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公益財団法人 知床財団

 

 

【公益財団法人 知床財団の活動レポート】

このたびは「緑のgoo」検索サービスを通じて公益財団法人 知床財団にご寄付をいただき、誠にありがとうございました。当財団は知床自然センター(斜里町)と羅臼ビジターセンター(羅臼町)を拠点として、野生動物の保護管理や調査研究活動、環境教育や普及啓発活動を行っています。皆さまから頂いたご寄付は、私たちが目的とする、知床の自然を「知り・守り・伝える」活動の資金の一部として有効に使わせていただきました。

 

<私たちの活動の一部をご紹介します>

『知る』
■ヒグマの生態調査・行動追跡

知床半島はヒグマが高密度に生息している地域です。人とヒグマが安全に暮らすためには、どんなヒグマが生息しているのか、どこを行動しているのか、まずヒグマのことを知ることが大事。捕獲したヒグマに首輪型の発信器を付け、その電波を受信しながら追跡調査を行うことで、ヒグマの行動を調べています。

 

『守る』
■知床の森を“守る”

私たちは斜里町主催の「100平方メートル運動の森・トラスト」の現地業務を担っています。全国に皆さまからお寄せいただいた寄付金で買い取ったかつての開拓跡地に、原生の森を復元させるべく、全国のボランティアの皆さまと協力しながら森づくり作業を行っています。苗畑の管理や、シカから木を守る防鹿柵の支柱の交換作業など人手のいる作業も多く、ボランティアの皆さまに支えられています。

※「100平方メートル運動の森・トラスト」についてはコチラ

 

『伝える』
■クマ授業

地元の子どもたちにヒグマについてもっと知ってもらうために、スタッフが学校に出向いて「クマ授業」を行っています。ヒグマってどんな動物?出会ったらどうするの?など、実演をまじえて子どもたちに楽しく学んでもらっています。知床のお膝元であるウトロ・羅臼町では毎年行っており、昨年は斜里町市街地のヒグマ出没を受けて、市街地の学校でも行いました。

 

 

 

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