観・環・感

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感じる事を書いています。

神社詣で(熱田神宮)

2017年01月08日 | 映画・テレビ
元旦、最初に行った神社が名古屋市熱田区にある熱田神宮。


熱田神宮ある熱田の地は、古来より「蓬莱島」の名でも呼ばれており、鎌倉時代の書物にも記されている。これは古来より年魚市潟(あゆちがた)に
面し、樹齢千年を越える、老松古杉の生い茂る熱田の社が海に突き出る岬のように見え、巨大な亀の甲羅上にあると例えられたことから、熱田神宮の
ことを不老不死の神仙の住む蓬莱島に擬せられたからであろうとされている。
「熱田神宮公式ホームページ」によると熱田神宮の主祭神の「熱田大神」とは、三種の神器の一つである草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を御霊代・
御神体としてよらせられる、天照大神のこと。
天照大神は、皇室の御祖神とも至高至貴の神とも仰がれ、人々にいつくしみの徳をあたえられる神。熱田神宮の相殿神は、草薙神剣とゆかりの深い
神々の天照大神、素戔嗚尊、日本武尊、宮簀媛命、建稲種命の5神で、宮簀媛命、建稲種命は尾張氏の遠祖として仰がれる神。(宮簀媛命は、日本武尊
の后、建稲種命は、その兄で日本武尊の蝦夷征伐に副将として従軍)


「お清水」の立て札
熱田神宮には楊貴妃についての伝説もある。中国の唐の時代、玄宗皇帝が日本侵略の隙をうかがっていた。そのことを知った日本の神々が集まり、
対応策を話し合った。熱田大明神を絶世の美女の姿に変身させて、刺客として玄宗に近づき、その美貌で日本を侵略させないように玄宗をたぶらかす作戦。
当初、作戦は成功していたが、やがて正体がばれ、後に殺された。楊貴妃に変身していた熱田大明神の魂は、熱田の地に戻ったというもの。この后の伝説
に因んで、清水社に楊貴妃の墓が建てられたが、1686年の遷宮の際に取り壊されたと言われている。


正面の石塔が楊貴妃の墓の一部ともいわれている。この石塔に手前の柄杓で三度、湧き水をかけると願いが叶い、水で目を洗えば目が良くなり、
肌を洗えば肌が綺麗になるといわれている。


願いは?