あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

大阪活性化の道筋を早く決めて欲しい

2014-04-04 23:05:32 | Weblog
4月4日
 大阪市長選挙は辞任し再立候補した橋下徹氏が圧勝となった。
大阪都構想実現へ向かって走り出した橋下市長であったが、区割りと議員定数の議論になり道筋が彼の目指しているところと違ってきた。法定協を立ち上げそこで議論を進めてきたが、協議会のメンバー構成に変化が生じてきた。協力関係にあった公明党と維新の会との溝が深まった。維新の会は橋下氏が提案した区割り5区に賛成したが、大阪都構想に賛成であるはずの公明党がもう少し時間をかけて議論をしようとのことになった。
橋下氏はこの夏までに府・市の議会で賛同を得て、秋には住民投票を行い、来年4月には都構想を実現させたいとの構図を描いていた。というのは来年は府議会議員・市議会議員の選挙がありここで府知事の選挙を行い、都に持って行きたい。このスケジュールでないと彼の描いたことはできない。非常に焦っているのではないか。これを成功させ、あとは国政へ鞍替えすべき夢があるのではないか。
一方、維新のほかの野党は口には出さぬが、5区になると全体の議員定数も大幅に減るだろう。すると自分が次の選挙で当選するかどうか判らない。また自党のつぶし合いがある。
かなりの数の議員さんが失職する。おまんまの食い上げである。選挙前も選挙中も選挙後もこのことは与党、野党とも言わないがこのあたりが本音ではなかろうか。あのマスコミも言わない。閑古令がひかれているのかとも思われる。
 あれだけ他党をコッテンパンに揶揄っていた橋下陣営も選挙中はパネルを持ち出し都構想についての説明が多かった。
 投票率は最低の23%台。橋下氏への得票数は377,000票。白紙投票6万票。
自民、民主、公明、共産はこの選挙に大儀がないと候補者を立てなかった。もし、これらの党が候補者を立てていたら恐らく無党派層も含め相乗効果が出てかなりの投票率となったに違いないと思う。ただ負けると今回の場合は党に対するダメージは大きくなっただろう。
 第二次橋下内閣は大きな難問を抱え船出となった。ただ、どちらにするかは早く議会としての結論を出して欲しい。でないと世の中の変化は甚だしい。早く結論を出し、大阪活性化へGOしてほしい。ずるずる行けば行くほど大阪の浮上は先延ばしとなる。

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