地球がまわる！！

　本日は大晦日。永久に来ない2006年度は今日を持って、ジ・エンド。
昨日は大きな出来事があった。イラクの元大統領の死刑が執行された。日本時間の昼頃、そのニュースは世界を駆け巡った。死刑の控訴審判決が出てから4日後らしい。ものすごい速さの執行であった。イラクの法律では死刑判決が出て内閣が承認すれば1ヶ月以内に執行されなければならない。日本では考えられないことである。わずかに教育大付属池田小学校の児童殺傷事件のときの判決確定時の執行は早かったことは記憶に新しいが、他に記憶が無い。勿論、この事件は被告人が死刑執行を望んでいたからだ。

　なぜこんなに早く執行されたのだろう。まず考えられることは判決が確定しているので早急に執行し、短期間のうちに国内情勢を沈静させようとした狙いがある。
1ヵ月後と今とではかなり事情が違ってくる。1ヶ月もあれば何が起こるかわからない。フセイン派は何を仕掛けてくるかわからない。早く始末して早く反対派の出鼻を挫いたのではないだろうか。
　次に考えられることはあくまでも私見であるが、北朝鮮に対するアメリカのアピールかもしれない。6カ国協議による会議は開かれているがこのところに来て歩調が合わなくなってきた。アメリカとロシア、アメリカと中国、アメリカと韓国の関係がそれぞれ波長が合わなくなってきている。勿論、日本と各国との関係もスムーズには行っていない。一方、拉致問題の件は日米間である程度合意ができているが6カ国協議では他国からまないたに上らない。
　アメリカは北朝鮮の核兵器所持のこともそうであるが、人道の問題についてかなり関心を持っている。フセインは人権尊重をしなかったがゆえに攻撃され、拘束された人物である。金正日もその政策を推し進めている。日本だけでなく韓国を含め世界から拉致し各国の情報を仕入れている。そんな金正日にあなたも人権を無視し、アメリカを敵視すればこんな運命を辿るのだよと警告を発しているのではないだろうか。北朝鮮の行動が注目されるのである。
　2006年、さようなら。2007年が日本にとって、世界にとって至福の年になることを祈るのみである。
2007年、「あきお不定期日記」を益々充実させたい。そして「人の健康、社会の健康、地球の健康」を目標に美しい地球の実現に向けて船出しようではないか。

激動日本を駆け抜けた人々ー合掌

朝７時半起床。
　昨夜から３０日まで町内会の歳末防犯の夜回りである。３５０世帯が生計を営んでいる地区である。７時半会館に集まりお茶？を飲みながら談笑。８時と９時の２回住宅内を回る。「火の用心。マッチ１本火事のもと」。今、マッチは使わなくまたタバコをすわなくなった。言葉にも時代の移り変わりが反映されている。１週４０分かかる。大阪環状線の１周が４０分である。かなりの時間である。夕方からかなり寒くなった。焼酎をストレートでがぶ飲みし出かけた。しかし、この行事は良い風習ではないか。

　朝、テレビを見ていると今年天に召された方々について放映していた。
激動の日本をそれぞれの立場で支えていただいた方々である。漫画界の大御所加藤芳郎氏。演出家久世光彦氏、音楽家宮川泰氏、あの坂妻の子息俳優田村高宏氏、俳優岡田真澄氏、猶山節考などの世界的映画監督今村昌平氏、元総理で政界の玉三郎橋本龍太郎氏、国際的俳優で、あの世の研究か丹波哲郎氏、俳優藤岡琢哉氏、ペーソスな漫画家はらたいら氏、名女優岸田今日子女史、わが道をいった青島幸男氏等など。本当に日本の国づくりに貢献された。ご冥福をお祈りする。
　以上はみんな全国区で名前の知れた方々ばかりである。

　ここに紹介したいお方が一人いる。考古学者網干善教先生である。あの高松塚発掘の方である。関西大学の名誉教授であり日本の考古学に携わっている方なら知らない人は無い。専門が考古学という本当に地味な学問であり、派手に知らされることも無く淡々とお暮らしになっていた。日本考古学界の父である末永雅雄氏（故人）の愛弟子として共に日本の考古学を打ち立てられた方である。関西大学１００周年記念事業（20年前）の1つでインド政府と共同の事業「祇園精舎」の発掘隊長として20年ほど前に祇園精舎跡を発掘された。そう、平家物語の冒頭の有名な言葉「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」の祇園精舎である。小生は関西大学の校友会総会でこの発掘調査の模様を聞いた。過酷な調査に立ち向かう発掘隊の活動に感動したことを覚えている。

　地方にも真剣に物事に立ち向かう方々が非常に多い。マスコミも全国区の絵になる人ばかり追わずに地方の埋もれた方々の実績報道をもっと行ってほしい。でないと中々地方文化のレベルアップがはかれない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合　　掌

美しい日本作り！途中頓挫か？

午前２時起床。
　行革担当大臣辞任である。昨夕５時ごろ行革担当大臣のことについてブログの記事を書いていたときに辞任発表があったようだ。書き終わってテレビのスイッチを入れたときに辞任発表が放映されていた。すぐにホームページのニュースをアクセスしたがまだ画面には映っていなかった。

　やはりかなり厳しい」出来事で、隠しきれなかったのだろう。今回の行動は早かった。安倍政権が益々窮地に立たされている。末期的な状況となった。この大臣安倍政権実現の旗頭的存在であり論行功労賞で大臣になったといわれている。内閣を構成するときに論行功労で大臣にするとこんなことになる。

　時々今注目の人気のあるコラムニスト某氏のブログをみる。氏は安倍政権のことを「風船内閣」と呼んでいる。まことに的を得たネームである。
　そのブログでこの前大臣の問題はかなり奥が深く、根が深いとのこと。あともう一人疑惑をもたれている大臣がいるとのこと。そのもう一人のことが本当であれば安倍政権は持たないであろう。ジ・エンドであろう。政治は混迷し、社会はもっと乱れるのではないか。北朝鮮はここを突破口に益々日本を口撃してくるだろう。
美しい日本づくりはこれまたジ・エンドとなる。

　この一連の政局を影で操っている者がいるのだろうか。と思いたくなるようなことが安倍政権に起こっている。
安倍さんはこの際各大臣や政府委員などの身辺を調査したほうがよいのではないか。その結果よっては内閣改造を行い、専門家集団内閣を構成したほうがいいのではないか。小泉さんのように私情を挟まない内閣を作るべきである。
そして国民にとって必要な審議を優先させるべきである。年金問題しかり。教育問題しかり。財政・税制問題しかり。格差問題しかり。社会秩序問題しかり。防衛問題しかり。国民がやっていただきたいことは盛りたくさんある。それも一日も早くやらなければならないことが山ほどある。

　政局争いなどする時間は無い。国会議員よ、国会の無いときでももっと働け。そして汗をかけ。そして超党派でできることをもっと考えてほしい。国民の目線に立って考えればもっと超党派でできることがあるはずと考えられる。

　前にも書いたが安倍さんのDNAが一日も早く出てくることを願うのみである。
１年も持たない内閣などはいらない。

全部白状しなさい公務員さん！！

　朝２時起床、本日中にNPO法人の業務報告書などを大阪府に提出するための書類作り。６時書類ができあがり、７時２０分まで就寝。

　大阪府で裏金作り。大阪市職員の家賃、保育料不払い問題。行革担当大臣の政治資金問題。でるわ、でるわ行政マンの悪行。どないなってんのん。

　フーちゃん,「情けない」とのたまう。情けないでは済まされへん。あなたが責任者ですもの。４６７０万円。もっと出るのと違いますやろか。この際徹底的に調査いただきたい。それも庁内調査でなく、第３者機関（弁護士、警察、検察官、会計士などで構成）を設置しなさい。その結果を隠さずに府民の前に出し、携わっていたものの指名を公表し、厳正な処分と裏金の返還を徹底し、もし払えなければ知事が返すべきである。そのぐらい腹が立つ。丸く治めようと絶対してほしくない。
熱海市長のように隠さない精神が必要です。
　府会議員もだらしが無い。府民のお金の管理は超党派でやれるのではないか。
何をしておったのか府会議員。そして監査委員。こんなこともやれないようでは府会議員失格。もらった歳費返還すべきではないのですか。

　次に大阪市。なんで日本一高い報酬をもらっているのに、保育料、家賃が払えないのですか。本来市営住宅に入らなければならない人々ですか。こんなんはじめて聞きました。大阪市の職員は市営住宅に入れないのと違いまっか。高級ですもの。
時々大阪市の地下食堂で昼食しますが、安くて量があり美味しい。昼時かなりの職員が外へ出る。昼から豪勢な食事を取っているのではないですか。
我々には払え払えと口うるさく言う。これが公僕の姿ですか。
関市長。何考えているのですか。地下鉄検査場をまとめる金の生まない地下鉄道作ってどうするのですか。それも１００億円ですよ。１００億円あればもっと市民のためになることをしようではありませんか。
　太田さんにしても、関さんにしてもご就任以来拍手を送れることは何一つ無いのではありませんか。これという実績は無いでしょう。大阪の老舗武田薬品にも見捨てられたのと違いますか。
こんなことで何のメリットもないサミットを関西に誘致してもあきまへん。京都や兵庫からもブーイング。今、京都や、兵庫のほうが元気ですよ。

　行革担当大臣さん！あなたもやってましたのですか。行政の改革を推進する立場の人が・・・。また、安倍さんの支持率を下げる原因を作りつつありますね。うそを言わずにはっきりと早い機会に結果を報告すべきです。安倍さん可愛そうに影で泣いていますよ。あなたをはじめ国会議員を改革してください。

明日は御用納め。公務員にもプライバシーがあるので、きつくいえませんが、年末年始は酒飲んでくだを巻いている時間があれば将来の日本について考えてよね。来年からもっと謙虚になり、国民のよき公僕となってください。

　これを乗り越え美しい日本の国づくりをいたしましょう。

感動！２題

朝３時起床。昨夜は１０時就寝。
きのう朝、大阪では４チャンネル、みのもんたの「朝ズバ！」を見た。

一昨日の有馬記念（中山競馬場）の様子を報道していた。
ディープインパクト号の最後のレースである。

　日曜日の３時私もテレビに釘付けになった。２５００メートル。中山競馬場を約２週である。余り競馬には興味が無く、馬券も年に数回しか買わない（１回１０００円から２０００円程度）私が出走前からかなり興奮していた。テレビはパドックの様子が映し出され、解説者とアナウンサーがディープの調整状態を話し合っていた。そんな興奮をよそに出走馬１４頭はゆっくりとパドックをまわる。ディープも落ち着いているように映し出されている。その後、１２万観衆で超満員の馬場へ。天才ジョッキー武豊騎手が騎乗している。この名コンビで２年間で１１勝をあげた。場内はどよめきとディープコールがものすごい。
３時２０分有馬記念はスタート。ディープは後ろから３番目をキープ。いつものパターンである。２週目の３コーナーから上がっていく。４コーナーから一気に仕掛けた。ぐんぐん前に出る。直線に入りスピードをあげる。まさに飛んでいるようにみえる。圧倒的な強さでゴールイン。感動！感動！感動！
みなが言うようにディープ感動をありがとうである。不世出の名馬は何事も無かったように最後のレースを終えた。

　次に朝ズバは癌で余命１ヶ月という女性ジャズシンガーのコンサートを放映していた。２歳から病に倒れ、入退院を繰り返しながら三十数年間生きてきた。自分のとった進路はジャズシンガーだった。この秋口に入って余命１ヶ月と宣告される。
今までお世話になった両親や友人知人に感謝をこめてコンサートを開催するとの計画。点滴の用具を背中に背負っての練習である。こんな情景かって見たことが無い。余命１ヶ月と宣告されれば私ならどうだろう。打ちひしがれて何もしたくなるだろう。本当に強い性格である。
コンサートでは１４曲を熱唱。終ると父に飛びついた。親子の絆が固く結ばれた。感動！感動！感動！みのもんたが泣いている。コメンテーターは言葉にならない。気がつくと私の目にも涙が一杯。彼女はコンサートが終ってすぐ入院した。奇跡が起こり彼女が元気になることを祈り願うばかりである。

　このような番組をもっと増やすべきである。誰と誰が結婚したとか、離婚したとかそんな番組よりも子供の教育上いいのではないか。自分で命を落とす人が増えている現在、このような感動の番組を増やすことがマスコミの一つの使命ではないだろうか。