NPO法人 やまんばの会

 

このたびは「緑のgoo」検索サービスを通じて、NPO法人やまんばの会　にご寄付を頂き、誠にありがとうございました。やまんばの会は、琵琶湖を取り巻く里山の再生と環境学習のサポートを通して、自然環境の保全を行う特定非営利活動法人です。皆さまから頂戴致しましたご支援 は、里山を保全し次世代を育成する活動資金の一部として有効に活用させて頂きました。

 

-- やまんばの森学園祭の開催 --

2010/7/18

 

やまんばの会は里山に新しい価値を見出しそれぞれがやりたいことを実現するという形で森を再生し、それを次の世代に伝えています。そのような普段の活動をコンパクトに紹介し、新しくやまんばの会に入って活動したい人たちを増やそうという広報イベント「やまんばの森学園祭」を開催しました。2010年の学園祭は、力まず、ゆったりとした内容でいこうと考え、準備をしてきました。会員とご家族、そして新しく会員になりたい皆さんがたくさん参加してくれました。森が元気、人も元気、とてもいいイベントになりました。

 

 

 

 

-- 里山協定林プロジェクト --

2010/8月～11月

 

2006年から米原市立ふたば幼稚園の裏山を協働方式により整備しています。やまんばの会、子ども会・ガールスカウト、米原市（地元行政）などが連携し、計画づくりから森林整備、里山の活用に至るまで、役割を分担しながら、数年間にわたって森づくりを展開しています。

2010年8月～１１月は、子どもたちをメーンにすそ野に広がる竹林の手入れを進めました。うっそうとした竹や木を伐り、伐った竹などをチップにして、稜線に点在する古墳の保全に役立てています。竹林はなかなか手ごわい存在です。１回や２回の間伐では成果は見えません。明るくなったところから次々と竹が生えてくるのです。年間を通したボランティア活動により、少しずつですが、ようやく風が入りはじめました。活動に参加した子どもたちは、里山の手入れによって森の持つ力が回復することを知り、木を伐ることの意義を学んでいます。手入れしたフィールドは、今後幼稚園児の遊び場としての活用が期待されます。