平成維新のトラ トラのひとりごと

必ず行き着くところがあることを信じ、許される範囲で、世の中の事象をとらえご提案。
世の中の矛盾を少しでも解消できたら

平成維新のトラ トラのひとりごと

2017-08-12 05:40:56 | 政治・経済将来を見据えて
 そこに原発がなかったなら シリーズ 4  
 日本の原発はその稼働による核の廃棄物が野積みされ、とてつもない
金額を投じて処理されていることは賢明な読者の皆様方は、刻ご存じの
ことと思います。

 菩薩に申し訳ない話だが「普賢」や「文殊」に国民の皆さんと共に頭を
下げなければならないと思う。

 今更述べることもない「原子力の安心・安全・安価」「を売り物にした、
宣伝を長年繰り返してきた電力会社や政府は、この後処理にどれだけの
巨費と年月を投じなければならない事実をなぜ公開しないのだろうか。

 解りきったことである。国民を愚弄してきたことに他ならないからで
ある。

アインシュタイン博士や湯川秀樹博士が「人類は、まだ十分に解明されて
いない原子力について、取り返しのつかない大きなミスを冒した」と反省
しているにもかかわらず、いまなお愚かな行為を繰り返している。

 世界の主要国がフクシマ以来原発を廃止したにも関わらず、フクシマを
抱える国が(電力会社が)再稼働をする愚かな行為は許されないという
ことを口酸っぱく述べてきたので、良識ある皆さん方はこの辺のことを
十分ご理解いただけると思います。

 いま、国内に使用済み核燃料の廃棄物が山積みされていることも経済界
政界・御用学者は十分ご存じです。(政治家で知らない方がいるのかも)

 この廃棄物の処理費用が莫大なツケとなって、次世代に送られるのです。
 しかし、この現実は政府も電力会社も絶対に公表しません。そして毎月
皆さんが払う電力料金に上乗せされ、高額の負担を強いていることも
殆んどの方は知らないのですが・・・・。如何でしょうか。