あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

厚生労働省元局長事件傍聴記

2010-01-27 23:45:45 | Weblog
 1月28日(木)
 昨日、厚生労働省女性元局長の裁判の初回公判が大阪地方裁判所であった。
小生は久しぶりに大阪地方裁判所に傍聴に出かけた。この裁判は知名度抜群で、傍聴希望書が多く抽選で傍聴者を決めることであった。予めパソコンで内容を調べ抽選券配布の直前にその場所に行った。すでに多くの傍聴希望者が集合していた。テレビ局、新聞記者などの報道関係者も取材していた。午後1時に抽選発表があり、小生も運よく当たった。
法廷は201号大法廷。刑事事件で一番大きな法廷である。ちなみに民事事件は202号が一番大きい。法廷に入ると、既に公判検察官2名、弁護人5名が着席していた。場内撮影用のテレビカメラが設置されている。小生は前から2列目の右側に着席した。記者や傍聴者も入り傍聴席は満員となったところで、裁判所の職員からの注意事項と2分間の場内撮影があるとの説明があった。場内がシーンと静まり返ったところに3名の裁判官が入廷した。そして、写真撮影。写真撮影が終わると被告人である元局長が入廷した。いよいよ戦闘開始である。裁判長から促されて被告人が答弁台に立つ。人定尋問である。名前、職業の確認の後、黙秘権の説明が裁判長からあった。
 検察の冒頭陳述が始まった。事件に経過や起訴事由が述べられる。被告人は配られている冒頭陳述書を食い入るように読んでいる。表情ひとつ変えない。凛々しさが感じられる。流石キャリアだなあと思った。次は、被告人の陳述である。元局長は私は無罪ですときっぱりと述べる。そして用意してきたペーパーを読み上げる。逮捕から保釈まで一貫して無罪を主張してきた元局長。無罪の自信が漲っているようである。そして、弁護側の反対陳述である。主任弁護人が検察の冒頭陳述のことごとくひっくり返す。この事件は検察のつくった間違ったストーリーであり、判断であり被告人は無罪である。一日も早く無罪判決を出して欲しいとのべ反対尋問は終わった。
その後、証拠採用の経過などについて検察側、弁護側が説明し、今日の審理は終わった。
6月21日の結審までに23回の公判と11人の証人が出廷する。
ここで注目したいのは、元係長の供述が180度変わるという予想が出ている。
何故供述を180度覆すのか、今後の裁判の推移を見て行かねばならない。
被告人がきっぱり言うように無罪になるのか、それとも検察の説明のようになるのか今は神のみぞ知るである。しかし、元係長の証言でかなり影響がでてきそうである。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小沢問題は当面検察に任そう。

2010-01-26 01:08:26 | Weblog
1月26日(火)
 国会は補正予算の審議が行なわれている。
極力テレビ中継を見ているのだが、鳩山、小沢問題に集中している。国民が望んでいる補正予算を早く成立させ、熱い血液を注入しないと。社会生活は脳梗塞寸前である。
自民党はここぞとばかり小沢問題に集中しすぎている。本来は経済をよくするための補正予算審理のはずが、自民党の若手が小沢問題に集中質問をすればよいと思うのだが、自民党の党首や三役までがが小沢問題に質問時間の大半を費やしている。質問することはもっと他にあるだろうといいたい。選挙で負けたことの反省が全くみられない。自分達で決めた定年制の抜け道をくぐって老体が立候補する。野球チームに加わり、自分はまだまだ若いのだとアピールする。表面上は元気はつらつだが、帰って玄関に入った途端、バッタンキューでないのだろうか。想像するだけでも笑いが止まらない。また、鳩山首相を攻撃する前に、何故弟の邦夫氏をもっと早く事情を聞き処分しないのか。党は変われども邦夫氏も同じことである。やっと、大島氏が邦夫氏に事情を聞いたとのことである。遅きに失する。民主党に自浄作用が無いとはやし立てるが、自民党も自浄作用が無い。こんなことをやっていれば自民党の再生は中々厳しい。
 小沢問題は今、検察が捜査を行っているのだから、検察に任すべきだと思う。小沢氏は説明責任を果たすべきだと自民党が言いまくり、マスコミが書き立てる。ましてや小沢氏は被告発人であり、被疑者の一人である。先週の検察での事情聴取でもそのような身分での聴取であった。被疑者がべらべらしゃべることは出来ない。お互いに捜査の秘密は護らねばならない。過去においてもそうであった。4時間半に及ぶ事情聴取のあとで小沢氏はよく会見を開き説明したと思う。小生、何も小沢氏を贔屓にしているものではない。彼が断固戦うと言ったのも、彼には後が無いからである。3人もの秘書たちが逮捕され取調べを受けているのである。その上彼も疑いがかかっている。3人のうちの一人でも起訴され、その共犯とのことになれば重い荷物を背負っての茨の道が続く。彼が検察と徹底的に戦うといったのは、最高裁まで戦うとのことではなかろうか。途中で認めてしまえば政界から消えざるを得ないのである。こう述べるしか方法は無いのである。小沢一郎氏は小沢一郎氏の思い描いた人生がある。この思い描いた人生を誰も否定することは出来ない。その人生が間違った方法で実現しようとした場合はその間違いを正すシステムがある。そのひとつが検察である。日本国憲法に基本的人権の条文がある。そこには何人たりとも犯すことが出来ないと記されている。
今、小沢問題は検察に任そう。それより、早く熱い血液を日本に注入してほしい。頼みます国会議員殿。
 
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

交流会の紹介

2010-01-22 00:55:59 | Weblog
 1月22日(金)
 1月19日、小生が事務局を担当している交流会の第35回目の定例会があった。
4年前に小生を入れて7人で創設した交流会であり現在13名の会員で構成されている。奇数月に開催している。座長は関西財界の重鎮Y氏。代表世話人は元Kテレビ局の解説員室長のI氏。地方新聞社社主のY氏。証券会社会長のO氏。医学博士で元仏教系大学学長のY氏など多士済々である。女性会員も3名参加されている。会員はあまり増やしたくないとのことであるが徐々に増えて現在13名になった。
出席率はよく、O会長などは他の行事をキャンセルまでしても当会の例会に出席してくださる。Y座長もあまたある会合より当会の会合が待ちどうしいとのことである。案内状を出した数日後には出席の通知をくださる。「出席させていただきます。」と丁寧な言葉をつけてである。例会が終わりかえり際には先方より握手を求めてきて「○○さん。いつもご苦労様です。」と労をねぎらって下さる。こちらは恐縮することしきりである。
 話題はその時々の世相である。今回は、JAL問題、景気問題、政治と金の問題、沖縄基地問題をはじめ色々な話題が出た。証券会社O会長などはJAL株何万株とお持ちのようである。優待割引券も何十枚と持っておられる。この会長には昨年お世話になった。大相撲春場所の砂被りの西溜りに招待をうけ、NHKテレビで小生の姿が2時間全国放映された。
地方新聞社社主Y氏は鳥取県ではシェア90%をほこる新聞社を経営され、大阪の地方紙(夕刊のみ)を買収し、日刊紙に変え大阪唯一の地方紙目指して頑張っておられる。娘婿が参議院議員でこれから夏にかけて大変である。この御大、洋服会社も経営されている。2年前かなりお安い値段で背広を新着した。特に、今回政治と金の問題では議論が伯仲した。
何はともあれ今の日本は元気がなさすぎるとの結論に達した。
 座長のY氏はいつも静かに目を瞑りながら聴いておられる。意見を求められると言葉は少ないが的を得た回答をされる。流石である。
 食事をし、ビール、ワインを飲みながら時はすすむ。時の経つのも忘れ2時間の会合はTHE ENDとなる。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政治と金の問題より予算の早期の成立を

2010-01-15 23:41:34 | Weblog
 1月16日(土)
 ついに小沢一郎幹事長の元秘書で現衆議院議員の石川氏が逮捕された。
小沢氏が検察の執拗な出頭要請を頑なに拒んだ末だろう。昨日、検察は業を煮やして強制捜査にふみきり、小沢事務所を始め、大手ゼネコンの鹿島など関係先を捜索した。当の石川議員も連日の任意の事情聴取で疲れ果てたのであろう、最後は涙ながらにここから先は小沢先生と相談しなければ言えないといったそうである。
小沢氏は名古屋、大阪に出向き何もなかったような態度を示していたが、精神的な緊張感は極度に達していることだろう。
市民団体が起した告発とのことであるが、検察を動かし大きなうねりとなっている。
月曜日からは通常国会が開会され我々国民にとって必要不可欠な予算の審議が行われる。
当初、検査は国会運営に成るべく支障をきたさぬよう、早くから小沢氏の任意の事情聴取を要請していたが、小沢氏がこれに応じなかったため国会開会中ではあるが操作を続行するとのことである。
政治と金の問題は国会議員同士の問題であり、いち早く予算の審議に入り早期に成立させ執行に写してほしい。
その後、この際政治と金について大いに議論をして政治と金で国会運営が停滞するようなことの内容な法律案の改正を行なってほしい。
マスコミもこの問題を面白おかしく報道するのではなく、危機感を持って報道して欲しい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年は国民のための政治を

2010-01-12 11:55:15 | Weblog
1月12日(火)。
 本年最初の連休も終わり、大阪ではこれが終わってから新年の活動が始まるという「えべっさん」も終わりました。
いよいよ2010年が本格的に始動いたしました。
我が家でも10日の本恵比寿に一番近い恵比寿神社にお参りしました。この日は小生の歩き初めで一日14000歩でした。11日には鏡開きを行ないました。妻が善哉を作ってくれました。いい風習ですね。このような風習、時代が変わっても受け継がれたいものですね。
 小生も本日から本格始動です。先週、年2回発行している個人通信の原稿も書き上げ16日送信の準備も完了しました。
 18日からは通常国会が始まります。政治と金の問題、外交問題などいろいろあるでしょうが、まず早期に予算を通して、国民の生活を守る施策を一日も早く実行に移していただきたい。政治と金の問題はそれからでもよい。何から先にしなければならないかをよく考えて欲しい。鳩山(由)・小沢・二階・鳩山(邦)その他を国会で参考人尋問、証人尋問することも必要かもしれないがそれより前にアップアップしている主権者である国民のためにすることは山ほどある。
国会議員や官僚さんは誰が一番偉いのかを胸に手をあてて考えて欲しい。
既に考えていただいているとは思いますが、昨日夜の「たけしのテレビタックル」という番組を見ていてそのように感じた次第です。国民不在の政治が行なわれないか心配なのです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする