比で男性の方が多いため女性の取り合いになっている現状に起因している。

 格差があるために、女性を獲得出来た男性は優越感に浸り、そして単身の男性に対しては、努力が足らないから、怠慢だから彼女が出来ないのだと見下す。市場原理から見れば当然かも知れないが、それでは益々希少価値の女性の我侭を一層加速させてしまうことになり、男性は更に苦しい努力を求められることになる。また恋愛や結婚に市場原理を当てはめるのがそもそも良いのかという疑問がある。

 基本的人権、生存権といった必要最低限の権利を保障する手段として例えば人を殺してはいけないなどの法律が存在する。しかし充実感のない屈辱的な人生が果たして生存権と言えるだろうか。誰しも異性と共に暮らし、子孫を産み育て後世に受け継がせていくのは人として最低限保障されるべき権利であり、義務ではないだろうか。

 男女一人ずつの組が家族の基準、そこから幸せが生まれ、新しい命が生まれていくのだ。これは未来永劫絶対に変わることはない。一部の女性に多い生涯独身でも良いなどという論調は結婚を求める男性の意識を無視した卑劣なフェミニズムの暴挙なのだ。

 従って、今回辛い思いをした人は、ネットでも実社会でもどこでもいいからとにかく自分の被害者感情を強く主張して、女性から男性への歩み寄りを求める主張をしていくべきだと思う。彼女が出来ないのは男性本人のせい、と言うのは勝者の言い草であって、そう言い放つ男性の彼女は得てしてどんな男性にも献身的である優しい女性の場合が多い。これに対し空いている女性は身勝手で協調性のない場合が多いのだから、獲得するには既に売れている女性に対してよりも大きな努力が必要になるのだ。それを考えずして勝ち誇ったようなことを言う男の言い分など無視すれば良い。

 そして、今回シングルベルを迎えた女性に言いたい。事情は色々あるだろうが、貴方を求めている男性は限りなく沢山居るということ、そして彼らを幸せにしてやる義務が貴方達女性に課せられているのだということを認識して欲しい。

★☆★年末年始休載のお知らせ☆★☆
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 来年は、1/5より開始の予定です。今後とも、本ブログをよろしくお願いいたします。(管理人)

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6 コメント

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■全国共通 女性専用車両 総合スレッド Part13■ (■全国共通 女性専用車両 総合スレッド Part13■)
2006-12-25 18:25:34
■全国共通 女性専用車両 総合スレッド Part13■
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/rail/1163492233/
Unknown (2)
2006-12-26 01:07:10
これからも頑張ってください
良いお年を
Unknown (管理人)
2006-12-26 09:37:30
コメントありがとうございました。
皆さんも良いお年をお迎え下さい。
私も頑張ります。
Unknown (アルカリン)
2006-12-27 21:09:43
ちょっとこのブログって極論過ぎるよね…

彼女がいる男性はいない男性を見下すとか、
生涯独身を論じる女性は卑劣なフェミミズムの暴挙とか、
告白しただけでセクハラ扱いとか、
所々で、管理人の考えが独り走りしてる感があります。

なんていうか、必要以上に女性側に問題を押し付け過ぎ。
恋人がいない男性は、ハッキリ言って本人の行動力不足のところがあるでしょう? 
これは否めない事実と思いますが。

なんだか、
内向的な負け組集団(あえてこの言い方をします)が、理論武装して女性につっかかってる印象しかありません。

こと恋愛においては、フェミニズムとか男女比とかよりも、たんなる本人の行動力不足の側面が強いだけだと思います。
そしてそういう一部の層が、女性にずっと縁が無いだけだと思いますが。それを女性に問題があるかのように書くのはどうかと。
Unknown (管理人)
2006-12-28 10:14:37
こんにちは、本ブログへ御意見ありがとうございました。

そもそもブログというのは管理人の個性で書かれるものです。

必要以上に女性側に問題を押し付け過ぎであるとか、恋人がいない男性は、ハッキリ言って本人の行動力不足であるという貴方の意見ですが、それも男性側に問題を押し付け過ぎではないですか?

何故女性側の行動力不足を貴方は問題にしないのか聞きたいですね。

そもそも、フェミニズムというのは、女性のエゴイズムの集合体です。
これがあるために、女性は努力を怠り、そのしわ寄せを男性に押し付けているのです。恋人がいない男性が本人の行動力不足であるという発想も、そうした女性の怠慢を見過ごして男性に責任転嫁しているものです。

貴方が例えた内向的な負け組集団は、こうしたフェミニズムの被害者なのです。ですから貴方のスタンスというのは被害者に更に追い討ちをかける、まるでレイプ被害の女性を更に責め立てているのと同じことになるわけですね。

従って、負け組集団が理論武装して女性に対して反省と改革を促していくのは当然のことであり、今迄それが出来ていないからこそやらなければいけないのです。

そして恋愛においては、フェミニズムとか男女比とかよりも、単なる本人の行動力不足の側面が強いだけだという貴方の意見ですが、その考えこそ私が強調したい単純な発想であって、真因を追求せず本人の努力という単純な発想で片付けてしまおうという悪しき風潮なのです。

それに、モテナイ男性は努力が不足していると言う考えも単純すぎます。むしろイケメンなどモテル男性は努力などしなくても女性が寄ってくるわけですから、それを考えればモテナイ男性ほど努力しているということも言えるわけです。

本人の努力という言葉は簡単でいいですね。それで片付けられるなら、痴漢も強姦も全部女性の努力で克服すればいい。何も法整備など要りません。(本当はこれこそ女性の努力が必要不可欠なんですけど)

また、恋愛における男女比については、私の以前の記事(*1)でも触れていますが、砂漠で飲み水がなくてもがいている人はどぶの水でも飲むという理屈から考えれば、男性より女性の方が明らかに有利なのは明白です。

(*1)「命の役割」女性は果たせ(その1から6)
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/m/200610/1
(特にその3に関連の深い記述があります。)

そして、その有利な点を女性が盾に取り男性を虐げているのです。例えば結婚について家事は半々で仕事も続ける、しかし家計費は全部男性側が担うなど、やたらと無理な条件を突きつけてきたりというのはその典型例ですし、そもそもモテナイ男性がいるというのが女性が彼らを放ったらかしにしているからいけないのです。

もっと女性には、自分の力で男性を幸せにしてやるのだといった気骨が必要なのです。それが女性にはない、そこが問題なのです。
Unknown (sa)
2007-01-08 15:24:44
面白いね

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