森信雄の写真あれこれ

日々の生活や散歩、旅の写真を掲載しながら、あれこれ思いを語ります。

村山聖の笑顔

2006-04-12 20:31:58 | 日々の写真
数ヶ月前に写真を整理していて、村山聖九段と京都の詩仙堂にいったときの写真がいっぱい出て来た。1991年2月14日、京都で棋王戦があり、前夜祭の前に無理やり連れていったときのものだ。村山聖は被写体として魅力充分で、師匠命令でいやいやながらも、そのうちあきらめて自然な表情になった。
 村山君の笑顔を見ると、涙が出てくる。でもこの笑顔が私にとっても、大きな支えになるだろう・・
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8 コメント

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Unknown (大分のおじさん)
2006-04-13 02:09:40
村山さんの笑顔は本当にいい笑顔ですね。師匠の命令(?)でたくさん写真を撮っていて良かったですね。写真は残りますから。

「死ぬるとはいなくなること冬座敷」という句がありますが、彼はいなくなったんだなあと思います。
村山さん (kobecco)
2006-04-13 03:40:39
 村山さんの写真子どものような屈託のない笑顔がすきです。四段になったときの神埼さんとの一枚。大阪城の桜。そしてこの写真。村山さんはいなくなりましたが、多くの人に今もいるかのような強い印象を残しました。「今を生きろ、命を燃やして将棋を指せ。」と後輩たちを叱咤激励しているかのようです。
永遠に (ばらーず)
2006-04-13 08:43:17
魂とは?、生きる事とは? この村山さんの写真を見ると、うまく表現出来ませんが、心の奥深いところで考えてしまいます。小学3年の息子と家内も村山さんのファンです。休日にはよく、子供と村山さんの棋譜ならべをして遊んでいます。彼からのメセージを何か一つでも感じ取りたいですね。
大分のおじさん様 (モリノブ)
2006-04-13 13:32:11
 ふたりっきりで撮った村山君の写真は、大阪城と、この詩仙堂のときのしかありません。あとは数枚単位のものだけです。

 とっても貴重な写真になりました。今でもこのときの情景が目に浮かびます。

 月日が経つと、余計になつかしく、また切なく感じます。

 
kobecco様 (モリノブ)
2006-04-13 13:39:16
 村山君は表情が豊かで、写真を撮っていても飽きませんでした。

 このときも初めは嫌がっていたのですが、途中から観念したようで、素直な笑顔です。

 村山聖の将棋への執念は、後に続くものに伝わっていってほしいと思います。
ばらーず様 (モリノブ)
2006-04-13 13:52:52
 このとき、ひとりの女性ファンに「将棋の村山さんですか?」と声を掛けられて、村山君は照れながら「はあー」と答えていました。

 あるとき「村山君は目立つからなあ」と言うと「森先生は(ヒゲ面だったから指名手配のようで?)もっと目立ちますよ」と言い返されました。

 
お礼 (yukiko)
2009-01-28 10:57:59
無縁の世界の将棋のことに
ごく最近縁が出来、聖の青春を今日読み終わったところです。通勤途上の電車の中で終盤を迎え、森先生が
葬儀に向かう箇所から涙をこらえられませんでした。すばらしい師匠に
出会えて聖さんは幸せでしたと
心から思います。
この世に彼を送りだした森先生とこの本の著者大崎善生さんにお礼申し上げます。
yukiko様 (モリノブ)
2009-01-28 15:42:53
 聖の青春を読んでいただいてありがとうございます。あれから何年も経ているのですが、村山聖の存在にむしろ私が励まされているような気もしています。
 この本を通じて、村山聖の残した大切なものを多くの人に知ってほしいのと、これからも純な精神をみつめていきたいと思います。
 ありがとうございました。

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