公益社団法人 国土緑化推進機構
東日本大震災復興事業の実施状況
現在、被災地の復興支援活動の他に「10000の瞳プロジェクト」」という被災地の小学校に歌手の上田正樹さんが音楽を通じてエールを送るプロジェクトが始まりました。この『今ある気持ち』という曲は、音楽の力で人と人の“和”を広げて、みんなでこの国難を乗り越えていこうという考えのもとに、『緑の募金 東日本大震災復興事業応援ソング』となり、この二校の合唱を録音してCD化し、『緑の募金』へ寄付をして頂けた方にお渡しするということが決まりました。ここには、「継続性」と「発展性」という考え方が内在されています。
今後とも、被災地域の復興とともに各地域における森林づくりを推進する為、皆様の志とご協力をお願い申し上げます。
1. 10000の瞳 プロジェクト「今ある気持ち」(1)
被災地の子供達と歌おうという上田の呼びかけに、出身地である岐阜県教育委員会が動いた。石巻市立稲井小学校から伝言があった。「我が校の生徒と歌いたい。暗い話ばかりで、是非一緒に歌って明るい話題を作りたい」。
上田はすぐに石巻に飛んだ。「子供が主役です。僕たちは子供たちを応援するように一緒に歌いたい」。そして稲井小学校では319人全員が参加する大合唱の練習が始まった。
その声を聴き、「大合唱に我々も参加して応援しよう」と上田の母校である高山市立松倉中学校が手をあげた。そして485人の全校生徒も参加して合計で804人の大合唱が始まった。
804人の子供たちの歌声はチャリティーCDになった。被災地に緑を取り戻すために募金をしてくれた人に配布する「緑の募金」のプライスレスなCDとなった。
2. 10000の瞳 プロジェクト「今ある気持ち」(2)
被災地のことを思う人、しかし何をやっていいのかわからずにいる人、そんな人々の心に潜在する善意の心に一つ一つ明かりを灯していきたい。
「今ある気持ち」のチャリティーCDは、その思いを持って石巻市立以内小学校全校生徒319名と高山市立松倉中学校全校生徒485名、そしてアジアが生んだ2人の偉大なソウルシンガー上田正樹と金道郷が大合唱して作られました。
「緑の募金」東日本大震災復興支援応援ソングである「今ある気持ち」のチャリティーCDは、「緑の募金」に1,000円以上をしていただいた方にプレゼントするプライスレスなCDです。
3. 10000の瞳 プロジェクト「今ある気持ち」(3)
高山市立松倉中学校485名の全校生徒達は、本気で被災地を応援したい、魂を込めて熱唱した。
石巻市立稲井小学校319名の全校生徒は、沢山の応援をする人たちの気持ちを全身で受けて、精一杯の声を上げて歌った。周りの大人たちは言った。「本当に子供たちにとって良いことだ」。
そして、その声に押されて804人の子供たちの大合唱は終わりではなく新たな幕開けとなった。5000人の子供たちと上田正樹が大合唱する「今ある気持ち」を目標に、新たにスタートすることとなった。
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