NPO法人 国境なき医師団 活動レポート

NPO法人　国境なき医師団　活動レポート

2010年01月20日 / 第6回寄付（2009.06～2009.11）

第6回寄付（2009.06～2009.11までの「緑のgoo」収益からの寄付）金額 450,000.-
NPO法人国境なき医師団日本様より、活動レポートをいただきました。
このたびは「環境goo」検索サービスを通じて、特定非営利活動法人国境なき医師団日本にご寄付いただき、誠にありがとうございました。皆さまから頂戴致しましたご支援は、助けを必要としている人々のもとへ向かい、人種、政治、宗教に関わらず分けへだてなく援助を届ける国境なき医師団の活動に活用させていただきます。

国境なき医師団は、1971年にフランスで創設された世界19ヵ国に支部を持つ非営利の国際的民間医療・人道援助団体で、医師、看護師をはじめとする約3万人のスタッフが、世界約65ヵ国で援助活動を行っています。また、民間からの寄付による独立した資金によって、誰からも干渉や制限を受けることなく、助けを必要としている人々のもとへ向かい、医療を必要としている人びとの診察と診療、外科手術、予防接種、栄養補給・栄養治療、母子保健、心理ケア、水と衛生環境の改善、医療・援助物資の配給を行っています。

援助の対象としているのは、さまざまな理由で人道上の困難に直面し、医療を受けることのできない人びとです。その状況・背景は主に、紛争地/難民・避難民キャンプ、感染症の流行、社会・医療からの疎外、自然災害です。援助活動の現場では、虐殺や強制移住など激しい人権侵害を目の当たりにすることもあります。国境なき医師団は、そのようなとき、医療だけでは人びとの命を救うことが出来ない現状を国際社会に証言しています。

1999年には、独立・中立・公平の理念に基づく人道援助活動が評価され、ノーベル平和賞を受賞しました。日本では、援助活動への参加者を募集するほか、広報活動、現地医療援助プログラムへの資金援助などを行っています。