森信雄の写真あれこれ

日々の生活や散歩、旅の写真を掲載しながら、あれこれ思いを語ります。

湾岸線

2006-11-30 21:40:30 | 日々の写真
 いつも堺に行くときに通っている湾岸線である。普段は自分が運転しているが、今日はosakiさんの車に同乗させてもらったのでゆっくり見られた。青い空と白い雲、大阪湾とビルや工場群のパノラマ風景。
 人の姿がなくて、生活感はない。未来都市でもなくれっきとした現代である。なのに悲しいくらいに郷愁感が漂うのは何故だろう。
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渡り鳥

2006-11-30 00:01:28 | 日々の写真
 昨年の昆陽池の渡り鳥。鴨や白鳥、ユリカモメが池の中で一休みしている光景は壮観だ。群れは一斉に飛び立つ習性があるらしく、鳥たちの本能は研ぎ澄まされているのだろう。
 人の日々の暮らしも、もともとは自然の中での営みだったろう。知恵とは一体何なのだろう。ときどき考えてしまう。
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紅葉

2006-11-29 00:24:52 | 日々の写真
 寒さが急激で激しいほど、紅葉は鮮やかになると聞いたことがある。人間も鍛えられる程、たくましく育っていくものなのだろう。骨身に沁みる、泣きが入る、そんな言葉を実感する場が今は少なくなった。そういう場を避けることが知恵のようにカン違いしている・・
 何はともあれ、紅葉の季節には紅葉がいい。
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太陽の塔

2006-11-27 23:48:57 | 日々の写真
 あらためて間じかに岡本太郎さんの太陽の塔を眺める。万博の頃に見た太陽の塔とは全く違って見えてきた。過ぎ去った日々の懐かしさを思うばかりでなく、この塔が何を言いたかったのか、そして今どう思っているのか・・
 岡本太郎さんは、ひょっとして輝かしき未来でなく、暗い未来を想定していたのではなかろうか。あまりにも今の冴えない時代に、それでもせめて希望をなくしてはいけない、太陽の塔は悲しくも人類を励ましているように見えてくる。
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万博公園の紅葉

2006-11-27 02:14:47 | 日々の写真
 あいにくの雨模様だったが、万博公園の紅葉を見にいった。広い敷地に、自然の趣がたっぷりで、紅葉を堪能した。太陽の塔と紅葉は不釣りあいに思えるが、どちらも心を惹きつける魅力がある。
 変わらぬものと、変わりゆくもの、残されるものと、消えゆくものだろうか。
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ユリカモメ

2006-11-25 22:53:24 | 日々の写真
 昨年12月の上旬に、伊丹の昆陽池に渡り鳥を見にいったときの写真。ユリカモメがアップで迫ってくるシーンだ。今年もそろそろ飛来してくる時期になってきたが、今年はどうだろうか。
 遠い旅からようやく辿り着いて、池に浮かび羽を休める光景は胸が熱くなる。「渡り鳥」という映画を見たときに思った。野生の動物が生きていくのは、文字通り日々命がけなのである。
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巣鴨とげぬき地蔵

2006-11-24 21:38:37 | 日々の写真
 先日片上五段の披露宴で東京に行ったとき、早めに着いたので、巣鴨のとげぬき地蔵に立ち寄って界隈を散策した。妻の話だと、とげぬき地蔵商店街は、老人の銀座と呼ばれているらしい。思っている以上に活気があって驚いた。
 線香の匂いがする境内は、お年寄りの人が中心で多かった。人間、元気なのが何よりだが、そうもいかず、どこか体に悪いところがあるもので、一病息災かもしれない。線香の匂いが心地よい。
 
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綾部 餅つき

2006-11-23 23:23:33 | 日々の写真
 昨年に続いて綾部のOさん宅に行った。餅つき、猪焼肉、猪鍋、松茸、きのこ、タコお造り、鯛塩焼き、焼き芋、パン焼き、コンニャク作り、ピザ焼き、贅沢で豊富なレパトリーの料理に舌鼓で、満腹になった。
 この写真は餅つきシーンだが、私は例によって「食べる人」に徹するしかない。
 豪勢過ぎてもったいない、明日も明後日も食べたくなった。「人間は食いだめは効かないからなあ」ゴクリの料理勢ぞろいだった。
 
 
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片上披露宴

2006-11-23 08:26:06 | 日々の写真
 11月22日(いい夫婦の日らしい)片上大輔五段と北尾まどか女流初段の披露宴が、東京渋谷の「リストタンテ ASO」で催された。
 11月11日の明治神宮での厳かな結婚式から日を置いて、今度は二人の門出を祝し、華やかな会場での披露宴だった。多数の人が集まって、おいしいイタリア料理を食べながらの宴で、印象に残る一日だった。
 あらためて、おめでとう!
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大阪の十三、お寺の猫

2006-11-21 21:55:46 | 猫のいる風景
 昨日、十三で映画を見ての帰りに散策していると、長安寺というお寺のお墓のてっぺんにポツンと座っている白猫がいた。逃げ出す素振りは見せなかったが、寄って来る気配もない。
 「何でわざわざお墓の上にいるんだ?」。「あんた達こそ、こんなところで何をしているんだい?」無言の対話が成立したかどうか、定かではない。
 ふてぶてしいような、、身奇麗そうな、奇妙な猫だった。
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三池 終わらない炭鉱の物語

2006-11-20 20:06:13 | 日々の写真
 大阪、十三にある「第七芸術劇場」映画館に「三池 終わらない炭鉱の物語」を見に行った。ノンフィクションの映画で、熊谷博子監督。
 ”三池炭鉱の歴史、それは戦前の囚人労働、強制連行、戦後の労働争議、炭鉱事故、まさに日本が歩んだ戦争と平和の道そのものである。そこで必死に生きた人の語り継がれる言葉、映像、これは過去を描いた作品ではない。”
 何故か懐かしい感じがするのは、当時、ニュースでデモ、スト、炭鉱事故が子ども心に焼き付いていて、母がよく歌っていた「炭坑節」や「がんばろう」のメロディーが耳に響いてくるせいだろうか。
 力がみなぎるような映画だった。
 
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通天閣界隈

2006-11-19 20:23:25 | 日々の写真
 去年の12月に通天閣界隈を散策したときに撮った写真である。これでもかこれでもかといった感じのけばけばしさ、底なしのエネルギーとでも言おうか。
 ここまで徹すれば、むしろ痛快なくらいである。何やねん、気取るんじゃねえ!そんな声が聞こえてきそうだ。
 私など素面なら気恥ずかしい光景だが、串カツ、てっちり、うまそうだ。
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村山聖のアパートの階段

2006-11-18 22:04:17 | 日々の写真
 何でもないアパートの階段だが、村山聖の住んでいた「前田アパート」の階段だ。昨年の今頃、宝塚ファミリー劇場主催で「聖の青春を訪ねてツアー」があったときに、管理している人に頼んで上らせてもらった。この写真はフラッシュを焚いているので明るいが、いつも真っ暗だった。村山君はこの階段をトボトボと昇ったり降りたりしていた。今はこのアパートには誰も住んでいない。
 月日が経つと記憶は薄らいでいく。この急なきつい階段は、まるで村山聖の人生そのもののように見えるのは、思い過ごしなのだろうなあ。
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赤穂城

2006-11-17 22:56:14 | 日々の写真
 12月になると、昔から忠臣蔵のドラマや映画が多かった。いわゆる元禄赤穂事件である。たいていは赤穂浪士の悲哀や義を描いたものばかりだが、この事件の真相は謎に包まれている部分も多い。松之大廊下の刃傷の原因、討ち入りまでの経過、幕府裁定の意味などだが、歴史には表と裏があり、永遠に真相がわからないからこそ長く語り伝えられてきたのだろう。
 史実に忠実に再現するとドラマの面白さが半減するが、一度見てみたいものだ。 事の善悪は後世に創作されたものも多いので、その捉え方でなく、リアルに再現するのも面白そうな気がする。
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赤穂にて

2006-11-16 22:57:06 | 風景を歩く
 播州赤穂に行ったときの写真で、子どもの頃に帰ったような風景だ。今の時代は明るく元気でなくてはいけない、暗くて地味なものいけない、負けてはいけない、落ちこぼれてはいけない、ああ、息苦しい。そんな完璧な人間がどこにいるのだろう。負けること、劣ること、暗い気持ちになること、そんな体験を積んでこそ、やさしさやたくましさが生まれるのにと思う。
 街角からこんな風景が消えてしまって、身奇麗で清潔な街になり、同時に人がどこかに消えてしまったような気もする。
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