あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

さらば船場吉兆!

2008-05-29 22:04:13 | Weblog
 またまた「船場吉兆」についてです。
 ついに廃業となった。新社長の下で再建に取り組んできた「船場吉兆」が昨日で営業を停止した。女将は涙ながらに「・・・の上にあぐらをかいていた。」と記者会見で述べていた。廃業に踏み切った原因は使い回しが表面化したことだ。従業員は全員解雇。テレビで本日の「船場吉兆」の模様が放映されていたが、中はうかがえなかったが、その中から奇声が発せられた。うめき声ともとれるなんともいえない声であった。さぞ、従業員の明日からの不安の表れであっただろう。
「船場吉兆」は破産手続きを開始し、配当が確定しその幕を下ろすことになる。
関西財界をはじめ多くの上流階級に保護されていた店であった。小生の事務所もこの近くにあったので度々店の前を通った。夕刻にもなると、黒塗りの高級車が店の前に停車する。すぐ店から数名の仲居さんが出てきて深々と頭を下げる。高級車から降りたお客は仲居さんの案内で店の中に消える。こんな光景何百回とみてきた。この店の中で素晴らしい器に盛られた高級食材を口にいれ、高級酒を飲み芸子さんの踊りを鑑賞する。それに引き換え小生は書類の入った古いカバンをかかえ、少しの糧を得るために汗を掻きながらそそくさと店の前を通る。「畜生!一度でいいからこんな場所で一時を満喫したい。」そんな思いの繰り返しであった。
 小生から見れば雲の上の料亭である。経営者もさぞ厳しい人だろう。この事件が最初表に出たとき「なんでや、あの吉兆が」であった。その後は報道されている通り、人を馬鹿にしたような行動の数々。民事再生法の適用がなされ、そして使い回しが発覚、信用が怒涛のように崩れていった。
本当になるべくしてなったとはこのことである。
よく言われるように、上昇気流であればあるほど稲穂のように深く頭をたれることが必要である。頭をたれることの出来ない経営者は最後には退出しなければならない。そして、成功すればするほど相手への思いやりの心を忘れてはいけない。
「船場吉兆」問題でその感を強くしたものである。

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思い切った政策の実行を・・・・

2008-05-24 19:54:11 | Weblog
 舛添大臣が久しぶりにテレビの画面に登場した。今、議論されている後期高齢者医療制度のついての放送で出演していた。このごろ出てこないので大臣に嫌気がさしたのか病気のどちらであろうか心配していた。年金問題も今社会保険庁のほうで作業が続けられており、この推移を見守るしかない。後期・・・については6月15日の会期末までに結論を出す方で審議されている。この問題については舛添さんも本心は反対ではないのだろうか。民主党の議員がそんな発言をすれば、舛添さん笑ってらした。その顔の表情からみてそう思った次第である。
 大阪府に目を転じると府政改革プロジェクトチームが大阪府職員の給与体系がかなり変わり大幅ダウンと言うことである。全体で350億円の減少である。特に知事をはじめ3役の給与が大幅ダウン背ある。府労働組合との話し合いはかなり難航するだろう。聞くところによれば大阪府の基本給与がかなりダウンするとのことである。しかしである、基本給の部分は低くなるが、手当てが多いらしい。何種類もの手当てがあるとのことである。この部分の変更はしないのではないか。
それにしても年間350億円の削減は多いのである。これが実行できれば大したものだ。橋下知事に期待する。

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日常雑感

2008-05-23 14:25:11 | Weblog
今週も超多忙であった。3月決算期の2法人の確定申告書を税理士と作成、労働者派遣事業の調査立会い、建設業新規3件の依頼者との打ち合わせと役所への打診、相続の資産調査その上来月6月21日の「ふれあいの心コンサート」のチラシとチケットが出来上がってきましたので発送作業本当に大変である。

 昨日、夕方から高槻に向かい仕事を済ませ帰宅が午後10時。本日は朝9時から調査があるので4時おき、書類をチェックし8時前に家を出る。調査がスムーズに行き1時間のところ20分で終了。一旦帰宅し、10時半近くの喫茶店で昼食をしながらコンサートの協賛金依頼先の打ち合わせ。今やっと息が付けた。午後4時には家を出て大学時代の先輩の開業50年の記念コンサートのお手伝いに向かう。帰って生きて関与先の決算書の作成である。
 この年になってこんな忙しい日は身体にこたえる。しかし、頭脳にかなり負担がかかるがなんか充実感がある。小生の近所に中学の同期が5人いる。彼らの姿を見ているとかなりの差があることに気づく。ラジオ体操の指導員をしたり、ゲートボールの役員になっているひと。やはり若々しい。家でお酒を飲み、夕方になると犬の散歩のお手伝いをしている人。一度に老け込んでいる。どちらがいいかは本人が決めることではたからとやかく言えないが、やはり前者の方が見ていて明るくなる。
 小生も他人から見ればどのように思われているか知らないが、生涯現役として目標を決めたのであるからそれにしたがっていこうと思う。
昨日の病院の血液検査では、少しずつ糖尿が進んでいるとのこと。反対に血圧の方は安定してきているとの診断であった。
 なにはともあれ元気で過ごし、この世での仕事を終えれば誰の世話にもならなく一人で消えるごとく召されたいものである。その日が来るまで社会への貢献を行いたい。

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オリンピック後の中国を危惧

2008-05-21 07:15:40 | Weblog
 中国四川省の大地震は時が経つにつれその規模は想像もできないものとなった。マグニチュード8.0あの阪神淡路大地震の30倍とのことである。壊滅的な打撃を受けた村々。中学校の地震前と地震後の写真がテレビで映し出された。はつらつとした元気な姿で写っていた中学生のグループ。その7時間後にはほぼ全員が死亡したとのことである。将来を嘱望されて一番人生で楽しいとき。どんな思いでこの世と決別しなければならなかったのであろうか。それを思うとき胸にジーンときた。涙を流さずにはいられない。土砂崩れで川がせき止められ地震湖が出現、村は埋没するとのことである。死者は5万人に達する模様。また、被災者は1000万人とのこと。日本の人口の8%である。
 中国政府も何から手を付けていいのかわからないと思う。3ヵ月後には北京オリンピックが開催される。本音は中止にしたい心境ではないだろうか。
ここに来て中国はご難続きである。毒入り餃子に始まり、大気汚染、チベット問題、聖火リレーの問題そして今度の大地震。中国が北京オリンピックの誘致に決まった時、まさかこんなことにはなろうとは考えてもなかったであろう。中国の威信にかけても北京オリンピックは行うだろう。その跡が問題である。一挙に膿が出てくるのではなかろうか。どんどん経済発展してきたものが一挙に爆発するのではないだろうかと危惧する。上海の博覧会まで持つかどうかわからない。
中国がこの道を辿れば世界に影響を与えかねない。
被災民の救出と中国経済が下落しないことを願うのみである。

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危機管理を急げ

2008-05-20 02:10:39 | Weblog
 なんだかバシッと決まらないこのところの日本です。経済も、政治もなんか茫洋としている社会ではありませんか。嵐の前の静けさと言うのはこのことでしょうか。7月には洞爺湖サミットが開催されます。警備は大変です。私の頭の中にふとこんなことが浮かんでいます。各都道府県の警察官が北海道に集結するでしょう。
そうすれば各都道府県の治安が手薄になってくる。その手薄なところを狙い犯罪が起こらないだろうか。テロが発生しないだろうか。本当に心配です。テロ特措法のお陰で日本もテロの標的になったのです。治安の良い日本と言えど今後は常に警戒心を持って日々の行動をしなければならない社会となってしまいました。
日本は島国だからまずこんなことはないだろうと思うのは昔のことです。
早急に危機管理の必要があります。
警察庁や防衛省の皆さん、ご苦労ですが今一度日本国民のことを思い治安の維持と防衛に尽力いただきたいと思います。
兎に角危機管理体制を急ぎましょう。
洞爺湖サミットで地方が空にならないようお願いする次第です。サミットも無事終わることを念じておる次第です。

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